This is POP!! | ©gaburu
2009年07月'09.06
30
夕方、大家氏とウォークスルー。特に問題なく、鍵を返して終了。借家だけど、4年間の思い出の場所...というよりここ1週間ちょいで磨き上げたからなあ...少し感傷的になるのであった。残るはゴミの山
29
Black Moth Super Rainbow @Jay Pritzker Pavilion, ChicagoTobacco of BMSR昼食時のダウンタウンは千年紀公園へ、ブラック・モス・スーパー・レインボウ無料コンサート(駐車場代に$22かかるけど)。予習で新譜を聴いて以来、一寸ハマって過去作から聴き直したりしてたんだけど、さてライヴは如何...前半は、その新譜中心、ほぼアルバム通りにポップな感じで一寸拍子抜け...が、後半じわじわと盛り上がってきてステージ前は黒山。想像してた程エキセントリックな所が無かったのは残念だけど、紅一点(実際にはドラムも女性だが..)シンセ担当/セヴン・フィールズ・オブ・アフェリオン嬢可愛過ぎるので良しとする。ソロ・アルバムが秋に出るらしいよ。

短期滞在アパートに移動。家の片付けもほぼ終了。電気、ガス、電話、ケーブルTV/インターネットも解約手配済み。チケットも届いたし、7月半ばの休暇までもう少し。
28
家の掃除、終わらず。疲労困憊。
27
家具と最後の航空便出し。家の中はカラッポ...とはならず、残り物を色々処分して回らねば。古本屋の買取は再来週ぐらいなら可ということ。とりあえずホテルに移るので、出張帰りの洗濯物にアイロン掛けして荷造り。面倒なことであるなあ。
26
搭乗最中に始まった雷雨のお陰で、機内で約1時間待機。いや1時間ですんで良かったったす。離陸後高度を上げる中、外を覗けば市街を覆う雷雲の中に稲光。

シカゴに戻って、F嬢に再見(トロントで一泊後、今朝シカゴ入りして明日帰国)。元気になった様子で一安心。
25
部屋の電話に起こされる。外はまだ暗い早朝4時過ぎ。日本からの出張者の一人、新人女性F嬢が嘔吐が止まらず部屋で動けなくなってるという上司氏からの連絡。着替えて彼女の部屋に急行すると、一応嘔吐は治まったけど「動けない」と死にそうな声。フロントへ連絡、救急病院行きの手配をしてもらって、付き添い。トロントで早朝ERを体験。シカゴから来ているH氏に6時過ぎに交代してもらって、残り二人とタンパへ向かうため7時にチェックアウト。

夕方、訪問先の社長氏と寿司。途中ブラックベリーの着信メールを確認した社長氏が「マイケル・ジャクソンが死んだって」。一同(ワタシも)絶句。
23
トロント。今回はパスポート忘れずに無事到着。
21
iPhoneのソフトウェア3.0、使ってるのはもう直ぐ2才の2G機なんだけど、擬似GPSの精度が格段に向上したような気がする(表示の仕方のせい?...前は絞り込みエリアを円表示だったのが、地点表示に変わった)。色々改善された(コピペ等)のに、あと2ヶ月ほどで電話としては使えなくなるんだよねえ。ドコモから出てくれればいいのに。こっちで3G S購入解約して持って帰って、ドコモのSIMで使うという手もなくは無いけど、非WiFiだとGPSやtwitterができないんじゃなあ。
20
V5+2のレコーディング・ライヴ@Green Mill、2日目。90号が事故で渋滞してたお陰で結構ギリギリの到着。土曜日だし、8時開演だし、既にかなりの混み具合。「そこの折り畳み椅子使ってもいい?」と訊いたら、一寸待ってと案内されたのは、ステージ齧り付きど真ん中...目を上げればヴァンダーマークの顔って席。ミュージシャン達が聴いてるのに一番近い音が聴けるわけだから、これはもう最高の位置、で最高の演奏。1セット約50分を3セット、選曲は昨日と同じ(順番は違う)だけど、むしろ短く感じるくらい(今日はヴィーク氏を多めにフィーチャーしたアレンジだった気がする)。ライヴ盤リリースが待ち遠しい。

終演後、"隠れ家"での知り合いマット君と、音源交換の話をする。面白いもの一杯貰っちゃった。こっちは頻繁に通いだしたの極最近なんで、なんか悪いねえと言いつつ、彼は昨日あげた先日ESSでの録音が甚く気に入ったらしい。
19
Vandermark5 +2 w/magnus broo, haavard WiikVandermark 5 +2 w/Magnus Broo, Haavard Wiik @Green MillVandermark5 +2 w/Magnus Broo, haavard Wiik雷嵐の中(途中数箇所、信号機が機能しなくなってるところが)、久しぶりに老舗Green Millへ。マグナス・ブルーホーヴァール・ヴィークの二人が加わった特編版ヴァンダーマーク5のレコーディング・ライヴ。シカゴに4年居て実は初めてのV5、レコードで聴くのとはメリハリが全く違って感じたのは書き下ろした新曲のせいか、録音ゆえの気合と緊張感か、何よりブルーが入ったことで管構成の自由度が格段に上がってる。ロンバーグ・ホルムのチェロも今まであんましピンと来てなかったんだけど、これも要所で巧く機能。とにかく月曜日に北欧組み二人がシカゴ入りしてから、新曲/持ち寄り含め数日でここまで作りこむんだから(しかも北欧組みは別組で水木と、夜はライヴだったし)、凄い人たちだよねえ。ライヴ盤、これは傑作になるんじゃないでしょうか。
18
昨晩結局2セット観たんで、帰り着いたら午前様。それからしばし眠れず2時頃漸く眠りに入り、5時半には目覚ましが鳴る。身支度して、オタワへの日帰り出張のため空港へ...6時半前には端末にてチェックイン、「パスポートを読み取らせてください」..........。すっかり忘れてた。 そんなわけで、今日は図らずも事務所仕事に充てる一日。眠いー。

The Ghost Rest (Dan Bitney/Matt Lux/LeRoy Bach/Nat Ward) at the Hideout眠い..眠いが連荘HideoutThrill Jockeyの若手"Pit Er Pat"の前座にダン・ビトニー始めシカゴ派ポスト・ロック人脈の面白どころ四人..マット・ラックス(b:同位体217など)、ルロイ・バッハ(g:exウィルコ)、ナット・ワード(synth:不詳)が集結。ビトニー氏のヒップホップなドラムを軸に、ノンストップの好き放題ポストロック・ダンス音楽。変調ボイス使ったりして気楽に音遊びしてる風情が好いねえ。感触としてはバトルズ辺りに通じるかな。一方メインのPit Er Patは、マシンビートにパーカッション男子とギター/ボーカル女子。フロアは一杯になって踊ってる娘も一杯居たけど、3曲ほど聴いて退散。$8、前座で十分元取れたからいい。
17
Frank Rosaly plays w/Magnus Broo at the HideoutMagnus Broo w/ Jeb Bishop, Nate McBride, Frank RosalyHideoutマグナス・ブルーを囲む会的四重奏...w/ビショップ(tb)、マクブライド(b)、ロザリー(dr)の2セット。基本的にシカゴの3人にブルーが入るという構成(入り口探して立ってる風情になることが時たまあり)。出だし一寸バランス悪かったんだけど、流石は手練の即興師たち、すぐに濃密なインタープレイに入る...ブルーが時折挟むベタなメロディからの展開が面白い。いや一番良かったのはフランク・ロザリーのドラミング。以前見たときはまだ即興が板についてない感じもあったんだけど、今や完全に自分のスタイルを作り上げてるね。メインの2管よりそっちに釘付け。
演奏後、物販入手したCDにブルー氏のサインを戴く。「そういえば、以前あったことあるよね」「2年前のグリーン・ミルで...」「ああ!」...実際に思い出した顔がワタシだったかは判らんけど、なんか嬉しかったす。
15
ヴァンダーマークのtwitterで知ったんだけど、米国のヴァージン・メガストアって昨日が店仕舞いだったんですね。タイムズスクエア店なんて出張の度に(宿が近いこともあって)よく行ったもんだけど。でも最近は、めぼしい物があればamazonの価格チェック後通販が殆どだったしなあ。RIP.
14
外は快晴、気温は20度ちょっと。先日のアダジービッツ・トリオのライヴを聴きながら引越し準備中。"Garden"と紹介してた曲がかなり気持ちよい。先月使ってなかったミニコンポをベッドルームに持ち込んで以来、フツーに部屋で音楽聴くのが愉しいんだよね。特にライヴ録音は臨場感が違う。引っ越したら(日本に帰っても)当分お預けだなあ...。

レイカーズがファイナルを4-1で制す。マジックじゃ力不足だったか。
13
昨晩のDCからの帰りが遅かったので朝寝したかったんだけど、ジョンの引越し手伝い。離婚した奥さんが家財を殆ど持ってったので、荷物の数は多くないが、トレーニング機器が結構重い。んでも、1時間くらいで終了。

Jon Mueller's Physical Changes w/ Fred Lonberg-Hplm, Dan BurkeDoug McCombs/David Daniell Duo夜は再びHideout。ダグ・マッカムスとデヴィッド・ダニエルのデュオ。前座其一のピッツバーグから来たギター・デュオは特筆する所なく(もう少し練ろうよ)、期待は、続く前座其二...ドラムスのジョン・ミューラーにギター/エレクトロニクスのダン・バ-ク、チェロのロンバーグ-ホルム。ハイハットとバスドラ中心の反復ビートと二人のノイズが重なり轟音と化す。爆音ノイズ渦巻く中にも揺らぎが生じて、なかなか面白い30分弱。耳が慣れたところで、11時過ぎにメインの二人が登場。前観たときシー・アンド・ケークの前座)とドラムの有無が違うけど、内容・構成は基本同じ..一言で言えば70年代ドイツ系影響濃いアンビエント。旋律が明瞭になった分、音の訴求力は前回より強くなってるかな。でもあまりにソレらしくてもう少し違う要素が欲しいところ。ところで、このインタビューによれば、8月頃にアルバムリリースの予定があるらしい。
10
やっと車が売れた。再見積もりも、1ヶ月半前と値段変わらず。うれしい。

Dave Rempis/Michael Zerang Duo at the HideoutSPACE at the Hideout (Jason Adasiewicz, Nate McBride, Mike Reed)夜はHideout。1stセットは、デイヴ・レンピス/マイケル・ゼラングのデュオ。ゼラング氏のドラムは初体験だったんだけど(前回は擦り掻き中心だった)、タブラのようにミニマルでポリリズミックな独特なドラミング。むしろ本来リードである筈のレンピスのサックスがボトムに聴こえるほど。レコード化してしまうとこの感じは判らないかもなあ。
んで、今日のお目当ては2ndセットの"Spacer"...一押しアダジービッツ(ヴァイブ)にマクブライド(アコースティックベース)/リード(ドラムス)のトリオ。昨年出たリーダー作以来録音耳にする機会多いアダジービッツを生でもう一度聴いておきたかったんです。きちんとメロディから展開していく、所謂フリーな即興ジャズとは違う趣で愉しい。途中気持ちよくなって夢うつつに。殆ど新曲だったみたいだけど、スタジオに入る予定あるのかしら。→動画
08
ヒュー・ホッパー、6/7逝去。64歳。昨年夏から白血病で闘病中との話だったけど(日本公演が中止になってたよね、確か)...。勿論ソフツが最も有名なんだけれども、ヒュースコアなんかの独特のメロディーと浮遊感あるサウンドも秀逸だったす。追悼代わりにAll About Jazzインタビュー記事(08年5月)へのリンクを。

変更申請してたかみさんの車の名義証明がやっと届いた。これで漸く売ることができる(筈)。
07
Ken Vandermark Solo at ESS昼飯もそこそこに、ESS(Experimental Sound Studio)へ。シカゴ十奏団の欧州ツアーから戻ってきたばかりのヴァンダーマークのソロ。録音スタジオの中に20脚ほど椅子を並べて聴く、よって音の良さは抜群。
使ってるサックス各種、クラリネット夫々に纏わるエピソードを語って演奏に入るという趣向。スタンダップ・コメディアンの才能もあるねという声が出るほど話も面白くて(DKVトリオの欧州ツアーに合わせてフリーフォールの録音をドイツでやった時に、空路乗り継ぎの間にクラリネットが無くなった話とか)、客席の爆笑も挟みつつ1時間弱。色々やってる人だけど、ソロでの枷の無い自由な音はやっぱり格別。録音も良好、当分コレで楽しめそう。
06
月末で家を出るので地下室の片付け。

「La Journaliste」 Anne James Chaton & Andy Moor「Le journaliste」Anne James Chaton & Andy Moor
フランス語の語り(どうやら新聞雑誌記事を読んでるらしい)にアンディのギター、加えて多分ラジオや野外録音をデフォルメしたものを流したり...というパフォーマンスに近い録音。これが結構ミニマルでヒプノティック。
05
取引先との会議週間終了。出張してきてた部長氏に「次は日本で..」と言われるが、何月付けで帰国なんですかね。辞令も無いのに帰れませんよ...って、大体ワタシの辞令は誰が出すのかがよくわからん。
02
「Old Idea」 Josh Berman「Old Idea」 Josh Berman
意外や初リーダー作。間違いなく、30代を中心とする現在のシカゴジャズシーン中堅組における最良の成果の一つと言えるでしょう。アダジーヴィッツのヴァイブがとにかく素晴らしい。

2009年5月