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米国に4年居て初めての
プロサッカーリーグ観戦に、この間離婚して週末暇になったジョンに誘われて
他の駐在員各氏と
トヨタパーク競技場、
シカゴ・ファイアー対
FCダラス。
Tシャツに帽子買って気合入れたんだけどねえ、中盤がぐだぐだで全然攻めのパターンができないファイアー、ダラスに3対0で完敗(ダラスはきちんと形になってたなあ)。今シーズン初の敗北らしいんだけど、いつもどうやって勝ってんの? 快晴で気持ち好い観戦日和だったのに...この晴れぬ気持ちはどうしてくれよう。
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「Returning
Wheel」
Minimal Compact
ベスト盤、リミックス、レア音源集各1枚に約30頁のブックレットからなる3枚組み箱。中東風のメランコリックな旋律が特徴なポストパンク系バンドという印象は凡そ再確認できるんだけど、最初期はベタな
ワイアー・クローンだったんだね。その1枚目(ミニアルバム)を入手したいんだけど、流石に見つからん。
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
「Xerrox
Vol.2」Alva Note
ここまでツボにはまるアンビエントというのも随分久しぶり。
ピート・ナムルックがやってた様な具象音のテクノ化なんかに近いと思うんだけど、これは加工するよりむしろ音を重ねていく手法。そもそも音楽聴くようになる以前(要は自然音というか環境音)がワタシの嗜好形成原点なので、この素材とアレンジは怖いくらいに気持ちよい。
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「First
Original Silence」
Original
Silence
あんなことを書いてしまったので、今更ですが、これもチェック。ポストパンク、インダストリアル系趣味直球な判り易さと、
ニルセン・ラヴのドラムがきちんとボトムになってるお陰で随分聴き易くなってます。各人にとって原点確認みたいなところがあるのかしら。
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「
ヘミングウェイごっこ」ジョー・ホールドマン(大森望
訳)
"落ち"てしまえば結構ありがちな時間モノ小品なんだけど、約300頁、キーウェストのバーでの軽い会話に始まるありがちな"ヘミングウェイもの"展開から、話があれよあれよと言う間に縺れて脱線していくスピードに身を任せると、全然違う場所に連れてってくれる。一気に読めるけど、仕掛け一杯なんで油断は禁物。
あー、今日は
タオルデーだったんだっけ。
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「
プロバビリティ・スペース」ナンシー・クレス(金子司
訳)
前作までの設定を使った後日譚的シリーズ最終巻ながら、(ここ数年来読んだ中でも)読み応えある部類に入るなかなかの傑作。解説にもある「SFファンにとって居心地悪い」線を別の意味で狙ったかのような、"捻くれた"ご都合主義が後半矢継ぎ早で、ニヤニヤし通しでしたよ...筋だけ書き出せば古典的なスペースオペラなんだけどねえ。クレスは
シルヴァーバーグのファンらしく、雰囲気はソレを髣髴とさせるところがあるね。
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夕方出張から帰り着くなり、一路ダウンタウンの
シカゴ交響楽団ホール、
ジョン・スコフィールド・トリオw/CSO。
ジョンスコは去年観てるので、むしろ生ピーター・アースキン狙い(だったんだが...)。
作曲家の
ターネイジ氏がファンだってことらしいんだけど、交響楽団用編曲は「ああ、この曲をこういう風に...」って程度、そもそもあの演奏スタイルをかっちり譜面に従って演奏ってのが間違いだと思う。ただ選曲は80年代中心で、御大のギターは久々にワタシが一番好きな頃のスタイル。いや、ただのトリオ演奏が良かったんだけど。物足りないので、帰りの車中は「Pick
Hits Live」大音量。
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米国に4年居て初めての
野球観戦は
パドレス対
カブス戦に
ペトコ球場へ...野球観戦自体が人生3度目だもんね。1度目はまだダイエー来る前(86年頃だと思う)の
平和台球場、2度目は東京ドームだったと思うんだが日本ハム対どっか(会社入って2年目くらいだったような)。
米国野球ファンの雰囲気はそれなりに面白かったものの、
試合自体は酷いモンで、6回終わってさっさと退散。
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ピアノを売った。ついでにガレージセールの売れ残り米国製玩具もまとめてランチ代で持ってってもらう。彼にとっては好い一日だったに違いない。
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「
Object
47」
Wire
すげーシンプルなロックになったなあ..でも、コリン・ニューマンが歌うとワイアーになってしまうのだね(30年前と変わらないのに驚き、とてもオジサンの声とは思えないっす)。
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
「The
Drive」Pixel
これは秀作。メランコリックだったり不穏だったりする旋律にプツプツと混じるノイズが絶妙。まあ、私がミニマルに求める音はもっと非作為的な何かなので、ツボにはまるところまでは行かないが、それでも7曲目はかなりそれに近い。
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映画「
スタートレック」を観劇。
郊外のAMC/IMax、朝イチの回。2週目だし場所柄もあってか、半分も埋まってなかったかも。で映画の方はというと、筋は典型的ST映画、キャスティングで持ってるような感じで(
サイモン・ペッグが好演!)、悪くないけど褒めるほどでも無いかなと一寸消極的評価。こっちでは
ST自体がCGKになってるので成立する(ある年齢以上には)けど、大方の日本人にはピンと来ないでしょうね。クライマックスは冒頭(ここは一寸感動的)と、最後に入るナレーション...これで唸れなければ観る資格なし。
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「Bag
It!」The Thing
ジョン・ゾーンがやった様な
ハードコアとのクロスオーバーみたいな遣り口でなく、パンク以降のジャンクな地下音楽をリアルに聴いてきた世代ならではのヘヴィネスとスピード感。
アルビニをエンジニアに迎えたこの1枚、それこそ「
Clash」と同じく、俺のため的快心の一撃。しかし、更に進化してる
先日のライヴを聴いてしまった今、既に次の録音が待ち遠しくなっている。
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頼まれたとおり日本から公証した委任状まで取り寄せたのに(かみさんとの共同名義になってるので)、結局
中古車屋では名義変更手続きできず(米国機関の公証じゃないと無効だそうで...大分には領事館も無いしねえ)、
自分で名義変更。何度か往復してやっと変更書類受領してもらえました。こういうの面倒だから中古車屋に売るのに。
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

OFFONOFF
@The Hideout
テリーEX(
The Ex)、マッシモ・ピュピロ(
Zu)、ニルセン・ラヴ(
The Thing)による爆音ノイズトリオ。とにかくテンションとエネルギー半端でない...でもひたすら飛ばす訳ではなく、リズム隊で延々高みに昇って行く展開や、テリーExの独特の奏法(最初からコードなんて全然関係ない)がエスニックな旋律に聴こえる瞬間など、曲によって表情も違うし即興とはいえ構成練られててカタルシス十分。轟音電気弦楽器に負けないニルセン・ラヴのドラムも凄いよね。演奏開始2分ほどでシャツは
水浴びた様。
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「
プロバビリティ・サン」ナンシー・クレス(金子司
訳)
前巻で蒔いたネタの回収編ゆえ、一気に読了。SFってのは基本謎解きな訳で、本筋に邪魔な部分はそれっぽい説明で前提条件として絡んでこないようにしていくものだけど、そこを敢えて縺れさせてる(様に巧く配置してる)。それでも難なく読まされてしまうのは、主要登場人物間の一人称視点のすり替えが巧みなせいか。前巻読了後はどうなることかと思ってた大ネタ3つも上手く収束で、ここで終わって十分だと思うんだけど、さて
最終巻はどういう話になるのだろう。
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ピアノを売りに動く。購入した楽器店は潰れてしまってて、
最寄のヤマハ正規取扱店に連絡、買い取り価格が思ったより随分安い...。
車(まだ売却終わってないけど)と相殺だなあ。
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「LOTUSFLOW3R」Prince
Target独占販売(Targetの
本拠地がミネアポリスっての知らなかったよ)で、アルバム2枚に女性シンガーのデビュー盤の3枚で$11...って値段じゃないと買わなかったなあ、お久し振りです(最後にプリンス買ったのて「
Diamonds
& Pearls」だっけ)。80年代のプリンス的な独特の軽さがあってなかなか好盤...まあ、ぐっと絞って1枚にした方が良かったのでは?という気するけど、出来たモノをどんどん出して行きたいモードなのかな。
08
07
iPhoneのDLNA/UPnP対応メディアプレイヤーにはもうひとつ「
PlugPlayer」というのがあるんだけど、動作はこっちの方が軽快。ただねえ、読み込むフォルダやファイル数に限界がるみたいで、折角200GBのMP3ライブラリも一部しか見えない。所詮はRAM128MB(
再起動後のフリースペースは50%くらいらしい)ってところが問題なのか。(
追記
05.08)iTunesのライブラリファイルをNAS上にコピーしたところ、全ファイル読み込めました。

「
プロバビリティ・ムーン」
ナンシー・クレス(金子司 訳)
前半は文化人類学ネタっぽい進行で、一寸
ソウヤーのアレを彷彿(でもあっちがほぼ冗談なのに較べてこっちは固め..)...が終盤もう一つの大ネタが徐々に明らかになってきて結構面白くなってきました。ってことで次巻はもう少しさくさく読めるんじゃないかと期待。この人、
シェフィールドの奥方だったんですね。
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03
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PLEASE/ RC サクセション
(キティ・レコード, 1980)
RCサクセションの数あるアルバムの中で、どれか1枚と言われたら、「
Feel So
Bad」も捨て難いが、やっぱりこれになるのかなあ...。所謂"King of
Live"の名を欲しいままにしたこのロックンロール・バンドのエッセンス、アイデアの源泉が、無敵のポップ・チューンとしてパッケージされてる傑作。所謂80年代バンドの不動の面子による初のスタジオ録音盤という意義もあれば、フォークバンド時代の詩世界にR&Bのそれが溶け込んだ独特の言葉、スタックス系サウンドを大胆にある時は巧妙に取り入れたアレンジ、アルバムとしての統一感、生ナマとした録音、ジャケット面写真、裏側の楽屋・ステージショット、何から何まで文句なく完璧。
今聴いても全然古臭くないと感じるのは、リアルタイム経験者の呆言?かどうか...、オンエアーして下さい! TV曲のプロデューサー様。
(
6年半前のを再録)
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

何度か道を間違えて、定刻直前にやっとエバンストン(遠い!)の
SPACEに到着。いつも行ってる
Hideoutとは全然違う広くて綺麗なハコ。さて今夜は、
チャーリー・ハンターが
ドラム氏とのデュオで出演。そのサイモン君、手数よりも細長い腕から繰り出すストローク長めのグルーヴが特徴。もう少しエッジに"切れ"があるほうが好みかなあ。で、ハンター氏、初めて
8弦ギターを見て、ああそういうことだったのか...上3弦がベースなんですね。こういうグルーヴ至上なスタイルには好適かも。でもベース聴きとしては
やっぱり低音ラインが面白くないんだよなあ。総じて、愉しみながらジャムる演奏は好い感じ、なんだけど刺激は無い。ハコつか客に合わせたんでしょうか(金曜日の夜だしね)。
前回の録音を、間違って消してしまった...。帰宅途中に気がついて、激しくヘコむ。
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