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2007年3月'07.02
28
「Ex Machina」。"アップルシード"の映画版新作タイトルと同名ですが、こっちは04年に始まったDCコミックスのアメコミ・シリーズ。ある事故(?)を切欠に超能力を身につけた主人公が、その後NYでヒーローとして活躍するものの引退、NY市長に転進し..ってとこから話が始まる。要は元ヒーロー市長の奮闘記(?)。作画は、実際に俳優が演技した写真を元に処理・書き込みを行うロトスコープ方式(巻末に例が載ってます)。捻ったストーリーと凝った作画手法で、まだ第一巻読んだだけなんだけど、これがなかなか面白い。もう直ぐ5巻目が出る模様 、そしてやっぱり映画化の話もあるようです。なお、エピソードが時間軸的順不同なんで、時系列で筋追うのなら、こちらが便利。 

AIBOのダウンロードサービスは8月末まで、ソフトウェアはVista対応せず(これは、クリエも)のアナウンス。その辺はしょうがないけど、実家で父が使ってる(?)んで(勿論、将来ワタシも遊びたいし)、充電池だけは何とか継続供給して欲しいなあ。
27
「The Captain's Last Live Concert Plus...」 Captain Beefheart and Magic Band隊長関係のレア音源リリース続けるOzitから去年出たCD2枚組み。1981年1月、隊長最後のライヴ音源。なのだけど、CDパッケージにはメンバー以外の詳細記載なし(この辺が評判悪いOzit..なので詳細はこちら)。音質は、まあまあ聴ける程度..ってことで勿論コアなマニア向けかな。2枚目お尻にちょこっとだけ、隊長とライ・クーダーのインタビュー入っているのがご愛嬌。1stアルバム(「Safe as Milk」)を絶賛するクーダー氏、「録音はサイコーだったのに、ミックス、トラックダウンに安いスタジオ使ったのがサイテー」旨約1分ほどお話になっております。
25
雪降ったり止んだりの週末。気温こそ0℃前後と暖か目だけど、道路事情は悪化の一途。娘は、楽しそうに雪掻き

「グラン・ヴァカンス 廃園の天使Ⅰ」飛浩隆(文庫版)
ゲスト(実世界からの客)が絶えて千年、AI達が同じ夏を"演じる"仮想空間上のリゾート地をある日突然襲う悲劇。強襲する"敵"..ホテルに篭城するAI達..絶望的な戦闘の結末は...。VR世界の構造を生真面目に説明したのが仇になったか所謂SF部分の暴走は無く、そういう意味でのセンスオブワンダーは薄いが(その辺は「象られた力」諸短編の方が強力)、横溝正史ばりのグロテスク・ミステリーぶりが、"記憶"をキーワードに異形の展開を見せるところは圧巻。氏の作風の特徴である、匂い、味覚、音、温感といった生の感覚への偏執的な描写も健在。続きは、読みたいような..要らないような...。
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「グリュフォンの卵」マイクル・スワンゥイック小川隆・他 訳)
受賞作・選考作がずらりと並ぶ短編集。ゼラズニイとかディレイニーの名前が引き合いに出てくるのも納得な70年代黄金期の米SFテイスト。大団円→カタルシスなオチではなくて、後味苦かったり、これで良いのか?みたいな結末が特にその辺を想わせるわけです。日本独自編集。いい本出してくれました。感謝 。
22
待ってました、キヤノンのデジカメ春モデルIXY Digi.10が良さそうなんだけど、手振れ補正(IS)が付いて無いのね。IS版が出たら買いますが。新モデルといえば、堀晃「バビロニア・ウェーブ」が創元社から文庫版で出たようです。加藤直之カバーだし、こちらは文句なしに買い。
20
んで、「竹光侍」。最近黒ベタな絵に倦んできたところだったんで、この描線と色彩(薄墨/トーンの濃淡)は嬉しい(江戸だから?)。話/画の分担がはっきりしてるのか、言葉から力が抜けた感じがさらに良い按配。将来映像化されるなら(されそう)、アニメーションより実写で観たいが、天才(つか、天然)子役でも居ないと無理かな。
19
風が強い日。気温も5℃近くまで上がって雪も融けるワシントン大統領誕生日。ストリート・スライダーズて2000年に解散してたのね。そんなに長く活動してたとは知らなかったよ。

夕方、ピアノの後にミツワ の三省堂に寄る。やっと入荷してた「アイシールド21(23)」。神龍寺ナーガ戦、残り4秒からの攻防!! デビルバッツが勝つに決まってると判ってるのに夢中で読んでしまうのは、アメフトならではの駆け引きの面白さが故。ああ見えて、古今東西のスポーツ漫画の中でも指折りな堅気振りがまた好い。
17
スケート教室は休みだし、月曜日はPresident's Dayにつき3連休。何の予定もなし(寒いし)なのでのんびり。娘と家の前で雪遊びとか。

ドゥイージル君には悪いけど、常々この人こそザッパ直系だと思ってる..マイク・ケニーリーのソロ1st(92年)と2nd(94年)が 、リマスタリングで再発されるらしい。次は、90年代後半のバンド"Beer For Dolphins"の1st「Half Alive In Hollywood」を強く強く再発希望。
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「えがおのつくりかた all about 矢野顕子」。これってオレンジページの別冊なの? ホンと、めいっぱい矢野顕子。分析/評論 なんてモノに拒絶反応が出る私、本人中心のこのムック、大いに気に入った。一緒に届いた「ユリイカ 松本大洋特集」なんて松本vs高野文子アリアス監督vs五十嵐大介の対談以外は読むとこ無いもんね (そりゃ「ユリイカ」だからしょうがないけど)。
13
朝から雪のボルチモア。早めにカンファレンスを抜けて空港へ向かうけど、積雪自体は大したことなく杞憂...かと思わせといて、帰り先のシカゴが大雪。2時過ぎのフライトは結局7時になった挙句、機体の除雪でさらに1時間近く。それでも、今日唯一のシカゴ直行便(他は全部キャンセル)に乗れたのは幸運だった。
到着したシカゴは、雪の中。高速道路も除雪が追いつかない(つか追い越されてる) 様子。一般道にいたっては、路面が全く見えない状態。降っても降ってもまだ降り止まぬ。明日の朝はどうなってることやら。
10
スケート教室5。今日は回転の練習...だったんだけど、これが壁になってしまった様子。上手くいかず落ち込んでいる。頑張れー。
09
今日は大変な一日だったせいもあって直前まで逡巡したけど、鞭打ってダウンタウンのジャズクラブ"Green Mill"に出動。あの"Atomic"のUSツアー最終地はシカゴ2days..その初日。店に着いたら1stセットの最後の曲..でも、遅れたくせに、ピアノの手前50cmくらい..かぶりつき 、絶好の位置(Paalは隠れて殆ど見えなかったけど)を確保。

結局、その後2セット演奏。これが噂の...。確かにライヴ観ないと、この面白さは判らないに違いない。Håvard Wiik(p)、Fredrik Ljungkvist(sax、cl)のキュー、5人の間のアイコンタクトで自在に動くアンサンブルは、5人から一体どれだけ順列組合せができるんだ!っつうくらい変幻自在。ホンとに生き物の様で、次にどんな動きするのか全く読めない瞬間の連続。聴いてて愉し過ぎる。なるほど、色んなにな訳だ。   2ndセット後、「日本にはいつ来るの?」と声かけたら、「いやー、呼んでくれたら喜んで行くよー」と一寸複雑な顔でフレデリクが答えてくれた。ホンと生で観ないと駄目だよ。誰かまた呼んでやってください。
06
会社に着いた直ぐ後から雪が降りだす。見る見るうちに外は真っ白
05
amazon.jpから色々届いた中(殆どセールで買った映画DVD)に、音楽CDが1枚...高取淑子「甘い水」、98年にMIDIから出たソロアルバム。元"葡萄畑"の武末充敏氏(当時は旦那様だった筈)とのデュオ"フラットフェイス"(これもMIDIからアルバム出してた)後、ソロアルバムが出てるなんて...この間検索して初めて知った。今頃注文して買えるんですね。 嬉しい。福岡に居た学生時代や大分在住の頃と何となく繋がるんだよね。

外気はマイナス20度。ウィンチル警報も出てるみたい。学校によっては休校だそうです。
04
スーパーボールは、シカゴ・ベアーズインディアナポリス・コルツ。第四クォーターのインターセプトからのタッチダウンが駄目押しになって、そのまま17対29でコルツがほぼ圧勝のNFL制覇。ベアーズのディフェンス不足は致命的だったねー。ペイトン(QB)を中心とした攻撃に歯が立たなかった感じ。出だしこそ良かったんだけどねえ。
しかし、凄い雨だった。ハーフタイム・ショウにプリンスなんか呼ぶからだよ。雨の中で歌う"パープルレイン"なんて出来過ぎな演出じゃないか。
03
スケート教室も四回目。前回から、プレアルファ1の上位組み(なにせ50人もいるので難易度別?の4クラスくらいに更に分かれるらしい)に入ったんで、傍から観てても大変そう。今日は片足で滑る練習。その後 は、ウッドフィールドTodaiで昼飯。

日中でも5度(華氏で...つまりマイナス15℃くらい)...に風が加わると、体感温度はマイナス20℃を下るわけです。これがシカゴ名物"Wind Chill"(ウィンチル)。
02
このレンズ、欲しい。今のメインは28-300mmなんだけどね。
 
ここ最近の車載定番(2)は、ジョン・ドイルリズ・キャロルのデュオによる「In Play」。何曲か歌入りもあれば良かったのに...なんて下世話なことも思うんだけど、絶妙な掛けと引きが生む溢れる疾走感やバラッドの哀愁に、人声の入る余地は無い気もする。
01
YMOとキリンラガー。CMのテイスト、どことなく80年代っぽい。

Heruclaneumの2nd「Orange Blossom」。ライヴの物販で買ってから不動の車載CD。明快なメロディー(バルカン風?)、楽曲のストーリー性、三管自在なアンサンブルにユニークなリズム隊...と要素を並べたところで説明できない、どういう脈絡で捉えていいか今の私には判らないところが、とても面白いわけです。

2007年1月