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2008年1月'07.12
31
27日から昨年に続きメキシコはカンクンに行ってきました。今回は観光なしで、ひたすらホテルのプールとビーチでだらだら。去年のホテルより格落ちだったけど、イルカが居る...で部屋から見れる..というのは高得点。ショックだったのは、行きで預けたスーツケースからノートPC盗られてしまったこと(乗り継ぎ/メキシコシティ/の際にやられたのか?)。結構落ち込んでます。

帰ってきたシカゴは豪雪の中。留守番の亀氏も元気。

「ウォー・サーフ(上)」M・M・バックナー(冬川亘 訳) 早川SF文庫「ウォー・サーフ(下)」M・M・バックナー(冬川亘 訳) 早川SF文庫ビーチでは専ら読書。んで、「ウォー・サーフM・M・バックナーを読了...それから、「電子音楽in Japan」田中雄二。前者は、話が面白くなるのが下巻の200ページ過ぎという無駄に長い展開に辟易。最初は謎めいたキャラクターかと思わせぶりな主人公のマドンナ役が単なる馬鹿女で終わってしまうのも×。もしかして、そういう描き方に作者(はハイソな四十路女性であるらしい)の悪意があったのか知らん。一応、ディック賞受賞作。
25
昨晩仕込んでおいたクルスマス・プレゼントに大喜びする姿を見るのは、やはり嬉しい。今年は「牧場物語 やすらぎの樹」。3年生、まだ"サンタがくれた"と信じている。
24
「不確定世界の探偵物語」鏡明(創元SF文庫)不確定世界の探偵物語」鏡明。82年から84年にSFアドベンチャー誌で連載された8話からなる。基本的に1話毎に完結はせず謎が深まるばかりと言う構成で、本質的な謎(タイムマシンとは?)は回収されずに終わってしまうけど、そもそもそんなことはどうでも良く、"不確定世界"というアイデア自体が肝。そういう意味ではバラードやプリーストを彷彿とさせなくも無いが、薄味なハードボイルド展開が深みを削ぐ。
23
「レミーのおいしいレストラン」ブラッド・バード監督先日SONYショップの液晶TVデモで一寸だけ拝見、続きが観たくて購入(日本版)。原題は「Ratatouille」。2時間弱、枝は基本的にバサバサ切って進むので(その辺は特典映像のカット映像を参照)、テンポ良く本筋と映像に集中して観る事が出来る。CGの出来も素晴らしい(パン生地の質感なんて溜息出そう)。しかし鼠が料理する厨房の情景には、アニメーションとは言え一寸ゾゾっとしましたけどね。
DVDにはオマケの短編映画が入ってて、これがまたケッサク。娘にもオオウケ。
22
「シャーロック・ホームズのSF大冒険」M・レズニック&M・H・グリーンバーグ篇(日暮雅通 監訳) 河出文庫シャーロック・ホームズのSF大冒険」上巻読了。全11短編を収録。流石に伝統と格式ある聖典が元ネタだけに、タイトルから期待するような荒唐無稽な話と言うのは意外に少ない。そんな中、ホラー仕立ての「消えた棺」、「サセックスの研究」辺りがなかなか。SFとしては「リッチモンドの謎」が聖典の雰囲気を持ちながら古典的SF譚を展開してて秀逸。
21
帰宅すると、やっぱりWiiにハマってる我が娘。Mii(アバター)が10人位に増殖してるし。しかし、この位置(茶の間)に違和感無く居ることのできるエンターテイメント機器ってのは、凄い発明だよねー...と嬉々として遊ぶ姿を見ながら思うわけです。ホンとね、良く出来てる。
20
2学期終了。成績も上がっていたし(特に英語)、届いていた「Wii」を開ける。起動してネット接続(AOSS...なかなか1回では繋がらない..1階と2階を何度も往復)するやファーム更新が始まって、これが結構長かった。娘は、早速似顔絵で大喜び...かと思いきや、海賊版録画ドラマDVDの方に夢中の様子。
19
去年1巻を買った人は既に入手されてると思いますが、英新聞に連載されたコミック版ムーミンの第二集。最初のエピソードが"Moomin's Winter Follies"ということで、この時期読むと雰囲気出るかも。因みに連載は5年間(1954年から59年まで)...今のところ年1巻ペース、一体何年かかるのでしょう(つか、全部で何巻になるの?)。
17
出張でロチェスター(NY州の方)。東海岸、週末は豪雪だったというのは知っていたんだけど、着いてみると、確かにかなりの積雪(夜になるまで舞い続けてるし)。ユーザーを招いてのディナーが終わって、これから早朝まで深夜シフトの見学です。
16
昨日から今早朝と再び降雪。起床時間には既に青空広がる...こういう日が一番寒い。そんな中、家族がテンスケでドラマDVDを入手したいというので昼飯がてら出かける。また3題購入。早速「パパとムスメの7日間」から観ています。
13
来年春から日本語幼稚園が開園する予定で、娘が貰ってきた名称募集の締め切りは明日...慌てて親子で考える。小中学校は"双葉会日本語学校"なんだけど"ふたば幼稚園"というのは駄目らしい。何故って? 「クレヨンしんちゃん」の舞台だから、マジで。
12
家を出るのが一寸遅くなって、The Hideoutに着いたのは8時45分頃。アーリーセット(Kerbaj/Lonberg-Holm/Zerang)は、既に演奏の真っ最中。3人とも擦音中心のノイズを重ねる所謂"音響インプロ"...Kerbajはtpに軟管繋いで吹いたり、それを弾いて音変調したり、見た目も音も独特のパフォーマンス、Zerangはスネアの上を擦ったり引っかいたり、エフェクター使用は比較的控えめなLonberg-Holmと...かなり面白かった。Kerbaj絡みのパフォーマンスはまた是非観たいな。
Kerbaj/Lonberg-Holm/Zerang @The Hideout, ChicagoFrode Gjerstad Trio @The Hideout, Chicagoツアーポスターにサイン戴きました

一寸長めに待たされて、10時過ぎにFrode Gjerstad Trio登壇。終演後、新譜を買って帰宅車中で聴いてたんだけど、基本的にはこれと同じ内容..各人の即興が驀進する中収斂していく様な先日のThe Thingと違って、3人の間の掛けと引きを感じさせる"ジャズ的"演奏...手練ならではの緊張と弛緩を、ある意味安心して聴いていられる(実はビールのせいだったかも)。2セット3曲。
ポスターなんてもの売ってたので、1枚頂き3人にサインしてもらいました。額に入れて飾っておこう。
11
昼過ぎ、一時帰宅して大家氏と粉砕機ユニットの交換。問題ないと思ってるんだけど、2-3日は下に盥置いて様子見ます。台所が焦げ臭い。

「遺跡の声」堀晃(創元SF文庫,2007)堀晃師の短編集「遺跡の声」。名作「太陽風交点」を筆頭に、"宇宙遺跡調査員"シリーズ9篇を時系列的に再配置したもの(なので初作/76年の表題作が一番最後に来る)。異形の世界の下に潜む潰えた文明の遺骸...往年の光瀬龍を思わせる無常観を垣間見せる辺りは、"第1.5代"(解説の牧眞司氏曰く)ならでは。早川書房の悪行が無ければ、本シリーズ長編なども読めたのかねえ...。ハヤカワは反省して「梅田地下オデッセイ」を復刊するように。
10
かみさんから電話...「流し台から煙が出てる」。

こっちの流しは配水管に粉砕機が付いてて、残飯は粉砕しながら排水に流せるわけですが、どうやら残飯中のヨーグルトがシンクの排水口を塞いでしまって水が配管に流れず、空運転の挙句モーターが焼きついてしまったらしい。早速大家さんにメールで連絡、「自分で付け替えてあげるよ、何時が好い?」との返事。謝謝。
08
朝は昨日届いた「名探偵ポアロ(完全版)」箱之壱1枚目2話分を鑑賞。娘的には、ポアロよりホームズの方が分かり易いし面白い..ということらしい。「怪盗ルパン」が観たいというんだけど、ルパンの正統TVシリーズなんてのは聞いたことないよねえ。
午後は遅めに外で橇び...""と言っても樹脂製のスライダー。パラパラと雪も降り、撮影担当の父は凍死しそう。マイナス6℃だったとか。

そうそう、「受験の神様」面白かった。父役演技が回進む毎に上手くなってく山口達也も良かったし、いきなり葬式の回があったりと展開にも意外性あったし。こういうドラマは日本の方が長じてるよねえ...と思いつつ、気がつけば国内外のTVドラマ見て過ごしてた一日。
07
娘はその後毎日「受験の神様」を見続けているらしい。んで、何故か勉強熱に火がついたらしく、今日は理科の自学をやるんだと張り切っている。それは好いけど、何か全然理解ってないみたいだぞ。"昆虫"っていったい何だ? 答えは...
05
夜通し降ってた雪も明け方近くから一時休戦の様子...と思いきや、再度降り始め。こうなってくると、どこまで派手に積もってくれるか? と、一寸ワクワクしてしまう根は楽天家なワタシ(今早朝の雪掻きのことはすっかり忘れているらしい...)。
04
やや、また雪が降り始めましたよ(現在PM4時)。このまま降り続けば、明日の朝には結構積もってるかも。

...なこと言ってる内に、こんな事になっていた。帰宅前に車の雪掻き。
03
この間入手の録画TVドラマ海賊版DVDの三「受験の神様」を見始める。これも期待を裏切りコメディではないのね。演技の酷さは目に余るけど(かみさんが見る見る不機嫌に..)、中学校受験がネタということで、日本の..特に首都圏...事情のお勉強として観させて頂こうかと。うちの子も来年は4年生だし。
01
午前中、ちょっと吹雪いた音がしてたと思ったら、外は真っ白に変わっている。娘と出てみると、降ってたのは殆ど霰。

「ヴェイスの盲点」野尻抱介(ハヤカワ文庫)「ヴェイスの盲点」、野尻抱介のデビュー作にして銀河運送屋稼業を描くクレギオン・シリーズの第一作。設定も筋も判り易く、さくさく進む話の中にも、宇宙時代に生きる人々のメンタリティーについて考察利いた一言がある辺りがこの人ならでは。続巻もチェックしたいと。
 

2007年11月