30
午前中リモート会議して東京に戻ってきた。福岡は雨降って涼しく、東京は蒸し暑い。時差ですな。明日は東京も涼しくなるげな。
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ドコモ光でネット開通。
冷蔵庫も届いた。午前中降り続いてた雨は午後すぐに上がって、蒸し暑い夏日に変わる。
西新の無印良品まで往復、各部屋リモコン入れのPP容器とか、設置した通信機器隠しの木箱などを購入。帰宅休憩後(マンション18Fは地上よりちょっとだけ涼しい)、
PayPayドーム横のモールに入ってるニトリでゴミ箱をまとめ買い。家具も食器も調理器具もなきので生活感は皆無だけど、在米国時に使ってたコーヒーメーカーを今回送ったので、コーヒーだけは淹れることができる。着々?と別荘化。
28
26日に飯食ったYは二日市に住んでいるので、Y夫妻と再びSの今度は四人でお昼ご飯。以前
西新にあった中華料理屋(その頃はSが週二で通ってたらしい)が二日市に移転してるので、そこに集まるのが今回の趣旨。2時間半ほどたらふく飲み食いして一人4千円。
27
25日の夕方に東京を出て夜遅くに福岡着(バードストライクで福岡空港が一時閉鎖されたとか)、博多駅近くの宿にチェックイン。翌日26日はチェックアウトを2時間延ばしてもらって宿で正午過ぎまでリモート会議後、百道浜のマンションへ。リフォーム完成の検収のためのウォークスルー。心配だった壁天井クロスとキッチンの色は想像以上にいい感じで、大変満足。細かいところのコーキングなんかも丁寧、良い施工管理者の方に当たったようです。1時間弱チェック後、検収終了、残りの請求をお支払い。総額570万円ちょっと。夜は、大学時代からの友人YとSを誘って西新でご飯。
鴨料理のお店、美味くて安い福岡クオリティー。ずいぶんと酔って帰宅。
で、今日は午後からオーダーしてたカーテンの取付け。レールが入荷してないらしくて、付替えで再度施工が必要ということだけど、バーチカルブラインドは今回取り付け完成。
心配していた色味は期待以上で、リビングに微かに青みが差し涼し気な感じ。一部屋、採寸の間違いがあったということで、仕立て直すとのこと。レール取り付けと合わせて再施工で日程再調整。そのあと
博多駅のヨドバシに出かけて冷蔵庫を買い替え。29日配達。少しずつ移住の準備が進んでいく。
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1週間空けて「
デューン
砂の惑星 PART2」鑑賞2回目。同じく
109シネマズプレミアム新宿ScreenX。今回D4席で前回のD5から1席左のど真ん中。昨晩、昨年7月入社でキャリア採用したものの4月末で辞めることになったN氏の送別会で盤飯食って帰宅後、アマプラで「PART1」を途中まで(スティルがーとの再会まで)観て臨んだので、前回の小説モードからではなくヴィルヌーブ版として観ることができた気がする。映画版として愉しむと、これはこれでストーリの流れが分かりやすい。小説版も演劇的な外連味がここぞというところで出てくるんだけど、PART2は基本的に演劇的展開で成っているので、密度濃くて通しで見ると頭が疲れてくるね。真ん中に豪快なサンドワーム乗りのイベント持ってきてるのはその辺意識してるのかも。復讐劇としては分かりやすく、終盤の対決シーンより、そのサンドワーム乗り部分が個人的にはクライマックス。自分も叫びたくなる。 しかし、ヴィルヌーヴは「
砂漠の救世主」をどう描くのか。シェイクスピア風の悲劇に終わりそうな予感。
ScreenXの中央席は音が滅茶苦茶よい。シエチでの群衆シーンとか、IMAXだと頭痛くなるだろうなあ。値段だけの価値はあると思いました。
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SF作家が自作を朗読するレコード...ではないんだけど、
「夜来たる」("Nightfall")のオーディオドラマ・レコード盤を入手。1976年盤。B面終わりに、ベン・ボーヴァがアシモフに本短編について聞くというインタビューを収録ってことで、ジャケ画も好いし。「貴方は短編も巧いが長編も素晴らしいよね」とボーヴァ氏曰くにアシモフ答えて「サイエンス・フィクションには様式というものがないからね。アイデアひとつでも書けるし叙事詩も創れる」(大意)。貴重なものが入手できた。ジャケ画は
Rick
Sternbach。レーベルは"An Analog
Record"というところなんだけど、discogsでも不明(この1枚しか登録されていない)。もしかしたら
アナログ誌が出したレコードではないかしら?ドラマの方は、朗読劇ではなく、SEもしっかり作り込んでて聴き応え十分。名作を芝居と音響で見事に再現。
他にもSFモノが数枚入ったんだけど、それは追々。
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109シネマズプレミアム新宿で
「デューン
砂の惑星 PART2」をようやく鑑賞。IMAXでいい時間に観れるところが見当たらず、高級シアター/Screen
Xで観ることにした。
坂本龍一が音響監修したという270°パノラマスクリーン。
PART1はIMAXで3回観たけど、正直硬い音響は好みではなかった。今回は流石心地好かったです。サラウンド感はイマイチなところがあったけど。リクライニングシートは快適。これはという映画を気持ちよく観るなら値段相当かと思いました。
さてPART2ですが、いよいよ「砂の惑星」後半の復讐劇。アトレイデス家vs.ハルコネン家に加えて皇帝家(コリノ家)他様々な勢力が跋扈することでの権謀術数が原作の読みどころなんだけど、その辺はかなり単純化した脚本になっていて、初見だと展開に唐突感があるんじゃないかと思うんだけど、どうなんだろ。前回は
映画観た後
新訳原作を読んだので、映画をむしろ読みながら振り返られて面白かったんだけど、今回は原作の記憶ある上に、
第三部を読んだばっかりなので、端折られたところが気になって物足りなさを感じてしまった。映像は素晴らしく、特にシャイ=フルードにポールが乗るシーンの1人称視点の映像の迫力たるや、鳥肌立ちましたよ。サーダカーって髪型揃えたりはしてないのね...なんてところが気になったりはしたんだけど、造形、景観、SEの細部に至るまで完璧なまでの世界観の具現化。でもやっぱり圧縮したストーリーへの違和感は残る...。原作ではチェイニーとのエピソードの積み重ねの先に、皇帝継承のイベントがあるわけだけど、映画の描き方だと不穏なラストシーンだよね。PART3撮影は決定したそうだけど、原作の筋書でいくのか、あるいは別の世界線での話になるのか、これは刮目して待ちたいところ。
12
10日、11日の一泊大分出張が尾を引いてて不調。福岡のリフォームが着実に進んでる経過報告をなんとか日々の糧にしている感じ。
07
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「デューン 砂丘の子供たち」フランク・ハーバート(酒井昭伸
訳)新訳版、上下巻。初出1976年。シリーズ前作「
砂漠の救世主」(1969年)から7年後の続編で、ポール・アトレイデスの双子の子供の話。複数勢力の権謀術数を描く上巻と、息子レトの覚醒を描く下巻。前2作の流れをまた一歩推し進めた展開で、主要登場人物も引き続き登場。観念的な散文が続くところもあって哲学的難解さは増しているが、書かれたのが70年代であることを考えると、当時のサブカルチャー的思想の潮流を衒いなく反映しているという見方も。翻訳で読むとわからないけど、訳者あとがきによると使われてる非英語言語は20にのぼるそうで、作者の思想世界の集大成的なところもあるのかも。終盤に一気にストーリーが収束する様は圧巻で、長いが読後のカタルシスも十分。このあとさらに3作、作者は遺しているんだけど、堺三保氏が巻末解説で続編の粗筋をさくっとまとめてるので、そっちの新訳は出ないってことなのかな。古本で探すしかなさそう。
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「空は世界のひとつ屋根」鶴田謙二
2015年から2019年の間「
楽園」に描かれた表題作を始めとする"奥の鳥島"シリーズを、最初最後に近作短編を同じく「楽園」に描き下ろして1冊にまとめたもの。裸女と老人、此処ではないこの世の何処か(今回は南の島)、いつもの現実逃避的モラトリアム世界観。本作はデジタル画材で描いたもので...というあたりの話は巻末の本人解説で。夜のシーン、夕暮れのシーンの色使いは感動的で、その色を紙の上で表現するこだわりにも頭が下がります。おっぱいを鶴田謙二以上に巧く描ける人はいないと思うよ。 このシリーズ、続編は無いんだろうけど、「
モモ艦長の秘密基地」は巻之弐を読みたいなあ。
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昨日の部下との面談が原因と思しき空疎感に鬱々。まあ、仕事はこなしますが。早めの帰社、ヤケ食い気味のモスバーガー、届いたレコードを聴くことで気を晴らす。
フランク・ハーバートが「DUNE」を朗読するレコード、
新たに2枚届きました。
「Sandworms
of DUNE」(1978年)、
「The Truth of DUNE (Fear Is The Mind
Killer)」(1979年)。ジャケ画はともに
John
Schoenherr。ハーバートの朗読は達者で、テキストを読んでいるというよりストーリーに入り込んでいるのが聴いてて伝わってきて、こちらも惹き込まれてしまう。ジャケ裏の本人解説も、盤毎にそれぞれ内容興味深く、本人もこのシリーズには力入ってたんじゃないでしょうか。何といっても、この「The
Truth of DUNE」は、レコード用の書き下ろしのようです。
Caedmonレーベルの作者DUNE朗読シリーズは6枚出ていて、3枚目、4枚目はdiscogsには今日時点では出品無し。引き続き探索中。ちなみに、これらレコードに言及してる日本語サイトが全く見当たらないのは不思議。(
1-4枚目はオーディオブックでリリースされてるみたい。)
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