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Next Month05 '24
27
2泊3日でヘルシンキ経由ストックホルム出張。着いた24日早朝こそ雨だったものの、それ以外は夏日。現地2日目の午後に部下氏とちょっとだけ観光。帰国のヘルシンキ乗り継ぎが2時間半遅れてしまって、羽田着は午後5時。帰宅後出る予定のリモート会議は羽田空港のボックスでやる羽目に。帰宅後熱計ったら微熱。風邪っぽい。
23
昨日まで3日間、重かったり頭使わないといけない会議や説明会が目白押し...疲労困憊してたので今日は在宅勤務。「Flight of Dreams ブルーインパルス~感動と夢の翼~」(黒澤英介 撮影)が届いた。氏の初の本格写真集らしい(帯に書いてある)。2022年前後に撮ったものが多いんだけど古くは2006年のものから新しくは2024年3月まで84枚。いずれも白い機体上の青いラインと紺青の空・白い雲とのコントラストが美しい素晴らしいショット。とりわけ第二章のスモークの色彩を中心にした写真には溜息。前半の"Wide to Delta Roop #4"なんかは大判のポスターで欲しい。堪能しました。4,950円の価値はある。

てことで、ストックホルムに行ってきます。
20
人間ドック。ズルして前日朝に採尿したものを提出したら検査結果がおかしいので再度採尿してくださいと言われてしまった。反省w 体重は減っていたが何もしてないので理由はわからない。胃カメラでは、引き続き逆流性食道炎が指摘され、ちゃんと処方薬を飲むよう言われてしまった。全体的には健康です。
19
神保町ブックフリマ。今年は帰国中の長女が一緒に行きたいというので二人で白水社と八木書店(作品社、青弓社、青土社、文学通信、左右社)へ。この2個所は近接してるし、ここで十分冊数購入してしまうので、例年他のところには廻らない。購書後、神保町でステーキ食べて狛江に戻り堀口珈琲で釣果確認後、帰宅。
長女は白水社で文庫クセジュ中心に結構冊数購入。私はといえば、鈍器本などハードカバー数冊(「オスマン帝国の崩壊」、「煙の木」などなど)、台湾文学アンソロジーは作品社、青土社の猿モノ(山極寿一氏関係)、ユリイカのレイハラカミ特集号など。
17
13日月曜日から火曜日を除いて今週7回の予算説明会。水曜日は大阪、木曜日は名古屋。会食も続き胃も心も疲労困憊。月曜日の夕方に米国留学中の長女が夏休みで帰国してきたんだけど、今週はほとんど会えなかったなあ。
12
バンドデシネで出た「ルーカス・ウォーズ」(ロラン・オブマン作、ルノー・ロッシュ画)。原題は「Les Guerres de Lucas」、昨年10月にフランスで出てたものを、原正人 訳、河原一久 監修でキネマ旬報社から。ジョージ・ルーカスを主人公にしたスターウォーズ・エピソードIVの制作記。少年時代から妻マーシアとの出会いを序章として、「TX1138」、「アメリカン・グラフィティ」を経て、いよいよ「スター・ウォーズ」に取り掛かりるところまで読み進めば、あとは一気に読まされてしまう。脚本の変遷、キャスティング、そしてメインは配給会社との駆け引き。SF映画に対する当時の出資側だけではなく制作側も含めた無理解(とはいえSWが道を切り開いたわけだけど)、SFX技術開発、スタジオの設立などなど、映画ひとつのために様々なことが動いていく頂点にいるルーカスのプレッシャー。読んでるほうも胃が痛くなるようなエピソードの中に、ルーカスをサポートする人々、俳優の関係なんかが挟まれて、1973年から78年までの5年間の"戦い"を駆け足で描いてる。構成が上手で、伏線とその回収が見事ドキュメンタリーでありつつエンタメとしても愉しめるのでホントお薦め。これに較べれば自分が今やってる仕事なんて大したことないよなーと思えて、元気をもらえました。
SWのエピソードIVに関しては、いま観れるのはルーカスがその後妥協部分を改変?修正?した版なわけで、その辺の源はこの本で示唆されてるんだけど、彼にとっては妥協でしかない部分も含めて世界を変えた作品なわけで、やっぱりオリジナルを観たいよね...と思ってしまう。CGネイティブの世代から見たら爺の繰り言かもしれんけど。

明日、米国の大学が夏休みに入るので長女が帰国してくるため、今仕事に使っている長女の部屋から撤収作業をしている。ハウスダストのせいであろうくしゃみが止まらない。
11
海外からの中古盤購入は、ひと月程前に購入した何枚かで休止中。SF作家が自作を朗読するレコードとしては、ル・グインの「オメラスから歩み去る人々」が届いていたので、聴いている。A面が「オメラス」、B面に「闇の左手」17章の「An Orgota Creation Myth」、「風の十二方位」収録の「相対性」(Direction of The Road)。1976年盤。レーベルはフリッツ・ライバーの朗読レコードと同じAlternate World Recordings, Inc. 表題作はル・グイン寓話の中でも最も有名な一遍。短編ながら痛烈な普遍的名作を、作者自身の声で聴くのは格別。ノイズはそれなりにあって盤質は並みだけど、海外向け発送可ではなかなか出てこないので、出品の連絡を見て即買いした価値は十分。
09
こどもの日の振替休日6日月曜日の午後に宮崎へ飛ぶ。実家に寄ってガス代請求書を回収(宛先だけ私の名前に変更されてたため、東京に請求書が自動転送されてなかったようです)、ついでに壁の疵隠しに使われてたRCサクセションの大判ポスターも回収。夜は宮崎の人を呼んで英気養う。翌日7日午前中に延岡へ移動、今年度1回目の予算説明会、8日午前中に大分へ移動、予算説明会2回目3回目。前日に続いて工場メンバーと夜会食後、宿に戻って暇した流れでコール。出張、今日が最終日でまだ最終枠埋まってないつう呟き見て、同じ出張最終日者同士ってことでw
今日は午前中移動で東京に戻り、予定通り取引先との会議。さて昨年同様5月の死のロードが始まりました。
05
晴れ、心地よい風が吹く少し暑い一日。GW後半3日目のこどもの日。家でのんびり本を読むには絶好の日。レコード入手してから読み始めた「楽園の泉」(アーサー・C・クラーク/山高昭 訳)、読み終わった。原作"The Fountains of Paradise"。1979年。スリランカの天空王宮址に軌道エレベーターを建設する話。世界遺産になってるシーギリヤを題材に、5世紀のスリランカに短命在位した王の話を絡めながら、人類にとってのメルクマールになる一大建築物を実現しようとする壮年エンジニアを描く。異星からのコンタクトもありで、クラークの集大成的傑作といえるネタが満載。金子隆一氏が解説で書いてるように『彼とともに歩み、彼の精神を吸収し続けたわれわれが、旅路の果てにおいて、クラークとともに眼の前にそびえたつ軌道エレベーターを見上げる時、どうしても万感の思いがこみあげてくるのを抑えることができない』のです。繰り返し出てくる"宗教"に対する見方などは、自分とは違う潔癖さを感じるものの、クラーク的理想主義をどこかに持ち続けたいなと思う。丁寧な作者あとがきがクラークらしい。
04
昨日窓際の掃除をした際に舞ったであろうハウスダストのせいとおもわれる鼻水と頭痛で朝から調子悪い。マスクしたら落ち着いてきた。粘膜でヒトの体が外界と接しているのをあらためて痛感しているGW後半2日目、「AIを生んだ100のSF」(大澤博隆 監修・編)を読了。AI・VR関連の研究者(一部は元研究者か)11人に対するインタビューで、SFと先端研究のかかわりを読み解こうというプロジェクトの報告書。SFが研究に影響を与えているというよりはSFが研究者の人格に影響を与えているというまとめでしょうか。結果的に違和感はない、そーだろーなーって感じではあるけど、『以前は先端研究の論文のほうがセンスオブワンダーに満ちていたけど、それが無くなってきている』みたいな発言はリアリティーあるなあ。(60年代前後の生まれの方々が対象だったのもあってか)星新一の影響は一貫している感じがした。ちなみに自分は星新一をあんまり読んでいないんですが...。
最後の松尾豊氏と安野貴博氏の対談が面白く、「人間の仕事が生産に寄与している、という思い上がりはもうやめたほうがよくて」とか「メタに考える」といったところは、我が意を得たりで、スッキリ。こうやって元気をもらって、仕事に向かうわけです。
02
福岡のリフォームが一段落したので、Margheritaの本棚を入れてみようかと連絡してみた。リビング、洋室×2の壁面本棚。ショールーム面談希望のお願いをウェブ様式で送ったつもりが、採寸と見積作成の回答。ん-、なんかすれちがってる気が...。
01
新しい掃除機が届いたよ。ハウスダストアレルギーだと思われるかみさんが紙パック式に替えたいということなので、母の日の贈り物。

Tortoiseの1995年のEP「Why We Fight」が届いてた。発送の連絡から20日。ギリシャから。中古盤は世界を回る。B面は"Whitewater"で、どっちも「A Lazarus Taxon」で聴けるのよね。英国のSoul Static Soundてレーベルからで、いい感じのジャケアートのポストロック系7"を90年代に20枚ちょっと出しているみたい。面白そうだから集めてみよう...なんて考えるとドツボにはまるのよねw

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