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10:45別府ロープウエイ駐車場→11:15非男火売神社→12:45鶴見岳山頂→13:49鞍ヶ戸II→14:36船底→15:03内山山頂→17:10大平山山頂→18:04ファミリーマート別府インター前
1年前のリベンジ。が、ここ数日の怠け癖から体戻らず、鶴見岳の登りをだらだらと...既に消耗気味。山頂付近は申し訳程度に雪。少し風強くなってきた山頂から馬の背尾根方面の縦走路へ。鶴見岳裏(湾と反対側)はいきなりの積雪。ポールを慌てて出して歩き始めた途端足滑らせ転倒、左手中指に激痛。うわ、変な方向に第二関節から曲がってる。ポキンと戻す。折れたんじゃなくて脱臼みたい。ポールを仕舞ってアイゼンを履く。由布岳の方から黒雲、凄い風、霰が刺さるように飛んでくる。由布岳山頂は酷いことになってるだろうなあ。尾根筋を通る暴風に飛ばされそうになりつつ鞍ヶ戸、下って船底の手前で、雨風が台風並みになってきて木立で停滞。10分ほどして、動き出す。内山の登攀中に、風も落ち着き陽が差したり。山頂踏んで、時間もないので大平山へ。小雨がぱらつく中、雷鳴も轟き、足場悪い雪残る尾根筋歩きは面倒。少しシャリバテ気味で足も上がらず、ヘトヘトで辿り着く大平山頂。ここからの延々とした下りが今日イチバン大変だったかも。草原を下るだけなのに、足元滑りやすく遅々と進まず。自衛隊横に出た頃には真っ暗。小雨の中、近くのファミマまで歩いてタクシーを呼ぶ。あれ、着信が二件。かけてみたら別府警察署。ロープウエイは強風で午後から運行休止になったらしく、駐車場に夕方までぽつんと残るiQに、遭難したかと事務所の方が警察に連絡してくれたらしい。タクシーで着いた駐車場は閉まっていて、入れず。そのまま別府駅。電車で帰る。
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「タイニーマイティーボーイ」大石まさる
少年画報社刊のコミック雑誌(世代的には「少年キング」だけど、まだあるの?)に連載されてた、SF風連作。心優しい少年とショタレズのオネエチャンが、練花町の住人たちと織りなすドタバタ劇。
amazonnオススメに突然現れなければ知ることも無かったです。SFマガジンの挿絵とか書いてるらしいので、見かけてたんだろうと思うけど。もうすっかり疎くなったなあ...マンガ関係。敢えてデフォルメ筆致で通している画も巧いし、話もテンポよく、結構気に入ってしまった。恐るべしはamazon。
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出社。散髪。
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「ららら科学の子」矢作俊彦
70年安保闘争末期に中国へ渡った男が、30年ぶりに日本へ帰ってきた...。2003年刊。68年の東京と98年の東京、その間に挟まれる文革、その後の中国。それぞれを解説するテキストは山あれど、それを一つの物語にしてしまうのが小説というもの。もう一つの「気分はもう戦争」("あれは大友の作品だから..."と矢作は言っていた...因みに藤原カムイ版の続編は即ゴミ箱行きの駄作)、あるいはディックを読んでるような感覚。主人公が失った30年間は、自分の中で整理したことのない/できていない30年間(66年生まれ...97年にドイツに赴任)ということに気付く。「
あ・じゃ・ぱん!」ほどのネタの濃さと量はないものの、メッセージ性はより強く響いてきて、まだ消化しきれていない。
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東京→大分
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「その女アレックス」ピエール・ルメートル(橘明美
訳)
突然誘拐され監禁されるアレックス、ある事件が原因で現場を離れていたパリ警視庁のカミーユ警部は、被害者不明の誘拐事件の捜査に駆りだされ...って、今年のミステリーランキング諸々一位の話題作、いやこれは面白い。ラスト2頁のオチが最高。アレックスにまつわる三部構成の展開、警部自身の物語、捜査班のキャラ作り...全部この2頁の"振り"に思えて、読後暫し余韻を愉しむ。
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HR部のU女史につきあって
北八王子へパンケーキ食いに都心からドアツードアで2時間。11時前に帰宅。晩飯はカップ焼きそば。
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「Tin
Pan」Tin Pan
"ぽい"音楽がいっぱい入っていて愉しい。エスニックでミニマルなトラックの上でデイビッド・トゥープが朗読する"Soylent
Green"とか、スティーヴ・カーンみたいな"Queen Notions"の中に、清志郎が歌うTin
Pan風ルンバがあったり。10年以上前のレコードとは思えん質感。
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定時過ぎに会社出て原宿方面はループウイラー。例によって
ナイキとのコラボ新作スニーカーを受け取りに。軽い。もう一色も捨て難かったなあ...なんて話から、店員さんと増殖するスニーカーの収納問題談義。
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「虚無回廊」小松左京
「
NOVA10」の瀬名秀明入魂の中編を解するため、順番は逆になってしまったが本編を読む。直径1.2光年×長さ2光年の円筒形物体が地球から5.8光年先に突如出現、折しも世界連邦国家を樹立していた人類は人による探査の代案として人工実存AE(人工知能AIではない)を物体に送り込む...。30年近くも前に(1988年)、量子論的宇宙と生命論、さらに"実存"とはなんぞや?という問いに真っ向から挑もうとした巨編の未完の前半。いかんせん本番はこれから、天文スケールの円筒物体の謎は、量子論的宇宙から生命原理へと超展開の予感を感じさせるのみ(巻末収録の堀晃対談に少しだけ垣間見える)。1巻の殆どを占める序章だけでも膨大な量のアイデアがぶち込まれてて、ここだけでも凡百の作家にとってはネタの宝庫じゃないか。
最終便で大分→東京。
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「レコード・コレクターズ
2015年1月 特集はっぴいえんど」
もうすぐ出る新マスタリング盤箱「
はっぴいえんどマスタピース」の特集...っても中味あるのは冒頭の鈴木茂のインタビューくらい。そりゃあもう雑誌で書くことなんか残ってないよね、はっぴいえんどネタ。副特集のクリムゾン箱(「Starless」)関連も特記なし。やっぱりレココレをamazonで買うのはやめよう。
一緒に購入は
奥多摩東部と西部の登山詳細図改訂版。
先日の奥多摩駅発が意外にいけたので、来年は奥多摩方面を主に歩いてみようと思います。
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「緑色の宇宙」生頼範義
画集
結局
宮崎で開催された展覧会にもいけなかったし、
図録も入手しなかったし...なんだけど、画集が出たので購入。スターウォーズのポスター(表題の由来)を目玉に収録。寺田克也×金子ナンペイ対談とか本人インタビューや小松左京御大の言及再録など。小松左京、平井和正(に清水一行)の書籍カバー収録が嬉しいが、そのうち全書籍カバー集のようなモノを出してくれないだろうか。「ハイペリオン」シリーズとか見開きで収録してもらいたい。
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昨日の忘年会、二次会で若者三人と終電まで呑んでしまって、今日もイマイチ。最近こんな感じ。夕方の便で大分に帰る。
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「ハリー細野&TIN
PaN ALLEY IN CHINATOWN」細野晴臣
クラウンイヤーズ箱セットから。タイトな演奏でカッコ良いが(YMOの初期構想でドラムは林立夫だったというのがよく理解できる)、
先日のコンサートで聴いた"絹街道"の(40年経た)まったりしたグルーヴの方が今は好き。豊富な語彙で成るアンサンブルにより惹かれるというか...オイラも歳をとったのだ。
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雨寒風の中、Oと
銀座で串揚げの昨日16日。ミキモト本店のツリーが今年で最後ってことで、見に行きたいというご希望、22時前に店を出ると雨も上がり、叶えることができました。その後、私は品川泊、今日は朝イチ便で大分へ日帰り出張。国東半島は雪が降っていた。年末の山行が既に楽しみ。
...
水玉螢之丞さんの訃報をさっき知った。ご冥福をお祈りするのみ。[
twitter]
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さとがえるコンサートのパンフレットを読んでいる。出会いから音楽観まで四人のインタビューがたっぷり収録の充実の内容、林立夫のインタビューが面白い。(ドラムってジャストでなくもっとおおらかでいい..って話の中で)「スティーリー・ダンが悪いと思うんだ、僕(笑)」とか。
昨日「ロックンロールは...」と書いたけど、音楽がプロダクトになる前の作り方、ミュージシャンシップを究極的に体現してるのがこの人達だな...と。その後の世代としての憧憬ですね。
いつもの四人で甘いもの会、
おかめ交通会館店。
栗ぜんざい、餅が美味い。ぜんざいは餅の焼き具合が大事。
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矢野顕子さとがえるコンサート
@NHKホール
w/細野晴臣、林立夫、鈴木茂と聞いては行かねばならぬ...でも気づくの遅かったので3階席...メンバーの表情までは見えないが、でもステージ全景はよく見えました、シンプルだけど素晴らしいセットとライティング。"Akiko
Yano+Tin Pan
2014"、バンドとしての一体感に震えた。1stセット最後に演奏った新曲のセカンドラインビートに熱くなり、二人で歌う"終わりの季節"に涙、アンコールの"絹街道"、最後は"ひとつだけ"。70年台の同士ならではのロックンロール...ハードなグルーヴとギターに圧倒されながら、コレを越えるものも継げる者ももう無いだろうなあ...という感慨が一瞬浮かぶ。まあとにかく、アッコちゃん、カワイイ。
今日の模様は
大晦日にWOWOWで放映、来年にはCDも出るらしいよ。新譜も期待しています。ロックンロールはこの人達で終わってもいいんじゃないか。
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7時半頃に家を出て奥多摩駅着は9:45分。軍畑とか沢井とか、沿線駅で結構下車していくので
地図見返してみると、いろいろ縦走路があるのを再認識。来年は奥多摩東部を開拓しようと心に留め、さて駅から鋸山への登山口まで駅前を10分ほどうろうろ。10時前に登り始め、最初に出会すのが急石段。登り切った愛宕神社で先行する小学生(?)団体を追い越させてもらって、鋸山へ。陣馬並みの登りが続いて漸く(天聖神社)石仏に10:49着。快晴。先の岩場を進んでいくと、路肩に雪。少しずつ道を覆っていく。風がごうごう、森が鳴る。ずっと登りかと思ってたんだけど、尾根筋歩きが続いて軽快、愉し。鋸山着11:55、行動食。気温1.7度C、風強し。ジャケット出して着る。オキノ岩山12:17。尾根歩き、雪道になってくる。大岳山/馬頭刈尾根の分岐12:44(馬頭刈方面は通行止めになってる)、ここから大岳山頂への岩場登りが始まる。13:01山頂着、賑やか。
前回来た時は日没の残滓が辛うじて確認できる時間だったので、晴天下の眺望を暫し堪能。行動食を腹に入れ、御岳山方向に下る。
暗がりの中ヘッドランプの灯り頼りによく下ったもんだ...と当時の自分を褒めつつ、凍結してる岩場を恐る恐る下る。大嶽神社12:23。御岳方面の道は凍結した雪道が多く、トレッキングポールを出す。芥場峠から縦走路を外れ鍋割丸から奥の院を目指す。奥の院着14:19。強風。樹々なければ吹き飛ばされてるに違いない。参詣周遊コースを下って縦走路復帰14:50、長尾平分岐に着いてみるとアジア人と思しきグループが茶屋の方らしきに相談中...これから奥多摩駅まで行けるか?という話らしく、岩庭園にしといたらとアドバイス。御嶽神社に参拝15:05。晴天の下都心まで見渡せる。その後の用事まで時間持て余すので、土産屋で珈琲と団子で休憩。ケーブルカーでは下山せず、巨杉並ぶ表参道をてくてく。滝本駅16:20。丁度御嶽駅行きバスの時間なので、バスで駅まで。6時間30分、13.3km。後半少し物足りない感じもあり、御岳周辺からの縦走コースと組み合わせてみたいなあ...と
地図(旧版)を広げて妄想中。
御嶽駅16:39発の快速で立川へ。先輩社員M氏の率いるバンドのライヴ。立川駅前の居酒屋で、他の2人と合流。19時過ぎまで呑んで、
ばくだん畑に着くと1ステージ目。20時過ぎに開演。カーペンターズ、
前回に引き続きシックメドレーなど。いつになくギター成分多めで、やっぱり何故一般会社員やってるのかわからないよ先輩。
11
9日夕方の便で大分。10日に福岡経由で上海。今日の昼過ぎまで会議して、夕方の浦東空港発で21時の成田着。帰宅11時半。
07
8時15分高尾駅北口発予定のバスで陣馬高原へ。寒いが晴天、バス停は小仏行きで長蛇の列、一方の陣馬高原行きは丁度席が埋まるくらい。8:50高原下バス停→9:07登山口→9:52陣馬山頂、
快晴の空、富士と南アルプスが綺麗。10:15和田峠→10:46醍醐丸、トレッキングポールを出して市道山方面へ、前半のコナラの森で暫し足を止める。既に葉は落ちてしまってるが、それでも群青の空に映える樹々の中で聴く風音の心地好さよ。市道山手前でちょいと道を間違い、若干のタイムと体力のロス、正午丁度に市道山。湯を沸かしてカップヌードルの昼食に30分ほどの後、来た道を下り、直ぐの分岐を刈寄山方向に進む。
前回は右膝の痛みを堪えながらの山行で、楽しむ余裕無かったんだけど、今日はCW-Xのお蔭もあってかペースは落ちず、所々の眺望(杉林が伐採されて開けてる所があって、なかなか面白い)や、こっちにはまだ残っている紅葉の中を進んでいくと、途中で熊氏に遭遇。眼鏡忘れてきたんでハッキリは見えなかったけど数m先に威嚇の声と開いた口の赤い色がハッキリ。それで少し動揺してたのか、いつの間にか尾根筋を長い下りに入ってしまって、刈寄山に着く気配がない。どこで間違ったのか判らないんだけど、宮尾神社の裏から境内に出て、そのまま沢の音方面に下れば先週末の終着点だった夕やけ小やけふれあいの里に出た(15:04)。地図を確認してみたけど、そんな道載ってないし。14.5km、6時間20分。
バスは1時間に1本、33分着予定...が遅れた上に、ぎっしり満員。ドアに張り付き30分はちと長い。日が暮れた高尾駅のホームは寒い。
ホグロフスの限定ザックが届く。素材から全てスエーデン産で作ったという創業100週年記念1,000個限定品(シリアルは225番でした)。ちと重いので、山行用より旅行用でしょうか(容量は50Lくらいかな)。所有者と所有期間を書き込む布タグが裏についていて、世代を越えて使ってくださいということらしい。
06
夕方に給湯器交換。晴天、山歩きには好い一日だったのに。
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「メシアの処方箋」機本伸司
「
神様のパズル」が面白かったので期待した2冊目。温暖化によるヒマラヤの氷河湖決壊から顕れたのは古代の"舟"...その中には蓮華文様が記された木簡が大切に保管されていた。文様が示すものはどうやら遺伝子配列、それは神の遺したメッセージか?てな話だと、
石森章太郎みたいな伝奇ミステリーだったり、"
幼年期の終り"的なサイエンス・フィクション、はたまたスラップスティックなノリを期待してしまうんだけど、出だしこそ良い感じのスピードに思えるも、展開が雑だしキャラクターも弱く、正直がっかり。繰り返し出てくる生命倫理の話も、浅過ぎるし。
05
ついに湯をかけても点火できなくなってしまった。
04
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「NOVA
10」大森望 責任編集
なんか
後続がもう出ているけど、一応第一期NOVAの最終巻。瀬名秀明の小松左京「虚無回廊」(読まなきゃ)のスピンアウトな中編を最後にもってくる最厚の1冊。収録作のレベルの高さはイチバン。円城塔の「Atlas^3」とか、圧巻...の中で(SF的な部分にではないけど)最も印象に残ったのは木本雅彦「ぼくとわらう」。
管理会社から修理の了解はまだ出てないらしい。12年物の給湯器、修理代は入居者に払わせるつもりか??
03
今晩も、また湯を掛ける給湯器かな。
02
朝、
再び給湯器が故障。湯沸して外にある給湯器にかけると、起動した。風呂には入れた。
01
菅原文太、逝く。
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