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2014年2月01 '14
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toe w/ ACO @渋谷OA East
"ACOのライヴ、ゲストtoe"...ってどういう事なのか判らないがチケット取った。仕事片付け7時過ぎにOA East着。ステージ上はtoeのセット、前座ってことらしい。しっかり50分強のステージ。ACO参加で"月、欠け"など(「ねえねえ、ひとつ言っていい? これ滅茶難しいんだよねー(笑)」)。後半四曲のキラーチューン("run for ward" - "エソテリック" - "past & language" - "path")で今週不調だった心身が浄化され、ACOは観ずにそのまま会場を出る。
 
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Huntsville @柏 Nardis
昨年のDans Les Arbresの折に聞いてたとおりHuntsvilleで来日。柏Nardisは小さいジャズバーで、少し無理やりな奥のソファー席位置の小じんまりしたセット...だったからなのか(通常はピアノがあるドア側で演奏してるらしい)音響はあんまし良くなかった。とは言え、早朝電話会議で始まる長かった一日で疲れた四肢に、間近で聴くミニマルなノイズの洪水が心地よい。
導入した新兵器(PCM-D100)、初回使用の印象や好。PCM-D1と比較してあんまし変わらない...という評価も見てたけど、音の解像度は明らかに違うように思える。
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風邪は相変わらずだが、家族と買い物に行って、JAL最終便で大分→東京。

「竜とわれらの時代」川端裕人
白山系の山村の祖母のもとにわけあって身を寄せることになった兄弟が山中で発見した恐竜の歯と思しき化石から拡がる話は、古生物学ネタだけでなく、9.11以降の混沌とした宗教原理主義の世界的対立構図まで絡めた活劇に発展する。2002年初版ながら、地方行政と原発ネタ、インテリジェント・デザインの話など予知的...というか着眼点が先見的。個人的には、活劇よりも古生物ネタを掘り下げて貰ったほうが、フィールドワークに惹かれる今の気分には合ってたんだけど、むしろ「科学」と宗教、政治、社会の関係にドライブするこの展開も、ここのところ漠然と考察してたところとシンクロして面白かった。ほぼ800ページだけど、一気に読ませる。
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風邪が悪化し午前中休む。
21
JAL最終便で東京→大分。
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佐久間正英氏が亡くなったとの報。氏といえば私にとっては「ゴールデン・ピクニックス」。ご冥福をお祈りいたします。
19
正午前に届いた新しいザックを早速背負って高尾山。高尾山口駅着1時半過ぎ、六号路を登って山頂2時半前。雲ひとつ無い快晴で、雪に白い富士が綺麗に見えている。夕暮れはさぞかし綺麗に違いないってことで、大平林道から城山へ周って一丁平あたりで夕富士鑑賞と洒落込むことに。城山茶屋は登山者も殆ど居ない(アンパン食べてる間に撤収準備中の茶屋の方だけになってしまった)。一丁平4時10分、夕日にはまだ早い...もみじ台4時半好い塩梅。ベンチに腰おろしてコーヒー淹れて(アメリカンになってしまった...次は家で淹れ方検討していこう)、日が沈んでいくのをずうっと眺める。富士の色、空の色が時間をかけて変化していく日没後の色がまた美しいのだ。5時前にもみじ台を後にして高尾山頂に戻る人影もまばら薬王院を経て一号路。今日はケーブルカーじゃなく、てくてく歩いて下りる。5時50分高尾山口駅
新しいザックは、ホグロフスのスキー用日帰り山行に使ってきた15Lでは、最近持っていくようになったクッカー&ストーヴと食料の一式、おまけに冬用の襲衣入れるとはち切れそうになっていたので、容量の若干アップと物品へのアクセスのし易さ、腰ハーネスがある、それからトレッキングポールを収納しやすい...というあたりが条件。26Lで二室構造、スキー板の収納がポールにも使える...ということで、試してみることにした次第。背負い心地もすこぶる良く、内部のポケットも便利。気に入って使えそう。[ヤマレコ
18
帰国。飛び立つなり爆睡してしまい、起きたら残り3時間一寸。
15
成田→フランクフルト。

「クラーケン(上)(下)」チャイナ・ミエヴェル(日暮雅通 訳)
ロンドン版帝都物語? 現代のロンドンしかし裏の顔は魔都...を舞台に、大英博物館に展示されているダイオウイカ(実在する)が忽然と姿を消した一件から裏倫敦の均衡が崩れ...という話。巻頭の謝辞にポップ・ウイル・イート・イットセルフの名も出てるように、80-90年台ポップカルチャーへのオマージュから、古今東西虚実ないまぜの怪しい宗教のオンパレードと、混沌とした都市記号論的エンターテイメントになってて、これは翻訳難しいよねえ...と訳者の苦労は想像に難くない。本来持って回った修辞表現が多いのか、世辞にも好訳とはいえないややこしい文章も多々あり。翻訳で読むと面白さが判らない作家なのかも。まだイマイチ乗れないミエヴェル。
14
体のあちこちが痛い(でも膝は痛まず)。特に上半身の疲労振りが半端ないのは、長距離のトレッキングポール使いのせいか。体全体的に消耗しきった感じ。
晩は、二女二男の甘いもの会。年末に月光茶房のカウンターで教えてもらった秋葉原のフルーツパーラーの予定だったんだけど、無情にも「CLOSED」の札。7時閉店だそうです。だったら千疋屋本店行こう...ってことになりました。今日もまさかのフルーツバイキングの日にかち合うが、待たされること無く入店。クイーンズストロベリー・パフェを戴く。足りずに苺のミルフィーユを追加。少し飢えが満たされ、解散。帰りにてん屋で春彩天丼食ったのは内緒だ。
13
一昨日の帰宅後amazonに注文した右膝用サポーター、昨晩届いたので、山行き決行。陣場山から御岳山までの縦走狙いだけど、下りでの膝の具合次第を覚悟。7時35分高尾駅北口発のバスに間に合うよう6時半前には家を出る。陣馬高原下着8時10分、陣馬山頂9時10分で朝の富士をパチリ和田峠に下るが膝は全く痛まず。サポーターって凄い! 醍醐丸10時、市道山方面へ長い下り(膝に変調無し)。快晴の空とコナラの森コントラストが気持ち好い。醍醐丸-市道山間のこの雰囲気はオススメ。市道山頂11時過ぎ、先へ進むが、途中で道を間違い(直進すべきを、開けてるように見える右へ入ってしまった)15分ほどロス、体力もロス。臼杵山への尾根道は、一度歩いてるにも関わらず、これでもか...と無名ピークが出てくる意地悪振り。ようやく臼杵山12時10分過ぎお湯沸かしてどん兵衛+たまごスープの昼食20分少々前回は荷田子に下りて帰ったけど、今日は分岐を元郷へ落ち葉積もって足元不明な急坂を下り続けるがなかなか元郷バス停に着かず...地図には50分とあるけど、ここで予想より時間がかかってしまって、ようやく着いたのは1時40分前。ここから檜原村の車道(R33→R205)をてくてく登山口まで歩く。地図上いくつか取り付く場所があるんだけど、茅倉から登ることに。小学校を過ぎて"この先行き止まり"の表示ある舗装路を少し登った民家の横に祠あり、そこから山に入ったものの、辛うじて見える赤テープを目印にほぼ藪漕ぎ状態の急登どうやら舗装路終点から山道入口があったらしい...この直登が時間短縮になったか逆に時間取ってしまったかは判らないけど、かなり消耗してしまったことは確か。山道に合流し、さらに馬頭刈尾根までの延々とした登りがまた辛い。殆ど苦行。尾根に出て、岩に腰おろし暫し休憩。ここで15時過ぎ、日没までに大岳山に着くのは難しそう...だけど、ここで下っては後日またこの道を歩かねばならぬ。気を取り直して尾根筋を進む。途中ですれ違った方に、「この時間からどこまでですか!?」と声をかけていただく。「さてどこまで行きましょうか」と答える。岩剥き出す尾根を登り下りして、つづら岩15時50分巨岩を巻いて更に進むと富士見台16時15分過ぎ。ここでもう日が落ちる寸前。ヘッドランプをポケットに入れて、大岳山はもう直ぐの筈...ペースはなかなか上がらないが左に日没を見ながらここは進むしか無い。日が暮れ気温も下がる。所々雪が残る道を歩き続けて廃墟の大岳山荘17時。ここまできたら山頂へ。凍った雪の岩場登りを終える直前に、下ってくる方とすれ違う。「こんな時間に、人と遭うとはー」「先気をつけて」。山荘から15分ほどで山頂。日が落ちた西の空...この時間に此処に居ないと見れない景色。ヘッドランプを装着し、下りの岩場を恐る恐る...ようやく神社に到着という瞬間、思いっきり後ろに転倒。ザックが緩衝になってくれて頭は打たず。この先は御岳山まで。微かな月明かりとヘッドランプを頼りに、続く凍雪の道を延々と歩く...基本下りで、足元さえしっかりしてれば順調な山道。途中でアイゼン付けて、ガシガシと進む。夜道(まだ6時台ですけど)を歩き続けて、御嶽神社に着いたのは7時。階段登って本殿にお参り都内方面の夜景が綺麗。計画では、ケーブルカーの運行時間にはここに着いて、楽チン下山のつもりだったんだけど、そりゃあもう終わってますわな。滝本駅までとことこ暗いくねくね道を下る。ようやく着いた駅、バスも既に終了。公衆電話に貼ってあったタクシー会社に電話するも、「時間かかりますよ」と言外にお断りされ、御嶽駅まで歩くハメに。人通り無い寒い夜道を歩いて駅着8時半。青梅行きの電車まで約20分。駅のホームに座って待つと、ザックのポケットに入ってる水が凍りかけていた。12時間、32km。
青梅→立川→分倍河原→調布乗り換えで戻り、CoCo壱番でエビカツ野菜カレー。帰宅11時前、疲れた。しかし、サポーターの威力は凄い。スノーピークの新製品ヘッドランプはイマイチでした。歩行時の光の指向性に難あり。夜道でのヘッドランプの重要性を痛感したとも言える。 [ヤマレコ
12
観劇の友人を連れて高尾山。ケーブルカーで登って(初めて)、ケーブルカーで下りる。今日の目的は団子だったんだけど、友人は二串食えず、柚子粉かけみたらし団子のみ...焼き胡麻団子は次の機会ということで(私は遠慮無くいただく)。山頂からの富士は、正午過ぎにつき薄っすらとだけ。下山したら、とろろ蕎麦、その後駅横のイタリア飯屋でコーヒー。日も暮れる4時半過ぎの電車で帰る。右膝の調子はやはりよくなく、明日は休山日かなあ。
11
起床6時半...7時半過ぎ高尾駅北口発の陣馬高原下バス停行きには乗れないので、北山稜-南山稜の一気縦走に計画変更。駒木野バス停8時半富士見台9時半晴天に雲かかってたけど富士が見えた...富士が見えない富士見台だったのに)、10時15分過ぎ狐塚峠、さらに30分弱で夕焼け小焼け分岐...この先の雰囲気が北山稜で一番好き、11時20分過ぎに関場峠45分には堂所山...ここで昼飯。お湯沸かしていつものトマトチリ味カップヌードル、今回は麺食べた後チリビーンズの固形スープを入れて増量してみた。正午を15分過ぎたあたりで出発これまでは陣馬山方面に向かってた分岐を今日は景信山方面へ。下って少し進んだあたりで年配のグループが北側斜面を覗いてる...寄ってみると立派な"しもばしら"が群生。この時間でもあんな立派なのが見れるんだーなんて思いながら北側斜面に目やりながら歩いてると、程なく1個だけど立派なしもばしらを発見。その後景信山(1時前)城山(1時半過ぎ)と進んだけど、アレ程綺麗なのは見当たらなかったなあ。城山から下って、大垂水峠への分岐を下って南山稜方面に向かう。沢に降りる下り道の途中(夏にヤマホトトギスの群生があった周辺)、両側に"しもばしら"の群生を発見。夢中になって観察してると、トレランの男女が気にも留めず話しながら後ろを駆け抜けていく...勿体無いのお。大垂水峠2時15分。このあたりから、下りで右膝が痛み出す...大洞山(2時半)の下りからは膝曲げるのが難しく...ペースが落ち出す。中沢山3時丹沢方面の雪残る山陵が雲に覆われながらもなかなかの威容...を右手に見ながら、膝がの痛みは増すばかり。泰光寺山からの急な下りがしんどい。三沢峠3時50分松見平休憩所4時10分...陽は沈む態勢に入り、休憩所の櫓の上には月の姿。ほどなく草戸峠に着くが、両方の足に疲れが...ここからは下り...と思ってたんだけど、無名ピークの連続、日は暮れてしまって薄暗くなっていく中、しかし右膝のせいでペースは落ちるし。ようやく草戸山方面登山口に下りてきたのは5時15分頃直ぐに高尾山口駅、悪名高いホットジンジャーエールを自販機で買って、25kmちょいの新年初高尾は終了。帰宅途中でバンテリンを購入。[ヤマレコ
道中は長袖のベースレイヤーにコットンのフードジャケットだけだったんだけど、この組み合わせで気温5度未満でも大丈夫だと確認(クレッタルムーセンのコットン生地が優秀なのか)。駅で電車待つ間が一番寒いんだけど、これは今週買ったホグロフスのインサレーションジャケットが見事に機能。
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帰りに明大前駅下車、マフラー無事回収。拾ってくれた京王線の駅員さん、感謝感謝。
07
朝の通勤、超満員京王線電車に乗る前に外したマフラー(今日は寒いね)、笹塚で乗り換え下車の際に手元に無く、落としてしまったのに気づく。昼休み明けに京王線の遺失物係に電話したら、該当するものが明大前駅にありそうだとのこと。駅に電話したら、まさにそのもの。いやー良かった。年末から2度目の失態...今年はこのパターン続くのかなあ。

ドイツから帰国したM君歓迎会から帰りがけのファミリーマートで、amazonからの配達物を受け取る。ライヴ参戦に新兵器導入。
06
午前中に東京へ。
04
散髪に行きたいので山はなし...のつもりが、電話したら今日まで休業。好い天気なんだけどね。地図やネットを見ながら、今年のイベントをあれこれ妄想。三箇所の長めのテント泊縦走をやってみたいなあ。春:高尾山→大菩薩嶺、初夏:高野山→伊勢神宮(勤続25週年の休暇を使う)、晩秋:祖母山→大崩山。

「神々の山嶺 (1)~(5)」谷口ジロー、夢枕獏
夢枕獏2001年刊の代表作の一つを、谷口ジローが漫画化したもの。当時は山に興味なく、存在は知っていても手に取ることはなかったんだけど(今も高山登山を自分でやろうというわけではないが...)、去年から山に行き始めたところに先日の(同じくSF作家な谷甲州による)加藤文太郎伝でこの辺の書籍に関心が出てきたところ。まず原作だろうという話もあるが、谷口ジローの画力には文庫版とはいえ圧倒されてしまった。森田勝の評伝も読んでみようと思う。
03
福岡→大分。特に渋滞もなし。道中眠くてどうしようもなくなり2度の休憩。
02
大分→福岡。筑紫野ICでやや渋滞。
01
大晦日/元旦とまさか由布岳連登になろうとは。起きてきたかみさんの寝惚け顔に「行ってくるよ」と残して家を出る。正面登山口10時、今日の目的はお鉢での落し物捜索なので、御来光登山の方々が続々下山してくる横を、とにかく山頂までガシガシ登る(樹氷帯は殆どなくなっていた)。マタエ着11時17分34分には西峰山頂、そのままお鉢巡路へ下りる。強風吹きつける西斜面を下り始めて直ぐに、雪上に無体な姿を晒したジャケット発見。思わず「ヒャッホウ!」と声が(ホントですから)。お鉢に入って早々に落としてたのね...雪を払ってザックに詰める。折角なので今日もお鉢を一周することに。撮影控えて時間短縮...のつもりだったんだけど、やっぱり所々でついストップ。山頂から西斜面の強風で断念する人も居るみたいだけど、鉢のナイフエッジ部分は無風で静か。昨日自分でつけた踏み跡を辿ってガシガシ岩場を登る。3箇所ほど足場と手掛かりに迷うところがあったかな。12時45分東峰山頂。凄い風。登ってくる際に言葉交わしたご夫婦に、「見つかった?」と声をかけていただく。あまりの風の強さに直ぐマタエに下り、そのまま下山。駐車場着14時丁度。
ホグロフスのSUTA HOODジャケットはもう廃版だし、かつBlue Inkという色は現行品ではもう展開してないんです。無事生還してくれて良かった。 [ヤマレコ

2013年12月