This is POP!! | ©gaburu
2010年2月01 '10
31
「NOVA 1」大森望
書下ろしの国内SF短編アンソロジー。前半は期待したよりも薄味(結構濃そうな面子にも関わらず...傑作選ではないからね)、しかし後半、牧野修のB級アクションホラー的表題の癖に密度濃い言語学ハードSFから、円城塔飛浩隆へと濃密な三編が続く。伊藤計劃絶筆は、キム・ニューマンな歴史改変モノの冒頭部分のみ...勿体無い勿体無い。まずは、シリーズ継続に期待というところ。今回に関して言えば、も少し精査しても、或いは時間かけても良いのでは?という感想(前後半のバランスが悪い)。雑誌じゃなく、ハナから文庫本に纏めてくれるのは省スペースで好ましいけどね。
30
先日観た帰れま10から食べたくてしょうがなかったと言うベイクド&フロッキーシューを買いに、パークプレイスのミスドへでかける(一番近いのは高城ジャスコ店なんだけど、アソコは滅茶不味いので行かない)。40周年とかで復刻版旧作オールドファッションがずらりと並んでて、つい買い込んでしまった。来週から昼休みはジョグせねば...なんて言ってるのに。

「Boca Negra」Chicago Underground Duo
久々の新作はブラジルでの録音/ミクス。ストレートなアフリカンテイスト(カリンバが全体的にフィーチャーされてる)、自然残響を活かした録音、さらに過剰気味とも言えるダヴ処理...所謂シカゴ派的音響ジャズつういつしか出来てたサブジャンルをリセットしてきた感...でも最後には馴染みなミニマルに収束。ベルリンライヴ頃のラウンジ・リザース辺り(最近聴き直してる)を彷彿とする所も。これ激好くないスか?
29
課内レクレーションで定時後ボーリング。スコア、浪あり過ぎ。

「Cimeric」Radian
全篇これストイックでアバンギャルドな音響系轟音ギターってわけでもなく、ところどころロック的なエモーションが覗くあたりが興醒め。手癖が出てしまうんだろうけど、一寸安易な気がするんだよね。

「Afternoon Tea」Ambarchi/Fennesz/Gough/Rehberg/Rowe
10年前にMille Plateauxからリリースされてたらしい、オーストラリアの前衛ギタリストを中心にラップトップ音楽家達がコレボレーションした即興音響ライヴ録音に未発表音源を加えてリマスター再発したモノ。ピーピーガーガーなノイズの集積が、かなり気持ち好い。最近ホントよく聴いている。
28
娘は宿泊体験学習で外泊。元気にしてるだろうか。楽しみにしてた天体観測、星が綺麗に見えてるといいけど。副委員長、張り切りすぎて空回りしてないかなあ。...心配してたらキリがない。
26
研修修了後、品川に宿を移して学生時代からの友人Yと晩飯。9時半過ぎに店を出て別れた後、月光茶房へ。定時後遅くまで居残ってしまってご迷惑をかけてしまった。
25
研修の懇親会後、同期のMと晩飯。
24
数日前からの腰痛が重くなってきて、いちセンチ足りとも前屈できない状態。出張で出てきた東京の宿泊先で、堪らずマッサージを頼む。全身満遍なく凝ってたようで、おばさんの指圧の痛いこと痛いこと。肝心の腰痛は、少しマシになったような、変わらないような...。
18
「あ・じゃ・ぱん(上)(下)」矢作俊彦
やっとやっとの読了。単行本で一度挫折してるから、10年越しだよね。戦後東西分断された日本、昭和天皇崩御直後の日本に黒人の私が、首都大阪へCNN特派員としてやってくる、終戦直後日本駐留軍だった亡き父の恋人"はなこさん"を探しに...。とにかく情報量多いIFモノSF。これでもかと実名使ったパロディやらオマージュのテンコ盛りで、読んでて頭痛が。こんだけ微に入り細に入り作りこんでおきながら、最後はどうにもセンチメンタルなハードボイルドに落とすところが矢作俊彦。

小隅黎こと柴野拓美氏の訃報、昨日twitterで拾って驚いた(体調が悪いという話は此処何年か聞いていたけど)。私にとっては何といってもニーヴンの翻訳。これでセンス・オブ・ワンダー原理主義を培ったと行っても過言ではない。
17
「9」Supersilent
聞いてた断片的な情報や昨年7月のライヴ体験からの想像を、いい意味で裏切られて、今余韻に浸っているところ。今回ドラムレスになって、初めてこのバンドを聴いた時の"わけ解らなさ"に回帰したような感じか...B級A級SciFi映画(例えば「ドクター・フー」とか、タルコフスキーのあれこれ)のような鬱蒼としたトーンのなかに、エスニックなフレーズが微かに聴き取れたり(9.4ではテリー・ライリースーフィーものっぽい展開も)。ゴチックぽくもインダストリアル・ノイズぽくもあるけど結局どれでもないつう、バランスの取り方が絶妙なのか。
15
「3」Susanna & the Magical Orchestra
秀逸なシンセアレンジ、アナログシンセの使い方に「おおっ」と思ったのは久しぶりかも。シンプルな構成なんだけど、曲ごとに表情の変わる深みのある音像。スザンナのソロは良く聴いているので、久しぶりのエレポップ・バージョンが愉しい。

昨年末から会社ではずっとマスク着用なんだけど(新型インフルエンザの本人罹患者が出ると、1週間は地区全社員マスク着用)、無精髭面で取引先と会議しても、バレないのは嬉しい。
14
OTDから課金の通知。流石に今回更新はしないつもり。

「Popular Songs」Yo La Tengo
洒落ている。だけどこういうオルタナティヴ・ロック世代のAOR的音楽にグッと来ることはもう無いんだろうなあ...。やっぱり何処かに毒が無いと。
 
09
娘の熱は朝には平熱。冬休み後半のアレコレと新学期初日の忙しさで熱が出た様です。

年末にかみさんが録画してくれてたアニメ版「もやしもん」一挙放送を観てるうちに、三連休の初日は終わっていく。
08
シカゴ駐在後任F氏の一時帰国歓迎と年末に産休に入ったT嬢の出産壮行会てことで、大分駅方面にて我がグループでの呑み会(一言「新年会」と言えばいいのか)。今年度の新人、二宮くんのエピソードに大笑(新人の名前が「二宮」っていうんで、イケメン若手を期待して過剰な期待に盛り上がってた職場の女子たちが、本人が来た瞬間仕事に散っていったという残酷な話...もし来年度の新人の名前が「福山」だったら一体どんなことになるのか...)。

娘が熱を出したというメールが入って、二次会は振って帰宅。8度近い熱。インフルエンザ???
06
「BIPPP: French Synth Wave 1979-85」V.A.
フランスのポストパンク/テクノポップ・コンピ。言葉わかんないんで真面目なんだかフザケてるのか判らないところが面白いといえば面白いイロモノ盤。まんまクラフトワークで「TGV」ってタイトルだったり、4曲目なんて数あるジョイ・ディヴィジョン・クローンの中でも出色の珍品ぶり。
05
「Dub Infusions: 1989-1999」V.A.
クラシックも良いけど、ダヴ聴くとまたいいんだコレが。ベースの響きが半端無い。今日聴いてたこのコンピ盤、ちょこっとウォリー・バダルー入ってるあたりが特にツボ。続編が出てたとは知らなかった。

ポケモンワールドチャンピオンシップス日本代表予選の大分大会へ申込み手続きを黙々とこなす父。これって当日同伴する保護者もポケモンだいすきクラブに入会且つクラブカード申し込みしないといけないのね。すっげー面倒くさいっす。
04
仕事始め。調子でねー。

「Handel: Messiah」Nikolaus Harnoncourt
高級ポータブルオーディオが嗜好にも影響か、クラシック聴くのが楽しい昨今。今までの半端な聴視環境だと平板だったアーノンクール指揮のヘンデル「メサイア」が、こんなにニュアンスに富んで聴こえるんだもの。
03
大分に戻る。鉄道の旅は楽だ。
02
1日午後に博多へ。朝からキャナルシティポケモンセンターでお年玉的買い物(これがまた凄い人混み)、docomoショップで父にらくらくホンを契約購入。帰宅後、70歳過ぎの父に初ケータイの使い方を教えてると、夕方姪たちが遊びに来た。娘が相手してくれてるので、大人は食事後ザ・ドリームマッチ

2006年2月