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2012年4月03 '12
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土曜日出勤終日会議。帰寮して、インジェニュイティのリフィル交換。購入して約5ヶ月。ペン先が使うにつれ削れていくので、最初のシャープな線が徐々に潰れていくのが欠点(ここ1ヶ月は結構太い線...極細の筆ペンくらい...になってしまってた)。筆圧が強過ぎ?
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昨日炊飯器が壊れたと家人から連絡があったので、新宿ヨドバシ。本炭釜とか言う奴にしてみた。大分へ配送。ついでに、一向によくならない背痛を少しでも和らげようと、マッサージ器各種を見に行ったんだけど、どうもうまい具合に揉みほぐしてくれそうな機種は見当たらず。

「芸術新潮 大特集:大友克洋の衝撃」
久しぶりに画集も出たし原画展も始まるし、いろいろ動き出してる大友克洋。描きおろしマンガ掲載とあらば当然買う(件の自転車本だって持ってるし)。御本人インタビューも結構面白かったが、高寺彰彦のアシスタント秘話もなかなか興味深いよ。
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家族が帰省中の知財部I氏と美登利寿司。鮪三昧。絶品でございやした。次回は、佐藤の切り餅の一件、有利に進んでいた裁判終盤に"偽証"が明るみに出て形勢逆転してしまった...という噂の真偽について、当該特許判例の検討会名目ということに。
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「魚舟・獣舟」上田早夕里
異形コレクション所収各短編(表題作含む)のレベルの高さと、デビュー作の前日譚になる書き下ろし中編の語り巧者ぶりは、「ハーモニー」と第30回日本SF大賞を争ったのも頷ける。登場人物の感覚描写や展開の容赦のなさ(とは言え、相変わらず小説としての整合性に神経質な感じはそこはかと感じるけど)に男性作家と違う感性を感じるのは、穿った見方か。六編中、ショートショート「饗宴」が一番好き。

背中が痛い。夕方、どうも我慢できなくなって、比較的早めの帰寮。
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「まんがのあなた SFのわたし」萩尾望都
77年78年の主にSFについて語った対談7本に羽海野チカとの"語り下ろし"を収録。時期的には、「百億の..」連載前あたりから「スター・レッド」の頃。手塚治虫のSFマニアっぷりや、意外にSFマニアでない松本零士、その後の代表作長期休載を伺わせるような美内すずえなど。イマイチ噛み合ってない寺山修司なんかも収録されてるけど、全体的にSFマニアな女性漫画家にオジサンたち興味津々といった感じ。一方で、古き良き時代の漫画家像というところも。そういう意味では、この対談後...80-90年代がマンガの転換点なのかなあ(その時代は、この先生方にはどういう風に見えてたんだろう...)なんてことを思ったり。

大分→東京。「勇者ヨシヒコと魔王の城」全巻見終わることができて、今回の休暇は有意義でした。
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LEGO/CUUSOO(空想)で二番目に商品化された「はやぶさ」を組み立ててみた川谷プロマネのフィギュアに組み立て説明書にも"はやぶさPJT"解説掲載という丁寧仕様。キットはサンプル採取装置を伸ばしてイトカワにランディングした状態(イトカワ地表のターゲットマーカーも再現)というもの。見事です。

「Tools 2012」HUgE編集部
衣食住に関する道具についてのムック本第二弾。51頁に載ってるアメリカ製のトラベルハンガー(メーカー不明)、こういうのずっと探してたんだよね。なかなか無いんです。

 
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「南極点のピアピア動画」野尻抱介
ニコニコ動画初音ミクに月への彗星衝突後日という近未来シチュエーションをベースに、オープンソースの自立機械、軌道エレベータ、インターネットによる"集合無意識"(?)まで、4短編ほぼ300頁の中へのネタの放り込み方が半端ではない。このカバーでタイトルだと読み手を選んでしまうと思うけど、ギークだけには勿体無い...課題図書としてもいいのではないか。一見楽天的なご都合主義ストーリーだが、そこかしこに毒は顕在。
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「いま集合的無意識を」神林長平
"雪風"のスピンオフ、伊藤計劃へのアンサー短編(表題作)も収録...表題作については、飛浩隆の解説が続くという趣向。「ハーモニー」も「虐殺器官」も面白かったが、そこまで凄いか伊藤計劃...と感じてたところ、二人の「ハーモニー」観を読んで、作家達がハマってる所が分った気がする。私の伊藤計劃感は違いますが。
神林長平は、とにかく思考という網で捉えるリアルを執拗にテキスト化する...その姿勢には感服するんだけども、小説としての当たり外れが大きいんだよなあ(最早、所謂"小説"として成立させることに執着が無いんだろうね)。表題作で、飛氏の解説で、神林小説を読んでる時の違和感の理由が確認できた。「敵は海賊...」みたいな、エンターテイメントに昇華させた話を読みたいんだけどね。

朝イチ便で、大分。
15
一昨日亡くなった叔母の通夜。ほぼ30年ぶりに従兄妹に会う。仕事終えて駆けつけたので斎場に着いたのは9時半頃...2時間弱しか話せなかったけど、何だか皆変わってなくて、安心した。最終電車で帰寮。
13
 
12
夜中にtwitterとFacebookのアカウントを削除しました。特段事情などなく(強いて言えば昨日買ったスケッチブックのせいですか...)、"リセット"ということで、また近々、アカウント自体は別名復活させたいと思ってますが、情報収集目的(各種公式サイトのフォロー)に絞って、私事をつぶやいたり近況載せたりはもうしないと思います。復帰後、今までフォローしてくださってた中で旧知の方々にはまたフォローのリクエストをすると思います。よしなにです。
11
9時過ぎに起床。やっぱり眠い。洗濯、髭剃って駅前へ行って読書、そのまま新宿はデザインワークスへスーツを受け取りに→紀伊国屋..探してた本は見つからなかったけど→東急ハンズでスケッチブックと色鉛筆を買う。

「類推の山」ルネ・ドーマル(巖谷國士 訳)
マグリット画をあしらったカバーが好い。未完の冒険譚。巻末に持ってきたルネヴィルによる"初版への序"文と訳者解説をもって"作品"として成立してるその構造も愉しいし、この小説の一語一句が象徴する様々なメタファに、インスピレーションを掻き立てられる。

「BRUTUS No.727/ No.714」
"旅に行きたくなる"と題した最新号と最近枕元に置いてる"chill out"号、ドーマルの"類推の"旅に掻き立てられる何か、それに今日買ったスケッチブックが、何かこう気持ちの変化に繋がりだしてる気がする。
 
10
早朝Skype。部活を変えたいという娘の相談にのる(卓球部から野球部へ...だそうで、女子が野球部試合に出れるのは中学生の間だけらしい)。風呂入って二度寝。昼過ぎに起きて、ポテコとヨーグルト、野菜ジュースの昼飯、再度就眠→起きたら夕方7時。(いまココ) 多分これからまた寝る。晩飯どうしようか。

「聴いたら危険!ジャズ入門」田中啓文
フリージャズのウェブレビュアーとしても知るとこにはよく知られているSF/ミステリ作家の、フリージャズへの誘い本。本書の主旨や経緯などはこちらを参照(5分過ぎ頃から)。とにかく勢いで(2週間!)で書き上げた、フリージャズ愛。まあ、"ジャズ"とか"フリージャズ"っていう言葉が既に何か怖い感じするので、真面目にヤングパーソンズガイドするなら、違う切り口がいいんだろうと思う(この本は結局そういうモノではないと思うのですが)。

メビウスことジャン・ジロー逝去
09
約半年ぶりにN氏と、これまた久しぶりの神田にあるビール屋。場所も変わらず、内装も当時のままだが店員は変わってしまっていた。そりゃあそうだ、7年ぶりくらいだもの。
08
東京に戻る。夕方までの会議、最後まで出て、もう一泊しても良かったかなあ...。
07
出張で大分。かみさん、遂に花粉症発症。
05
一日中貧血気味。
04
遅い起床。部屋の中が寒過ぎるので、読みかけの本を持って駅前へ。読み終わったので、さあ帰ろうかというところ、野尻抱介新刊が出てるつぶやき見かけ、そのまま新宿。ついでに昨晩イベントやってた聴いたら危険! ジャズ入門」など数冊。

「鳥は今どこを飛ぶか」山野浩一
季刊NW-SF」誌主宰者の中短編集が創元社から2冊...なんで今、しかも2冊も??ってところはあるけど、カバー画に惹かれました。年代順に並んでないところがミソで、この構成だと後半読み応えが出てくる(わざわざ再度世に出す必要あるか?というものも多い..「霧の中の人々」、「首狩り」あたりは秀作...)。巻末の筆者自身の評とほぼ同じ感想。
03
切れたブーツの革紐探しに東急ハンズ(同じような革紐はあったけど長さ足りず...)→修理に出してた時計を受け取りに表参道ディセンタージュ春物ジャケットを購入)→月光茶房
"晴れるけど北風吹く寒い一日"なんて朝言ってたのに、暖かい一日だった。これならTシャツにパーカー羽織るくらいで十分だったな。
02
おっさん三人、バーガーショップで閉店まで語り合う金曜日の夜。
 

2012年02月