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連休初日。朝6:40羽田発の
SNA便だと9時半には大分駅。
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「Tools
- Real Stuff for Future Classics」HUgE編集部編
ここで見かけて買ってたムック本。大分に戻ってきて、積まれていたamazon箱からまずこれをチェック。基本的には工業製品的生活雑貨のセレクト本(概要は先のリンク先ブログあるいは
公式ブログを参照)..."招き猫"、服飾、家具から農具なんてものまで、眺めてるだけで愉しい。物欲が刺激されて仕方がない。危険。
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新所属は新設部場ということで、漸く転勤してきた2人加えて全員揃ったところで発足会。ここだから書くけど、私はやっぱりこういう呑み会は苦手。
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広島へ日帰り出張。帰宅してからもう一仕事、気付けに
帰りの新幹線の中で
フェラ・クティw/ジンジャー・ベイカーのライヴ盤を聴く。ボーナストラック(末尾を飾る)のツインドラム凄いかっつうと、ベイカーのソロが冗長に感じてイマイチ。やっぱ、ホーンsとコーラスにキーボードでガツンと盛り上がるのがアフリカ70ってなもんじゃないだろうか。
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「ヴァート」ジェフ・ヌーン(田中一江
訳)
多分ナノマシンでクラウドに存在する仮想現実へアクセスするってテクノロジーじゃないかと思うんだけど、話の中ではドラッグとほぼ同義で使われている"ヴァート"が一般化した(蔓延してるという意味じゃなく、政府によって管理適正使用されている)イギリスはマンチェスターを舞台にした、少年のロスト・アンド・ファウンド譚。原著は1993年出版だから、所謂アシッドハウス全盛のレイヴ時代を代表する1冊なのでは。
ハッピーマンデーズ、
ブラックグレープ辺りを流しながら読みたい。クラーク賞という感じではないと思うけど、これが"SF"とされたのも、あの時代ならではってことなのかねえ。
仕事の合間、気晴らしに新宿へ出かけて、
ネイビーの夏用ジャケットと白シャツを購入。
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正体なく爆睡して午後は丸々潰れる。これから、親友夫妻と芦花公園で晩飯です。(起床して、目覚ましに
四人囃子を聴いてるところ)
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20
初羽田空港国際線ターミナル発、初大韓民国はソウル着。英韓和語混じったタクシー運転手の話聞きながら、久しぶりの"外国気分"を味わいつつある。
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出張のK君を
囲む会で新丸ビルで呑み。同じく出張中参加のY(靴好き)から、「このビル、
チャーチの正規ディーラーショップが入ってますよ」と聞いて、じゃあ一寸抜けて見に行こうか...と降りてしまったのが運の尽き。"黒の
ディプロマットがあれば完璧なのに..でも、購入はもう少し先にしよう..."と最近思案してた心の隙を突く「7Fは最後の一足です」の一言に、
つい購入。呑みに行って靴買うハメになるとは。笑え!
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バンクーバー空港の免税店で購入した
モンブランの万年筆用の
インク買いに新宿へ。ついでに春夏用のジャケットを
お買い上げ。昼には戻って、冬物をクリーニングに出しに行ったり、ぼおっと過ごす午後。
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「青い星まで飛んでいけ」小川一水
流石は短編巧者。冒頭の数行、一度の会話で世界観(お話の前提条件)に導入してしまい、話を進めるに連れさりげなく掘り下げていく。冒険科学小説的なSF本来の面白さには興味ないような
神林長平とは真逆じゃないかね。ライトノベル的語法が時として鬱陶しいところはあるけど、毛色の違った6編、一気に読めた。
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「アンブロークン・アロー
戦闘妖精・雪風」神林長平
3作目。思考の言語化に量子論的世界観を掛けあわせるというアイデア、デビュー依頼30年繰り返し追求してきたテーマに現代SF的展開加わってオチが見えてきたって感じか。続編は意外に早くリリースされるんじゃないのか?って気がする(この最終ページからまた10年...てのは勘弁して)。
例の登場人物の思考を書き連ねていく独特な文体も、この話でやっと意味を見出したという感あり。途中で立ち止まっては駄目で、この文体のリズムに任せて一気に読まないと読み辛くてしょうがないとも思う。
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今日は
赤坂。旧所属からの引き継ぎ的某先生との会食。30分で仕事の話を終えて、祇園での遊び方から(
都をどりのチケットや番組表実物を拝見)最後は埴谷雄高まで飛び出すディープな話に相槌を打つ。
14
12
帰国。機中、5時間ほど爆睡してたと思う。いつ離陸したか覚えてないし。
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「沈黙のファイル
- 瀬島龍三とは何だったのか」共同通信社社会部編
困照氏のブログ見て気になった1冊。"戦後賠償のからくり"から導入するところが巧い。戦後戦後と言うが、戦争は形を変えて続いてるってことかね。そもそも戦前たあいつだよって話でもある。てことだと、そのうち、幕末明治維新から今日の原発問題まで俯瞰する視点...なんてのがあってもいい気がするな。
10
08
夕方に成田を出て同日朝のバンクーバー着。もうね、滅茶苦茶疲れてますよ。今週は日曜日から突っ走ってる。精神的には開放されたけど、肉体的に厳しい。
成田で触らせてもらった
Fine
Pix X100は、今ひとつ衝動買い魂に響いてこなかった。10万円超だと、ブツの質感は私的に大事。もう少し
性能面での情報収集と現物弄りしてみないとなんとも言えないけど...。
06
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「太陽系最後の日」アーサー・C・クラーク(中村融
編、浅倉久志 他訳)
全三巻のクラーク・レア短篇集、初巻。時系列の編纂になってるとのことで、この巻は最初期の...1946年から51年というサイエンス・フィクション黎明期、
ステープルドン辺りの影響をモロに受けた観念的な書き物から、ものの5年で一気に小説巧者になっていく経緯が面白い。科学技術や進化に対する絶対の信頼感は、この時代ならではなのか...最終巻まで読み進めると、クラークの印象が変わるだろうか。
昨年注文してた英国靴、最後の1足。月曜日に会社に届いてたんだけど、今日漸く部屋に持ち帰って、
早速開帳。
チャーチのシャノン、
2足目(今回は茶のポリッシュド・カーフ)。このフィット感に勝る靴は今のところ無い。
05
04
大分。洗車しに帰ってきた? いえいえ、髪切った娘に会いに。
03
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「The
Fitting Room」Courtois, Ducret & Pifarely (2002)
部屋にこもって仕事の日曜日。外は天気悪いし、4月というのに寒いし。こんな日の頭脳労働のBGMには、弦を引っ掻きあう即興アンサンブルが好ましい。薄暗い部屋に溶け込みながら時たま耳に引っ掛かるノイズが、一寸だけインスピレーションを刺激してくれる。
02
01
解放記念日(笑)
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