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2011年5月04 '11
29
連休初日。朝6:40羽田発のSNA便だと9時半には大分駅。

「Tools - Real Stuff for Future Classics」HUgE編集部編
ここで見かけて買ってたムック本。大分に戻ってきて、積まれていたamazon箱からまずこれをチェック。基本的には工業製品的生活雑貨のセレクト本(概要は先のリンク先ブログあるいは公式ブログを参照)..."招き猫"、服飾、家具から農具なんてものまで、眺めてるだけで愉しい。物欲が刺激されて仕方がない。危険。
26
新所属は新設部場ということで、漸く転勤してきた2人加えて全員揃ったところで発足会。ここだから書くけど、私はやっぱりこういう呑み会は苦手。
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広島へ日帰り出張。帰宅してからもう一仕事、気付けに帰りの新幹線の中でフェラ・クティw/ジンジャー・ベイカーのライヴ盤を聴く。ボーナストラック(末尾を飾る)のツインドラム凄いかっつうと、ベイカーのソロが冗長に感じてイマイチ。やっぱ、ホーンsとコーラスにキーボードでガツンと盛り上がるのがアフリカ70ってなもんじゃないだろうか。
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「ヴァート」ジェフ・ヌーン(田中一江 訳)
多分ナノマシンでクラウドに存在する仮想現実へアクセスするってテクノロジーじゃないかと思うんだけど、話の中ではドラッグとほぼ同義で使われている"ヴァート"が一般化した(蔓延してるという意味じゃなく、政府によって管理適正使用されている)イギリスはマンチェスターを舞台にした、少年のロスト・アンド・ファウンド譚。原著は1993年出版だから、所謂アシッドハウス全盛のレイヴ時代を代表する1冊なのでは。ハッピーマンデーズブラックグレープ辺りを流しながら読みたい。クラーク賞という感じではないと思うけど、これが"SF"とされたのも、あの時代ならではってことなのかねえ。

仕事の合間、気晴らしに新宿へ出かけて、ネイビーの夏用ジャケットと白シャツを購入
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正体なく爆睡して午後は丸々潰れる。これから、親友夫妻と芦花公園で晩飯です。(起床して、目覚ましに四人囃子を聴いてるところ)
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帰国。流石に会社に直行して、山を少し減らす。
20
初羽田空港国際線ターミナル発、初大韓民国はソウル着。英韓和語混じったタクシー運転手の話聞きながら、久しぶりの"外国気分"を味わいつつある。
19
出張のK君を囲む会で新丸ビルで呑み。同じく出張中参加のY(靴好き)から、「このビル、チャーチの正規ディーラーショップが入ってますよ」と聞いて、じゃあ一寸抜けて見に行こうか...と降りてしまったのが運の尽き。"黒のディプロマットがあれば完璧なのに..でも、購入はもう少し先にしよう..."と最近思案してた心の隙を突く「7Fは最後の一足です」の一言に、つい購入。呑みに行って靴買うハメになるとは。笑え!
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バンクーバー空港の免税店で購入したモンブランの万年筆用のインク買いに新宿へ。ついでに春夏用のジャケットをお買い上げ。昼には戻って、冬物をクリーニングに出しに行ったり、ぼおっと過ごす午後。

「青い星まで飛んでいけ」小川一水
流石は短編巧者。冒頭の数行、一度の会話で世界観(お話の前提条件)に導入してしまい、話を進めるに連れさりげなく掘り下げていく。冒険科学小説的なSF本来の面白さには興味ないような神林長平とは真逆じゃないかね。ライトノベル的語法が時として鬱陶しいところはあるけど、毛色の違った6編、一気に読めた。
16
「アンブロークン・アロー 戦闘妖精・雪風」神林長平
3作目。思考の言語化に量子論的世界観を掛けあわせるというアイデア、デビュー依頼30年繰り返し追求してきたテーマに現代SF的展開加わってオチが見えてきたって感じか。続編は意外に早くリリースされるんじゃないのか?って気がする(この最終ページからまた10年...てのは勘弁して)。例の登場人物の思考を書き連ねていく独特な文体も、この話でやっと意味を見出したという感あり。途中で立ち止まっては駄目で、この文体のリズムに任せて一気に読まないと読み辛くてしょうがないとも思う。
15
今日は赤坂。旧所属からの引き継ぎ的某先生との会食。30分で仕事の話を終えて、祇園での遊び方から(都をどりのチケットや番組表実物を拝見)最後は埴谷雄高まで飛び出すディープな話に相槌を打つ。
14
旧所属の某グループ三人と「ほんとうにおつかれさまでした会」。お疲れさまでした。解放を祝う。T女史、毎昼休みNHKの連続TV小説観てるのに、「てっぱん」終了に気付いてなかった(まだ続いていると思っていた)のが判明。
12
帰国。機中、5時間ほど爆睡してたと思う。いつ離陸したか覚えてないし。

「沈黙のファイル - 瀬島龍三とは何だったのか」共同通信社社会部編
困照氏のブログ見て気になった1冊。"戦後賠償のからくり"から導入するところが巧い。戦後戦後と言うが、戦争は形を変えて続いてるってことかね。そもそも戦前たあいつだよって話でもある。てことだと、そのうち、幕末明治維新から今日の原発問題まで俯瞰する視点...なんてのがあってもいい気がするな。
10
時差ボケで早朝起床...3日しか居ないので、別に調整する必要もない。丁度日本の夕方、Skype件のスニーカーの具合を聞く。サイズも好い具合で、気に入ったみたい。早速履いて帰ってきたとか。

雨の中でかけた日曜日の中華街は、軒並みシャッターが下りて人影もなく。何とか空いてる店を見つけて飲茶で晩飯。明日はもう帰国。
08
夕方に成田を出て同日朝のバンクーバー着。もうね、滅茶苦茶疲れてますよ。今週は日曜日から突っ走ってる。精神的には開放されたけど、肉体的に厳しい。

成田で触らせてもらったFine Pix X100は、今ひとつ衝動買い魂に響いてこなかった。10万円超だと、ブツの質感は私的に大事。もう少し性能面での情報収集と現物弄りしてみないとなんとも言えないけど...。
06
「太陽系最後の日」アーサー・C・クラーク(中村融 編、浅倉久志 他訳)
全三巻のクラーク・レア短篇集、初巻。時系列の編纂になってるとのことで、この巻は最初期の...1946年から51年というサイエンス・フィクション黎明期、ステープルドン辺りの影響をモロに受けた観念的な書き物から、ものの5年で一気に小説巧者になっていく経緯が面白い。科学技術や進化に対する絶対の信頼感は、この時代ならではなのか...最終巻まで読み進めると、クラークの印象が変わるだろうか。

昨年注文してた英国靴、最後の1足。月曜日に会社に届いてたんだけど、今日漸く部屋に持ち帰って、早速開帳チャーチのシャノン2足目(今回は茶のポリッシュド・カーフ)。このフィット感に勝る靴は今のところ無い。
05
入学式

お祝いは時計が好いとのことで、フォーラス1階のTicTacへ。その前に通り道にあったリーガルに寄って、踝があたって痛い先日買ったらしいローファーの代わりの通学靴を物色。ネイビーのスエード・スニーカーを気に入ったもののサイズが無くてお取り寄せ。因みに件のローファー、中敷きパッドで調整してくれて、踝はあたらなくなりました。感謝。
さて時計。白のG-Shock miniをえらくお気に召したので、プレゼント。今日早速担任の先生に、腕時計つけても良いか確認してたみたいだし、明日から使ってくれるに違いない
04
大分。洗車しに帰ってきた? いえいえ、髪切った娘に会いに。
03
「The Fitting Room」Courtois, Ducret & Pifarely (2002)
部屋にこもって仕事の日曜日。外は天気悪いし、4月というのに寒いし。こんな日の頭脳労働のBGMには、弦を引っ掻きあう即興アンサンブルが好ましい。薄暗い部屋に溶け込みながら時たま耳に引っ掛かるノイズが、一寸だけインスピレーションを刺激してくれる。
02
週末の買い物日記は続く...。そもそも、富士フィルムの新機種デジカメを冷やかしにでかけたんだけど、新宿ヨドバシにはまだ入ってない様子。家を出たら手ぶらでは帰れないので、高島屋をぶらぶら...Felisiで、来週末から3泊5日のカナダ出張だし...丁度欲しかった出張先で使う鞄(スーツケースに放り込んでも邪魔にならない奴が欲しかった)に出くわす。ついでにネイビーのベルトが好い色だったので一緒にお買い上げ。その後、月光茶房気になってたPaolo Fresuの新譜を聴かせて貰って、教えてもらった07年作のサントラと一緒にカウンターからamazonへ注文。
01
解放記念日(笑)
 

2011年3月