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2008年12月'08.11
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「ファストフードが世界を食いつくす」 エリック・シュローサー(楡井浩一 訳)映画が何となく中途半端だったんで、原作読んでみました、エリック・シュローサーファストフードが世界を食いつくす」。食肉、ファストフードってFDAじゃなくて農務省管轄ってのは知らんかった。んで、検査は業界自主規制と...。基本的に、米国酪農産物ってのは、システムとして安全保障が成り立ってないのね。食安全については、昨今、日本もザルだってのが判ってしまった訳だけど、米国のソレはまた違う病巣があるのが判る。

昼前から雪が降り続く。気温は2-3度C、積もらずそのまま溶けてしまう。
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クリスマスツリーの飾りつけ
 
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米が尽きたのでミツワへ買い物。ついでにBestBuyによって、感謝祭バーゲンをひやかす。家族はアニメDVDをチェック...お買い上げ希望の品が色々積まれている中に「あずまんが大王」を紛れ込ませてレジへ(栗コーダーファンですので...)。一緒に「Futurama」もまとめ買い。これで安心して帰国できるよ(まだ先です)。
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感謝祭Thanksgiving)につき、四連休(の今日は初日)。一族皆実家に集まって七面鳥を焼く...というのが伝統的な過ごし方、ってことで日本で言えば正月の様な。先週末から休みに入ってる人々も多いしね(学校も今週は休みというところが結構ある)。現代的にはむしろ翌日の大バーゲン(今日は休みで早朝から開店/深夜から並ぶ人も多い)の方がメインなのかもしれんけど。
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トロント日帰り。1時間の用事のために2回出入国審査...とても面倒くさい。

「お父さん射精したことある?」と娘が聞いてきてビックリ。今日の保健の授業で勉強したらしい。「勿論。だからあなたが生まれたんだよ。」と動揺を隠しながら回答。自分、四年生で習ったっけ? 当時は「がきデカ」が性教育だったかも。
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シティ・グループへの公的資金支援、日経でもトップを飾ってるけど(25日付朝刊)、うちも米国個人口座はシティなので(駐在員なら大方シティかバンカメじゃないかと)先週から一寸ドキドキしてました。"FDIC insured"なんで預金保護は間違いないだろうけど、小切手やカードの支払が滞ったりすると面倒くさいもんね。いずれにせよ、こっちの預金額、絞らんとなあ。
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「火星ダーク・バラード」 上田早夕里火星ダーク・バラード」上田早夕里。火星都市を舞台にしたテレパスものハードボイルド。一匹狼刑事と超能力美少女の出会い/逃避行/別れ..つう定番的設定と筋書きなんだけど、作者の拘りは"原罪"であり、テレパスを軸に描く現代人の"共感"と"孤独"にあって、テンポは良いがテーマは深く沈むように重い。そこから未来史的ビジョンを提示する後半の展開は、流石は小松左京賞受賞作なSF魂。ただ、全体的に小説としての整合性を気にし過ぎじゃないかと言うところがあって、もう少しハメ外してはどうかな...と。

運転免許証、戻ってきたー。違反者講習の日程は追って沙汰ありらしい。
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「スタックス・レコード物語」 ロブ・ボウマン著( 新井崇嗣 訳)ロブ・ボウマン著「スタックス・レコード物語」。彼の名ボックスセット(日本版は山下達郎監修だったよね確か)のライナーノーツ執筆者によるスタックス全史完全版。音楽話と並行して、初期の地方レーベルから全国区からバブル経営へ、それが元で大手(CBS)/銀行に屍肉まで漁られる最期までが資料と双方証言を元に描かれていて、特にその末期は痛々しく切ない。

「The Complete Stax-Volt Singles 1959-68」 V.A.今回これ読むにあたって、箱セットvol.2vol.3も揃えて68年以降も私的再発掘。これまで、オーティス・レディングサム&デイヴ全盛期までがスタックスという認識だったんだけど、マッスル・ショールズ録音華やかりし70年前後の切れ味に目から鱗が...つか、スタックスだと認識してなかった無知に恥じ入るばかり。末期、シャーリー・ブラウンが出した2枚の素晴らしさが(本編読みながら聴き返すと)胸を打つ。
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「クローバーフィールド」 マット・リーヴス監督「クローバーフィールド」。とても面白かったす...でも酔いまくり。薬飲んで2時間ベッドに臥す。映画館で見たらこんなんじゃ済まなかっただろうなあ。一回こういうの見てみたかったという怪獣映画ファンの願望を十分満たしてくれるけど、正統怪獣映画に真っ向勝負じゃないので、まあズルイと言えばずるいやね。いや怪獣云々とは別に、この間観た「テープ」並みに巧い映画。
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晴れが続けば気温も下がる。今朝はマイナス7度C(風もあるから体感はさらに低い)。ガソリンスタンドでも給油の間立っていられず、慌てて車内に避難する。

レゴのシカゴ2大ランドマーク組んでみた。60ピースちょい、ものの数分で出来る。これにマリーナシティ・ビルが加わると、より在シカゴ記念度上がるんだけどね。
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「re futurhythm」 村田蓮爾村田蓮爾「re futurhythm」。廉価版とは言え、A4版フルカラーな美本画集。私にとってはラスト・エグザイルの人なので、美少女画より乗り物系のスケッチ多数収載の方がソソラレるかなあ。

娘のクリスマスプレゼント...前から欲しがってたレゴ#7744警察署と一緒に、シカゴの二大高層ビル..シアーズタワー(完成高さ9インチ)とジョン・ハンコック・センター(7.5インチ)が到着。先日近くのレゴショップで見つけたんだけど、まだあんまり知られてないみたい(ネタがローカル過ぎ?)。今後シリーズ化されるみたいよ
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「WORKs EH95-08」 江口寿史江口寿史「WORKs」。95年から08年までのイラスト297点(書き下ろしのカバー画、あとフィギュアの写真とかを含む)を収録+仕事場写真。「自分の本業は漫画家」っつうんだったら、漫画描いてね、先ちゃん。

よく行く(この日曜日にも行った)近くのTARGETで、この間ピストル強盗があったという噂。どうやら、ホントにあったみたい(10月末)。かみさん独りで買い物行かないように言っとかなきゃね。
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下校のバスが路上に出てきたヘラジカ(elk)を撥ねたんだって。たまに轢かれたシカ(deer)を見かけることはあるけど、身内が遭遇するとはねえ。かなりの衝撃だったそうですよ。怪我無くて良かった。
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F君と昼飯時に「雪降らんねー」と話してたら、日が暮れてから結構な降雪。この冬初の積雪で、アッという間に車が真っ白。

デイヴ・フォーミュラ(マガジンのキーボード)のMy Space。ソロアルバム準備中で、再結成面子にロバート・ワイアットなんかも参加ですって。それ用の音源か判らないんだけど、掲載されてる曲、なかなかカッコ良いっす。
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..てことで、久々のEmpty BottleThe Sea and Cakeのレコ発ライヴ。前座のDeath Vessel(カントリーフォーク系SSW/Joel Thibodeauという人らしい..ハイトーンのなかなかのヴォーカルでしたよ)後、今回は録音目当てってのもあって、敢えて若干引いた位置に陣取る。去年のMetroは新譜中心だったけど、今回は旧譜しかも比較的初期の曲も演奏で約1時間。スティール・パンこそないもののラップトップ使う場面もあったり、相変わらずサムはシャウトしアーチャーは跳ねるのアグレッシブなステージングに、離れた立ち位置で黙々とベースラインでウネリを作るエリックとレコードじゃこの強靭なスネアの音は判らんよなマッケンタイアのドラムス。シカゴ屈指のライヴバンドを堪能。→Flickr

The Sea and Cake @ The Empty Bottle on Nov 15, 08The Sea and Cake @ The Empty Bottle on Nov 15, 08
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全然知らなかったんですけど、マガジン再結成するんですって!? 来年2月にロンドン、グラスゴウ、マンチェスターを回るらしい。直ぐに各都市毎1回チケット取りましたよ(日程的にロンドンは一寸無理そうだけど..)。TBCとなってた(一部"無名の"なんて誤報がありますが)ギターは、アポロ440Nokoが弾くんだと
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「Retrograde」 Atomic1「Jingle All The Way」 Bela Fleck & The Flecktones2「Car Alarm」 The Sea and Cake3「the book about my idle plot on a vague anxiety」 toe4「Down Town」 YMCK, De DE Mouse5

最初聴いた時の違和感がライヴ観て払拭された前作の、そのツアーの勢いのままスタジオに入ったんじゃないかと思しき(3)、自然体かつ遊び心も鏤められてて、こりゃ今度のライヴ絶対行かなきゃと。一方ライヴ本命Atomic(1)は、オマケのシアトルでのライヴ盤を入れれば3枚組。前作の、やっぱり3枚組だった傑作ライヴ盤をピークに、今回は古典的フリージャズを再発見しようとしてる様で、一寸地味だがわたしゃ好き。さて、ここんとこついリピートしてしまうのが、YMCKの8bitサウンドの極まり具合に脱帽な(5)。8bitダンスホールレゲエというだけでもアイデア秀逸なのに、それをはっぴいえんどでやるかねえ...。フレックトーンズが季節モノ演奏った(2)だけど、これかなり"変"。この遊び心は...一寸日本じゃ受けんか、やっぱり。toeの(4)は、DVDと被り。2,3曲、EPに入ってたような力抜いた系ボーカルを聴いてみたいす。
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帰宅途中にスピード違反で捕まった。免許証はお召し上げ、で三択の様式と封筒を頂きます。曰く..以下の三つから好きなモノを選べ:A)罰金$75(20mph以下の場合)を払う、B)$115払って(同上)かつ講習を受けて違反記録を抹消する、C)抗告するので裁判所に行きます。違反者講習4時間、面倒くさいけど受けに行くかあ。
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「量子真空」 アレステア・レナルズ(中原尚哉 訳)レナルズ「量子真空」。文庫本1200ページ、見てくれ凶悪なんだけど、今回、複数のエピソードが巧く絡まってテンポよろしく読み易い。これまでの大冊長編2刊短編集2冊で、登場人物/世界観に馴染みがあるのでそう思うんでしょうけど。恒星/惑星をがんがん改造してしまう機械知性が出てくるわ、短編集で見せてくれたゴシック趣味もチラ観できるし、軽く30億年スパンの話が出てくるところも理系SFならではの愉しさ..その癖、オチもなかなか上手くまとめてる。で、恒例(?)の音楽ネタ、今回は"タンジェリンドリーム星"なんてのが...。
09
日曜参観日、でした。
 
08
デスクトップPCにSqueezeCenter入れて、屋内WiFiストリーミングでChumby使う。設定自体は簡単なんだけど、無線だけにレスポンスが悪くて一寸イライラ。使えるようになると、なかなか快適(音飛びなんかはあるけど、ラジオだと思えば)。Chumby君、一応ステレオスピーカーだし。加えて、充電池稼働でケーブル無し/持ち運び可なんてことになると大変嬉しい訳ですが。
07
Chumby届いた。良く判ってなかったんですけど、これってネットの情報をChumby社経由/ウィジェットという格好で端末(Chumby)表示させるってことなのね。面白いこと考えるなあ(商売観点)...まあ一般受けは、日本語対応のウィジェット次第ってとこでしょうか(新刊案内とか便利かも)。Flickrから写真取得/表示できるので、フォトフレームに使えそう..と思ったけど、液晶表示の画質はイマイチ。取りあえず、時計天気表示に使用。→Chumby日本語まとめwiki
06
自宅デスクトップPCのHDDを交換。デジカメ画像とMP3で現行500GBが殆ど埋まりつつあり、ここらで1TBに増量というわけ。とっととデータ移したいところだけど、フォーマットがまだ終わらない...。

タイムリーと言うか、こんな事が起こってるそうで。リンク先から辿れるここなど、その後の進展もフォローされてて参考になります。"良識"による"検閲"ってのが行きつく先は...最早フィクションじゃ済まないところが怖いよねえ。
05
「図書館戦争(1)」初回限定版DVD昨日届いたアニメ版「図書館戦争」DVD、夜早速観てたところ、娘のツボに嵌ったみたいで、今朝も早起き、2巻目を観てから登校。パトレイバー攻殻機動隊の系譜の"次"が、こんな恰好で出てくるとは...な意外性に私も一寸やられましたよ。因みに原作は読んでません(文庫になったら..)。各巻初回版には、有川浩書き下ろしのショートストーリー入り。

そうそう昨日の選挙スターバックスが"投票した人にコーヒー無料提供"してたんだって。高投票率にどれだけ影響してたかは知りませんが。
04
シカゴ日本人学校、今日は大統領選挙の投票所になるとかで臨時休校。

「エクスァイア 10月号 SF再読」 雑誌エスクァイア」誌がSF特集だなんて、どういう風の吹き回しか。約1/4(70頁弱)とはいえ、クラークの足跡探訪に、バクスターのインタビュー、ディック特集(は、イマイチ...だけど川又/円城対談あるし)、ケリー・リンクまで出てきて立派なもんです。いやー、でもホントにどういう風の吹き回し?


バラク・オバマが大統領当確。蓋開けてみれば、実は接戦かも...と思ってたけど、大差ついたなあ。マケイン氏、福大統領候補にあんなの選ぶからだよ。
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肺癌で闘病中だったジミー・カール・ブラックが亡くなったとのこと。享年70歳。75年版魔法楽団のドラムスでした...ということで、本家隊長サイトアート・トリップからの追悼メッセージが寄せられています。
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夏時間終了。日本との時差は15時間。
 

2008年10月