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S氏主催のよくわからない四人面子の会。女子一名を囲む会だったのかな。
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「キリストのクローン 覚醒」ジェイムズ・ボーセニュー(田辺千幸
訳)
第三部、上下巻の下巻でどんでん返し...と言っても、驚くほどでもない。三部通して、要は「キリストを讃えよ」という話だったわけで、巻末解説で明かされる本作は"クリスチャン・フィクション"として知られるジャンルでしたというのがオチでした。残念。
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某医学会の重鎮の会食に呼ばれる。話弾む中(私は静かに傍聴する役)、青函連絡船の話が出て、学生時代のあるエピソードを想い出し、胸が焦げてしまう。
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「キリストのクローン 真実」ジェイムズ・ボーセニュー(田辺千幸 訳)
黙示録を現代を舞台に描写するとこんな風になるのね...つう、大災害モノの様相な第二部。億単位でどんどん人が死んでいく様は、何だか虚しい。前半の隕石編はそれなりによくできているものの、後半、"イナゴ"が捻りもなくそのまんま登場すると呆れてしまって...。日本には幻魔大戦もデビルマンもあるので、三部目はよっぽどアクロバティックでないと笑えませんよ。
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昨日同様朝5時半のホテル発で
空港へ。ラウンジで別件出張で来ていた以前所属してた事業部の知己3氏(
デンバー到着の時にも空港で遭遇していた/VIP医師と同じ便だったらしい)と一緒になる。
LAXまで同じ便、到着後別れる。
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朝5時半ホテル発で空港までVIP医師をお見送り後、そのままリモでホテルに戻る。ミッション終了。
4月に米国法人社長に赴任したS氏が正午に到着したので、
ランチ。その他社員や独仏代理店の参加者を連れて結局ランチと同じレストランでディナー。後、
シェラトンのバーで日本人三人、此処じゃないとできない話。
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ロンドン→シカゴ。ヒースローのBAラウンジ、軽食のオーダーが(バフェでなく)できるんですね。
ブリティシュ・ブレックファスト・サンドイッチをいただく。美味なり。
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「キリストのクローン 新生」ジェイムズ・ボーセニュー(田辺千幸 訳)
バチカンにある聖骸布の真贋調査で実は細胞が採取されていて...後はタイトル通りの、そんな話。三部作の第一弾上下巻を読む限りは、幻魔大戦×核拡散時代の政治シュミレーションて感じで、何となく一時代古いんじゃないの?という
如何にもアメリカ的なトンデモ小説。発表は97年てことで、シュミレーション部分は時代を感じさせるし、"ニューエイジ"ノリが強くて、一寸苦笑してしまうところも。今後化けるんでしょうか。帰国したら、二部目を読んでみる。
シカゴ→デンバー。デンバー国際空港で日本からLA経由で到着するVIP医師をお待ちして(1時間遅れて2時間半待ち)、ホテルへお連れする。今回の出張最後のミッションが始まる。
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イスタンブール→ロンドン。2時間遅れ。
ホテルへのチェック・インは23時半。
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トルコアイスはピスタチオがやっぱり美味い。
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フランクフルト→イスタンブール。
タクシム広場近くの宿。一寸路地に入ると殆ど廃墟だったりして、なかなか雰囲気がある(笑)。
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ゲッティンゲン日帰り。
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成田→フランクフルト。エコノミー席では眠れず...というか読み始めた小説が面白く、到着までずっと読み耽ってた。
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「死都日本」石黒耀
霧島火山群が大噴火を起こし、数時間で南九州が壊滅、さらに日本列島も火山灰に覆われ次々とその機能を失っていく...という大災厄小説。宮崎県が舞台だけに、出てくる地名は殆ど知ってるし臨場感が半端でない...てな個人的事情は置いといても、火山関係のマニアックなネタから日本書紀から旧約聖書を跨ぐ伝記ネタ、ついでに政治ネタまで、本書初版が2002年というのを考えると、黙示録的な予見性に怖くなるくらい(民主党の政権奪取から、国家規模の震災、原発事故、中国とのパワーバランス...何より新燃岳噴火しちゃってるわけで)。これがデビュー作ってのが凄い。お薦め。
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JAL最終便で大分→東京。
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「NOVA
7」大森望 責任編集
宮内悠介のスペース金融業モノ、小川一水、谷甲州などこのシリーズ定番ものにホラー仕立て(「開閉式」)、お色気モノ(「土星人襲来」)など、粒が揃ってる7巻目。
藤田雅矢の植物SFってのが興味深かった。この人は、既刊を探してみようと思う。
何気に点けたTVでやってた「
ファミリー・ツリー」を観て、目が真っ赤に。なんだか色んなモノを重ねてしまった。
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久しぶりの授業参観に学校へ。
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来週月曜日は大分でミーティングなので今日の最終便で大分に戻る予定だったんだけど、控えている米国出張に備えて
国際自動車運転免許を取りに(米国免許は今年1月の誕生日で執行してしまったので)、朝イチ便で東京出て大分。午後の受付時間で手続き、書類提出後1時間で出来上がり。帰ってきて、夕方の電話会議後、いつものところで散髪。
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「見晴らしのいい密室」小林泰三
「
ヘンたて」が物足りなかったので、所謂ソリッドなミステリ短篇集を。"学園ものミステリ"な
NOVAにも所収の「忘却の侵略」で、溜飲。ミステリといっても、基本SF寄りで、いずれもロジックの網が愉しい佳作揃い。手替え品替えの異形の世界観、スラップスティックもあればホラーもあり...中でも最終話の小編「予め決定されてる明日」のアイデアが凄い。
大分→東京。2週間顔出してないので、明日の出社を思うと胃が痛い。
05
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「ヘンたて」青柳碧人
この間娘と近くの本屋に出かけた際に、軽く読めそうなので買ってみた。続刊も並んでたんだけど、そこまで手出さずに良かったよ。建築モノ・ミステリとマニアックな内容を期待したんだけど、漫画的な無理やり設定と、薄い謎解き。どっちかというと軽く読める大学サークルものですな。アニメ化とかされそう。私はもういいです。
百道浜を散歩、昼ご飯食べたあとで大分に戻る。山田SAで部活(放送部と卓球部)と同級生用のお土産を物色。特に混雑もなく、夕方5時過ぎに到着。
04
大分→博多。特に渋滞もなく。
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「
NOVA6」大森望
責任編集
新人作家特集ということだけど、最後は大御所宮部みゆきで締める構成。軌道エレベータークライミングというアイデア一発な「15年の孤独」なんて、小川一水や野尻抱介が書くとさぞや面白かろう...と思ってしまう。特に印象に残るものもなく、全体的に低調な巻。
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「
空間亀裂」フィリップ・K・ディック(佐藤龍雄
訳)
選りすぐった(?)短篇集より、このディック最後の未訳長編の方が起伏に富んでいるというのも皮肉なもの。さくっと読めると言うよりも、キッチュなネタ(物質転送機の故障から異世界に繋がる...とか、初の黒人大統領候補での大統領選とか、人口爆発で産児制限中のみならず志願者を凍結保存して人口抑制にフリークス...なお原著は1966年刊)が次々投下され、プロット置き去りの展開に先が読めず、ついつい一気に読んでしまう...ディックにしてありがちな数時間。それでいて、"引っ掛かり"は残していく。本人自ら駄作の烙印押してるらしいけど、十二分に面白かったよ。
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