31

福田和代「
TOKYO
BLACKOUT」。
堀晃氏絶賛ということもあって、珍しく文庫化を待たずに入手。テロによって全停電に陥った真夏の東京、復旧に、犯人逮捕に奔走する人々...そして犯人達。事件解決に複数のストーリー、さらに一般人視点も織り交ぜながらという丹念な書き込み。後半のミステリ展開は一寸趣味ではない("落ち"は比較的早くに判ってしまう)けど、結構地味なネタの積み重ねで重厚な話を作るスタンスには好感。短い著者後書きの最後のフレーズが好い。
夜まで空きなので、
ダウンタウンに出てみた日中。
あまりの寒さに涙が出ると、そのまま睫毛が凍りつく。
30
殆ど一日かけて(
エドモントンで乗り継ぎ5時間待ちだったし)
イエローナイフに到着。
タラップ降りるや鼻毛が凍る。マイナス41度Cだって...。
ホテルにチェックインしたのは11時過ぎ。携帯電話(AT&T/Rogers)は圏外、でもネットはWiFiで無料。
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年内の事は年内に片付け...というわけで、11月後半から12月に聴いてたCD。
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1

2
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3

4
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
6

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
8
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9
(1)を除けば、どれも聴きどころがツボに入ってましたな、今回。インストだけでは一寸マンネリ感もある(2)だけど、ボーカルを上手く配してたし(
UAはやっぱり別格)、隊長風ボーカルにこの間の再結成で開眼したと思われる
ドランボの新譜(4)は、
ハークルロード全面参加でファンには快心の出来。シネラマ彷彿とさせる男女ボーカル曲が結構好い(5)、今回は全体的にフュージョン寄りだけど前半「この間通りで神様に会ってさあ...」ってなトボケた語りが一番"らしくて"好きな(7)、久々にロッキンな
アッコちゃん新譜、
バーネット節..この人のルーツ音楽へのスタンス、実は細野さんに近いのかも...とか思ったり。さて、(3)は今年出たリイシューの中でも最重要な1枚ですよ。
C86中ポストパンク最右翼だった
Stumpの、アルバム「
A
Fierce Pancake」含むほぼ全音源収録のCD3枚組。今聴くと異常にテクニカルな音だったことが判る。
ビーフハートな人々は必聴。再発と言えば(6)も必聴。
ジョン・マッゴウ時代のライヴをたっぷり収録。
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
今年一番の話題作じゃないかっつう「
ホット・ファズ」。
米版3枚組を入手しつつも、結局邦版吹き替えで観てしまった。悪乗りブラックコメディかと思ってたんだけど、意外にかっちりホラー仕立てで、それはそれで大いに愉しみました。家族に大ウケしたのが何より嬉しい。劇中歌の選曲もナイス。次は、「
銀河ヒッチハイクガイド」の
続編を是非。
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mini9にXP Home日本語版をインストール。CDドライブからじゃ面白くないので、
USBメモリからやってみました。
丁寧に解説してくれてるサイトがあるので、問題なく導入完了。
Dellのサイトから最新のドライバ群を落としてせっせと入れると、WiFiも繋がって音も出るようになる(それからカードスロット認識にBT)。次はメモリを2GBに増やして
RAMディスク導入ですかね。
昨日までマイナス10度Cとかだったのに、今日はいきなり5度C超え..しかも雨。積み重なった雪が一気に溶けて
濃密な霧になる。帰り道、久しぶりに(多分こっちに来て2度目)フォグライトを点灯。
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アニメ版ヘルボーイ「血と鉄」の巻。東欧の吸血鬼譚が現代に甦る...という典型的なエピソード。
ミニョーラの画が動くわけじゃないので(絵は
リック・レイシー)恐る恐るというところがあったんだけど、原作コミックの雰囲気/オカルト趣味は、映画よりも巧く継いでるかも。
デル・トロに「趣味で撮ってよいよ」といったらこんな感じになるんだろうなあ(映画はやっぱり一般向けに派手な造りだものね)。
24
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
プリーストが
手品師とすれば、
ウルフは魔術師..「
ケルベロス第五の首」を読了。三つの連作中短編からなる、パズルというかタペストリーのような構造。起承転結あるいはそのバリエーションという通常の小説の体裁は無く、よってストーリーを読み進む/流れに乗ることで得られるカタルシスは無いけど、書物に取り組む愉しさを知っていれば、三編目(これも資料の断片が提示されるのみで、殆ど筋は無い)にして物語世界が立ち上がる様を堪能できるに違いない。本書を元に語られぬ物語を想像するもよし、記録と記憶/書く者と読む者の曖昧な関係を解いてみるもよし。
シカゴ大雪につきトロント発遅れ。着いた後もずっと降ってる。四回目の冬だけど、今年はホントに良く降るわ(初雪は遅かったのに)。
21
朝の便でトロント出張...で空港へ向かうハイウエイに乗ったら、
巨大な虹柱..つか
幻日。気温マイナス20度C、空気中の水分が凍結/浮遊してプリズムになってるということじゃないかと。太陽を中心に綺麗に
両側に起立してる姿に、思わず運転しながらシャッターを切る。
昨日の降雪が
強風で舞い霞むオヘアを飛び立って下界を見ると、
ミシガン湖が凍結してた。着いたトロント、マイナス5度C..「暖かいじゃん」と呟いて、同行してるO部長に笑われる。いやいや、外歩けるだけ十分マシですよ。
19
夜中から吹雪き始めて、朝もまだ降り続いてる。除雪が追い付かず、
通勤路は雪道。
学校だけじゃなくて、仕事も休みの所が多いのか、交通量は少ない。もう、クリスマス休暇に入ってるのかね。
18
今晩から大雪らしい。明日が二学期の終業式だったんだけど、休校になったらしいよ。
帰宅するなり、出張前に自宅デスクトップへ
導入してた
ubuntu8.10の設定をあれこれ(他にすること無いのかよ)。
WiFiアダプタや
キーボードなど、USB関係のデバイス認識に問題多々。やっぱ商用OSには敵わんか..。ubuntu移行は見送ります。
17
NYC。
ベラ師匠とフレックトーンズの
ブルーノート5日10セットの初回を見に...そりゃあ出張くらい作りますよ。オヘア空港でセキュリティのおじさんから「
そのシャツ、ベラ・フレックじゃないの、イカスね」と声掛けられ、これは幸先良いんじゃない?と思ったものの、夕方の電話会議が思いのほか長引いて、ハコに着いたのは開演直前。席は奥の隅っこ...。


新譜のクリスマスアルバム中心の選曲..折角のジャズクラブ演奏なんで、そういう趣向があるだろう(グラミー受賞「
Hidden
Land」のDVDには、いきなりウエザーリポート演奏するとこなんか入ってるので)...との期待は外れたけど、所謂ライブハウスでこの四人を観れる幸せ。ところで、
数年前のアフリカ行脚が映画化されたのを受けて、来年は彼の地のミュージシャン連れてツアーの予定だとか。帰国前に観れますように。
16
昼から雪。外は直ぐに真っ白、でも降り止まず。これは間違いなく帰宅時超渋滞パターン...てことで事務所を早締め、4時前に家路につく。が、時既に遅かった...
帰り着いたのは7時過ぎ(いつもなら通勤時間帯でも1時間弱なのに)。
15
14
13
12
10
Dellに注文してた
Inspiron
Mini9が届いた(白、1GB
RAM/SSD16GB+BT、1.3Mpixカメラ)。最近その筋では話題の
ネットブックという奴。小さいけど重い(1kg)。ファンレスで音しないのは、知ってたとは云え(それが選択の理由だったわけだし)、実際に使ってみると驚異的...つかフリーズしたんじゃないかと思ってしまって違和感一杯。将来的/来年春に家族が帰国の際には娘に譲る予定なんだけど、それまでは
Ubuntu入れてみたり、色々弄ってみるつもり。まずは
日本語化と
Cドライブの圧縮解除。
09
午前中の雨は、昼過ぎから雪に変わって、いつの間にか
豪雪モード。NYから出張してきたNさんと
夕食に出かける頃には、車は雪に埋まってる。このパターンで降られると大変。帰り夜道、
車線が全く見えないもの。
昨日降らなくてよかったよ。
08
Susannaを観に
Empty
Bottle。なんつっても無料、いくら翌朝4時起き5時から電話会議とは云え、躊躇していては罰が中る。開演は10時。目の前を横切って二人がステージに上がる、ピアノがゆくっりと旋律を奏で始め声が乗ると、いつもは騒々しいバーの騒音がスッと消える。1stと件のカバーアルバムとからの選曲。最初は20人くらいだった客も、次第に増えて、雨の月曜日にしては結構盛況だったんじゃないでしょうか。終演後、既発2枚CDを手づから購入、
サインも頂く。

実は前座だと思ってた
HAPTICが、2ndセット。コンクレート系ノイズユニット。時間もあるのか(裏は普通の住宅地だし)
メルツバウの様な爆音では無く、どちらかと言えば好みだけど、折角の
Steven
Hessのドラムは殆ど聞こえず(多分意図的)。終演後「録音欲しい」と熱心に聞いてきたファンが居て一寸驚いた。
07
シカゴに戻る。駐車してた車の中は冷凍庫状態(マイナス8度C)。
出張中に家に届いてた待望の
Wii版どうぶつの森。娘が早速ハマっている。私も一寸やってみた。メニュー操作は扱いやすくなってるんだけど、期待してた村の広さは思ったほど増えて無いなあ...というのが第一印象。まだアルバイト終わったところなんで、お楽しみはこれからかな?
06
結構ハードな議論続きで2時頃まで会議。皆で遅い昼食後、F君と散策。隣にデカい
カジノ付きビーチリゾートホテルがあって、我々の
投宿先はそのオマケということが判った。そのホテル、結構立派な水族館もあり、巨大なスライダーもあり。あと1年居るなら、来年の感謝祭あたりに来たいところだけど。
05

シカゴからマイアミ経由で
バハマは
ナッソー。会社の年次総括会合という名目の云わば忘年会。いつもは顔出さないんだけど、今回は色々あって参加することにした。7時着だと外は真っ暗。南の島に来た実感沸かず。携帯電話は圏外だし、ホテルではネット繋がらんし...どうも落ち着かん。
04
快晴、マイナス10度C。
01
早朝から雪掻き。
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