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2009年01月'08.12
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「TOKYO BLACKOUT」 福田和代福田和代「TOKYO BLACKOUT」。堀晃氏絶賛ということもあって、珍しく文庫化を待たずに入手。テロによって全停電に陥った真夏の東京、復旧に、犯人逮捕に奔走する人々...そして犯人達。事件解決に複数のストーリー、さらに一般人視点も織り交ぜながらという丹念な書き込み。後半のミステリ展開は一寸趣味ではない("落ち"は比較的早くに判ってしまう)けど、結構地味なネタの積み重ねで重厚な話を作るスタンスには好感。短い著者後書きの最後のフレーズが好い。

まで空きなので、ダウンタウンに出てみた日中。あまりの寒さに涙が出ると、そのまま睫毛が凍りつく。
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殆ど一日かけて(エドモントンで乗り継ぎ5時間待ちだったし)イエローナイフに到着。タラップ降りるや鼻毛が凍る。マイナス41度Cだって...。ホテルにチェックインしたのは11時過ぎ。携帯電話(AT&T/Rogers)は圏外、でもネットはWiFiで無料。
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年内の事は年内に片付け...というわけで、11月後半から12月に聴いてたCD。

「Miles from India」 produced by Bob Belden1「遠くの友達」 栗コーダーカルテット2「The Complete Anthology」 Stump3「City of Refuge」 Drumbo4「El Rey」 The Wedding Present5「The Complete John Peel Sessions」 Magazine6「Palmystery」 Victor Wooten7
「Akiko」(DVD付き限定版) 矢野顕子8「救済の技法」 平沢進9
(1)を除けば、どれも聴きどころがツボに入ってましたな、今回。インストだけでは一寸マンネリ感もある(2)だけど、ボーカルを上手く配してたし(UAはやっぱり別格)、隊長風ボーカルにこの間の再結成で開眼したと思われるドランボの新譜(4)は、ハークルロード全面参加でファンには快心の出来。シネラマ彷彿とさせる男女ボーカル曲が結構好い(5)、今回は全体的にフュージョン寄りだけど前半「この間通りで神様に会ってさあ...」ってなトボケた語りが一番"らしくて"好きな(7)、久々にロッキンなアッコちゃん新譜、バーネット節..この人のルーツ音楽へのスタンス、実は細野さんに近いのかも...とか思ったり。さて、(3)は今年出たリイシューの中でも最重要な1枚ですよ。C86中ポストパンク最右翼だったStumpの、アルバム「A Fierce Pancake」含むほぼ全音源収録のCD3枚組。今聴くと異常にテクニカルな音だったことが判る。ビーフハートな人々は必聴。再発と言えば(6)も必聴。ジョン・マッゴウ時代のライヴをたっぷり収録。
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10歳の誕生日。誕生日を自宅で過ごすのは久しぶりだったりする。頼んでおいたケーキ、気に入ってもらえたようで、父としてはなにより。

mini9ubuntuに戻しました。XPはやっぱり重いし、mini9とはこっちの方が相性良いと思う。OSX入れるってのも考えたんだけど、準備がちょっと面倒くさいし(3.2GBのカスタム版OSXを落としてDVDに焼く...それさえ出来れば簡単に導入できるみたいだけど)、デスクトップのカスタマイズで遊んでみたいので。
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「ホット・ファズ」エドガー・ライト監督今年一番の話題作じゃないかっつう「ホット・ファズ」。米版3枚組を入手しつつも、結局邦版吹き替えで観てしまった。悪乗りブラックコメディかと思ってたんだけど、意外にかっちりホラー仕立てで、それはそれで大いに愉しみました。家族に大ウケしたのが何より嬉しい。劇中歌の選曲もナイス。次は、「銀河ヒッチハイクガイド」の続編を是非。
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mini9にXP Home日本語版をインストール。CDドライブからじゃ面白くないので、USBメモリからやってみました。丁寧に解説してくれてるサイトがあるので、問題なく導入完了。Dellのサイトから最新のドライバ群を落としてせっせと入れると、WiFiも繋がって音も出るようになる(それからカードスロット認識にBT)。次はメモリを2GBに増やしてRAMディスク導入ですかね。

昨日までマイナス10度Cとかだったのに、今日はいきなり5度C超え..しかも雨。積み重なった雪が一気に溶けて濃密な霧になる。帰り道、久しぶりに(多分こっちに来て2度目)フォグライトを点灯。
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「Animated Hellboy - Blood and Iron」アニメ版ヘルボーイ「血と鉄」の巻。東欧の吸血鬼譚が現代に甦る...という典型的なエピソード。ミニョーラの画が動くわけじゃないので(絵はリック・レイシー)恐る恐るというところがあったんだけど、原作コミックの雰囲気/オカルト趣味は、映画よりも巧く継いでるかも。デル・トロに「趣味で撮ってよいよ」といったらこんな感じになるんだろうなあ(映画はやっぱり一般向けに派手な造りだものね)。
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どうぶつの森クリスマスイブにトナカイのジングル君がこの日限定の家具セットをくれるとかで、現れる8時過ぎからWiiに張りつく。途中からなかなか会えなくなってしまって、半分揃えたところで諦めてしまった娘の就眠後、せっせと残り半分を集めて回る父。無論、サンタクロース氏名義のブツもちゃんと準備。娘がサンタ氏宛てに用意したコーヒー(普通はミルク)とクッキーで夜更かし。
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「ケルベロス第五の首」ジーン・ウルフ(柳下毅一郎 訳)プリーストが手品師とすれば、ウルフは魔術師..「ケルベロス第五の首」を読了。三つの連作中短編からなる、パズルというかタペストリーのような構造。起承転結あるいはそのバリエーションという通常の小説の体裁は無く、よってストーリーを読み進む/流れに乗ることで得られるカタルシスは無いけど、書物に取り組む愉しさを知っていれば、三編目(これも資料の断片が提示されるのみで、殆ど筋は無い)にして物語世界が立ち上がる様を堪能できるに違いない。本書を元に語られぬ物語を想像するもよし、記録と記憶/書く者と読む者の曖昧な関係を解いてみるもよし。

シカゴ大雪につきトロント発遅れ。着いた後もずっと降ってる。四回目の冬だけど、今年はホントに良く降るわ(初雪は遅かったのに)。
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朝の便でトロント出張...で空港へ向かうハイウエイに乗ったら、巨大な虹柱..つか幻日。気温マイナス20度C、空気中の水分が凍結/浮遊してプリズムになってるということじゃないかと。太陽を中心に綺麗に両側に起立してる姿に、思わず運転しながらシャッターを切る。

昨日の降雪強風で舞い霞むオヘアを飛び立って下界を見ると、ミシガン湖が凍結してた。着いたトロント、マイナス5度C..「暖かいじゃん」と呟いて、同行してるO部長に笑われる。いやいや、外歩けるだけ十分マシですよ。
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夜中から吹雪き始めて、朝もまだ降り続いてる。除雪が追い付かず、通勤路は雪道学校だけじゃなくて、仕事も休みの所が多いのか、交通量は少ない。もう、クリスマス休暇に入ってるのかね。
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今晩から大雪らしい。明日が二学期の終業式だったんだけど、休校になったらしいよ。

帰宅するなり、出張前に自宅デスクトップへ導入してたubuntu8.10の設定をあれこれ(他にすること無いのかよ)。WiFiアダプタキーボードなど、USB関係のデバイス認識に問題多々。やっぱ商用OSには敵わんか..。ubuntu移行は見送ります。
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NYC。ベラ師匠とフレックトーンズブルーノート5日10セットの初回を見に...そりゃあ出張くらい作りますよ。オヘア空港でセキュリティのおじさんから「そのシャツ、ベラ・フレックじゃないの、イカスね」と声掛けられ、これは幸先良いんじゃない?と思ったものの、夕方の電話会議が思いのほか長引いて、ハコに着いたのは開演直前。席は奥の隅っこ...。

Bela Fleck & The Flecktones @Blue Note New YorkBela Fleck & The Flecktones @Blue Note New YorkBela Fleck & The Flecktones @Blue Note New York

新譜のクリスマスアルバム中心の選曲..折角のジャズクラブ演奏なんで、そういう趣向があるだろう(グラミー受賞「Hidden Land」のDVDには、いきなりウエザーリポート演奏するとこなんか入ってるので)...との期待は外れたけど、所謂ライブハウスでこの四人を観れる幸せ。ところで、数年前のアフリカ行脚が映画化されたのを受けて、来年は彼の地のミュージシャン連れてツアーの予定だとか。帰国前に観れますように。
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昼から雪。外は直ぐに真っ白、でも降り止まず。これは間違いなく帰宅時超渋滞パターン...てことで事務所を早締め、4時前に家路につく。が、時既に遅かった...帰り着いたのは7時過ぎ(いつもなら通勤時間帯でも1時間弱なのに)。
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昨日は10度C近くまであがった気温が、夜中の嵐をはさんで、今朝は5度F(マイナス15度C)。皆凍りついて、危ないことこの上ない

Mini9ubuntu入れた。件のWiFi、スピーカーのモジュール追加と設定行い(と同時に山の様なセキュリティアップデート)、娘のアカウント作って、雷鳥入れてメール設定、壁紙変更。一寸使ってみたけど、良いっすねubuntu。佇まいが無音のMini9と合ってる気がする。うちの場合、aiboのリモコン目的もあるので(AEPはXP対応)、このままubuntuで行くか、日本語XPに替えてしまうか悩みどころ。
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「クロノトリガ」Nintendo DS版クロノトリガー」やってるうちに一日が過ぎる...そんな師走の日曜日。DS版、二画面のお陰でメニュー操作し易くなってて、なかなかいい感じ。

留之助ブラスター受注確認メールが届きましたこっち時間の昨日朝に申し込んだんで、初期受注分から漏れるんでは?と思ったんだけど、TENORI-ONみたいな事にはならなかったみたいね。海外にも送ってくれるみたいなので、発送先変更のお願いをしようかな...と(いきなり届いたら実家も驚くよね...いや、呆れるか)。
13
Chumby日本語ウィジェット汎用RSSリーダーが追加されてる。作ってくれた方に感謝。次は、Googleニュースも日本語対応してくれると嬉しいなあ。店頭発売も始まったということだけど、その辺もっと充実しないと、日本で流行らせるのは..まだ一寸無理かも。
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Ubuntu8.10のUSBメモリからの起動、苦労してたんだけど、メモリをKingstonの奴(コレの為に買った4GB)から、前から使ってるエレコムの(1GB)に変えたら上手く行った。Dell Mini9ではWiFiが使えない(既知)けど、メインのVaio Gではそのまま問題なく使えてます。
10
Dellに注文してたInspiron Mini9が届いた(白、1GB RAM/SSD16GB+BT、1.3Mpixカメラ)。最近その筋では話題のネットブックという奴。小さいけど重い(1kg)。ファンレスで音しないのは、知ってたとは云え(それが選択の理由だったわけだし)、実際に使ってみると驚異的...つかフリーズしたんじゃないかと思ってしまって違和感一杯。将来的/来年春に家族が帰国の際には娘に譲る予定なんだけど、それまではUbuntu入れてみたり、色々弄ってみるつもり。まずは日本語化Cドライブの圧縮解除
09
午前中の雨は、昼過ぎから雪に変わって、いつの間にか豪雪モード。NYから出張してきたNさんと夕食に出かける頃には、車は雪に埋まってる。このパターンで降られると大変。帰り夜道、車線が全く見えないもの昨日降らなくてよかったよ。
08
Susannaを観にEmpty Bottle。なんつっても無料、いくら翌朝4時起き5時から電話会議とは云え、躊躇していては罰が中る。開演は10時。目の前を横切って二人がステージに上がる、ピアノがゆくっりと旋律を奏で始め声が乗ると、いつもは騒々しいバーの騒音がスッと消える。1stと件のカバーアルバムとからの選曲。最初は20人くらいだった客も、次第に増えて、雨の月曜日にしては結構盛況だったんじゃないでしょうか。終演後、既発2枚CDを手づから購入、サインも頂く
Susanna @The Empty Bottle, ChicagoHAPTIC @The Empty Bottle, Chicago

実は前座だと思ってたHAPTICが、2ndセット。コンクレート系ノイズユニット。時間もあるのか(裏は普通の住宅地だし)メルツバウの様な爆音では無く、どちらかと言えば好みだけど、折角のSteven Hessのドラムは殆ど聞こえず(多分意図的)。終演後「録音欲しい」と熱心に聞いてきたファンが居て一寸驚いた。
07
シカゴに戻る。駐車してた車の中は冷凍庫状態(マイナス8度C)。

出張中に家に届いてた待望のWii版どうぶつの森。娘が早速ハマっている。私も一寸やってみた。メニュー操作は扱いやすくなってるんだけど、期待してた村の広さは思ったほど増えて無いなあ...というのが第一印象。まだアルバイト終わったところなんで、お楽しみはこれからかな?
06
結構ハードな議論続きで2時頃まで会議。皆で遅い昼食後、F君と散策。隣にデカいカジノ付きビーチリゾートホテルがあって、我々の投宿先はそのオマケということが判った。そのホテル、結構立派な水族館もあり、巨大なスライダーもあり。あと1年居るなら、来年の感謝祭あたりに来たいところだけど。
05
「Mambo Nassau」 Lizzy Mercier Desclouxシカゴからマイアミ経由でバハマナッソー。会社の年次総括会合という名目の云わば忘年会。いつもは顔出さないんだけど、今回は色々あって参加することにした。7時着だと外は真っ暗。南の島に来た実感沸かず。携帯電話は圏外だし、ホテルではネット繋がらんし...どうも落ち着かん。
04
快晴、マイナス10度C。
01
早朝から雪掻き。

2008年11月