This is POP!! | ©gaburu
2008年11月'08.10
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ハロウィン。全日校では、生徒が仮装して校内を彷徨、同じく仮装した先生達からお菓子を貰うというイベントの日。今年は、ポケモン大好き倶楽部ショップから仕入れたポッチャマの着グルミで参加。好評だったみたいよ。
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「Live at the Quick」 Bela Fleck & the Flecktones去年帰国したH氏に貸したっきり戻ってこないフレックトーンズ・ビッグバンドのコンサートDVDを買いなおし。特典収録されてるドキュメンタリー部分の完全版で、フレックトーンズ結成の裏話など興味深い話がたっぷり聞ける。家族が寝静まった後、独りで観る幸せ。タブラとベース、バンジョーが掛け合うところなんて何度観ても痺れるですよ。
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爆弾処理が終わって呆けております。

「Hosono Haruomi Archive Vol.1 善悪の彼岸」 細野晴臣1「Texas Funk 1968-1975」 V.A.2「Florida Funk 1968-1975」 V.A.3「Calorina Funk: First in Funk」 V.A.4「Dune」 HUMI5「The Trio of Doom Live」 McLaughlin, Pastorius, Williams6「new sentimentality e.p.」 toe7
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先月から引き続き(1)が定番で居座ってた今月、まずはちゃむす氏のとこで知ったローカル・ファンクのコンピ3枚。実際ハコで観ると怖そうなのは(2)だけど、レコードとして面白かったのは変り種も何組か入ってる(3)...基本的に3枚ともあんましコッテリはしていないので、ずっと車載で回りっぱなし。ホッパー翁絡みの(5)は、1回聴いてフリスビー。一方で演奏ぐだぐだなライブ盤(6)、面子がメンツだけに結構面白く聴けてしまう。toeは音だけ聴くと、やっぱ声入ってた方が好いなあ...と、EP(7)。ホントにノーマン・クックのアレ意外に聴くとこなかった(8)に、もはや現役じゃないのを痛感。ドイル不在のSolas(9)は、フツーに良質なフォークロック。
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昨日amazon.JPから届いた荷物、注文内容つか送付商品明細から2点が欠けてる。早速メールで問い合わせたら、早々に返事。お詫びと、配送無料で直ぐに欠品送ります...とのこと。当然といえば当然なんだけど、対応いいやん..と一寸関心。

今日入学してきた日本からの転校生、実はうちの斜め裏に引っ越してきてたことが判って、大喜びの娘。早速一緒に宿題やったらしい。裏に住んでたつかさ君がほぼ2年前に帰国してから寂しそうだったからなあ。よかったねー。
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「ジャン=ピエール・ジュネ傑作短編集」 ジャン=ピエール・ジュネ監督先週の「エイリアン4」から繋がりで「ジャン=ピエール・ジュネ傑作短編集」。ドミニク・ピノンを始めて使ったという90年作「Foutaises」(主人公が好きなモノ・嫌いなモノをあげていくという7分の短編)から84年、81年(これが一番長い26分)、79年のクレイアニメまで4作を辿る。コミックの影響が強いのが良く判るよね。ただし、観て面白いかっつうと、そんなことは無く、コアなファン向けでしょう。

「Foutaises」に"好きなモノ→バカンス"って所があって、最初に海外出張したフランスが丁度7月終わりでバカンス突入時期だったことを、ふと思い出した。リヨンの駅だったか、ホームから隣のビルを見たら、窓から二本釣り竿が出てた光景とか。
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「フリーランチの時代」 小川一水小川一水の第二短編集「フリーランチの時代」。前短編集よりも、着想が地に足ついてるというか、(宇宙モノでさえ)現実社会の問題を巧くSF的に発展させる傾向強い作品中心に収録されてて(結果、この間読んだ瀬名氏の企画本に傾向が近い)、最近の自分の視点と感覚近く、文句なく楽しめました。まあ、オチの付け方はこの人らしく、ブラックな方には転がらないわけだけど。
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仕事は朝一で終了(1時間弱、コンサルタントと打ち合わせ)。シカゴ戻り便は3時まで無いので、いつものように国会議事堂から国立美術館まで歩いて時間潰し。耳が凍りそう。霜降りてるし。美術館では展示は見ずに、ショップへ直行。狙いのアレックス・コーヴィル画集を見つけて、喜ぶ
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オタワ。また、Tim Hortonハム&チーズサンドイッチで晩飯。宿はケント通りのマリオットなんだけど、会社のメールに繋がりません。今夜はゆっくりできそう。

「ベクフットの虜 - クレギオン(7)」 野尻抱介クレギオンも最終巻(続編出てこなければ...って、これ98年作だからなあ)の「ベクフットの虜」。いつになく派手な展開に大技奮発...でもやっぱりサクッと300頁と言う神業。肝心の大ネタは解答無しで放り投げ?と思わせて、放り投げた先にもっと大きなビジョンを見せてくれる。勿体無いけど、これで終わりも許せるかな。つか、あとがきで書いてる"あらためて地球環境を見直してみる"視点で一本長編書いて欲しいですよ。
21
amazon.UKからメールでお知らせ。マガジンのジョン・ピール・セッション集が出るらしい(10/27予定)。以前出たCD3枚組箱の1枚を切り売りってことみたいね。スライのカバーとか滅茶カッコイイので、箱持ってない人は買うといいんじゃないでしょうか。

トロントに着いたら、雪舞ってる。寒いー。
20
「Sympathy For The Devil: Art and Rock and Roll Since 1967」「Sympathy For The Devil: Art and Rock and Roll Since 1967」。昨年終りにシカゴ現代美術館であった、主にパンク、ポストパンク、オルタナ系ロックに関するアート展示のいわばカタログ。この間モントリオールで観たのは、極一部だったってのが判った。フル展示をまたシカゴでやるなら、見逃さずに行かねば。因みにこの大判本、展示の写真はいまいちなんだけど、本展示視点でのロックアート史解説はそれなりに面白い。CBGBの項を、リチャード・ヘルが書いてたりしてます。

今日は学校福留が来たらしい。野球を始めた理由の話に爆笑したとか。井口(2年前に来校)とどっちが好きかと聞いたら、「顔が日本人っぽい福留の方がいい」ですと。
19
「クレギオン(6) - アフナスの貴石」 野尻抱介クレギオンも6巻目「アフナスの貴石」。相変わらずの恒星間運送屋稼業...ではなくて、いきなり社長が失踪するという仕掛けが今回のお題。終盤に大技も飛び出す(堀晃氏のアレに繋がりそうなネタ)んだけど、300ページにあっさり纏めるところは相変わらず。ところで、物流業視点も面白いんだけど、こういう時代の保険屋稼業ってのもまた面白そう。スペオペには探偵や運び屋ってのはままあるけど、保険ブローカーってのは聞かないし。
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「エイリアン・アルティメット・コレクション」DVD9枚組エイリアン4」完全版。4作収録の箱から最後の1枚。ジュネ監督らしさは話が進むにつれてどんどん希薄になり、筋も何がやりたいのやら継ぎ接ぎ..ハイブリッドに至っては....というなかなか悲惨な出来。キャストが豪華なだけに(麻薬所持で降板した褐色の貴公子ことゲイリー・ドゥーダンも出てるよ)残念感が一層つのる。この後AVPへ行っちゃったのは、シガニー・ウィーバーと縁切りたかったからかなあ。
17
「Brain Valley(上)」瀬名秀明「Brain Valley(下)」瀬名秀明99年の日本SF大賞受賞作「Brain Valley」。瀬名氏長編、実は初めて。人里離れたある湖畔の村と、そこに隣接する一���科学施設を舞台に進められていたヒトの脳内現象に関する極秘研究は何を目的としているのか...ってな話で、オカルト現象から神経生化学、人工生命研究、さらにはあんな所まで拡がって行ってしまう。瀬名氏の出自は細胞生物学だったらしく、第二章の後半、新規レセプターの発見がUFO/NDEを一気に解明するくだりなど、駄目学生ながら一応その辺勉強してた者として(卒論はラットMAOのクローニングだもの)快感と言っていいくらい面白かったす。そこから第三章への飛躍に釈然としなかったんだけど、終盤でそこも繋がって納得の結末。
16
バリントン・J・ベイリー逝く。10月14日、享年71才。「カエアンの聖衣」は、マイベスト海外SF10にも入れたし、高3時分の校内弁論大会にもネタに使ったくらい。これが絶版なんて信じられないんですけど。ハヤカワ創元も、諸作再刊するように。
15
天気も気温も下り坂。亀氏抗癲癇薬をリフィルに病院へ。その後、発作はありません。やっぱ旅行不在が良くなかったか。
14
iPodにRockboxを入れてみた。専用ソフト使えば、ワンクリックで機種にあったバージョンを落として入れてくれるので、導入も簡単(ただしテーマ導入で引っかかるので、"最小インストール"を選んだ方が良い)。早速元から入ってた10ccを聴いてみたけど、評判通り音は良くなった印象。iTunes要らずだし、flacにも対応らしいんで、これからメインに使えるかも。日本語は化けてるけどね。
13
コロンブスの日につき休日。三連休、結局だらだら過ごしてしまった。

「テープ」 R・リンクレイター監督リンクレイター監督「テープ」。とあるモーテルの一室を舞台にしたリアルタイム・シチュエーションドラマ。大層な話じゃないんだけど、登場する三人の話の掛け違いだけで80分ちょい見せる訳で、上手い落語見てるような。脚本、撮影、編集を緻密に練るってのが映画の基本だという御手本でもある。
12
「ミミック」 ギレルモ・デルトロ監督デルトロ監督「ミミック」。流石は趣味人、肌に纏わりつくような質感はこの人ならでは。プロットというかサイエンスなご説明部分はアレな訳だけど、擬態の見せ方は上手いよね。もっと膨らみそうな話なんだけど、あの辺で卒なく纏める所もこの人らしいというか。いい仕事してると思う。

バランスWiiボードの体重測定値って正確? うちには、在埼玉時にかみさんが生協で購入した体脂肪測定機能付き体重計があるんだけど、こっちだと3kgも多いんだよねえ。気になる。
11
「Little Britain - The Complete First Series」同僚のジョン(ボルトン出身)が、今様英国式コメディの決定版だから...という触れ込みで貸してくれた「Little Britain」1stシリーズ。1話中のスケッチ詰め込み具合が半端でなく、切れ味も実に厭らしくて最高。うーむ、パイソンも"歴史"になったか...と思わず遠い目。もしやと思ってamazon探れば、日本版DVDが出てるじゃないの。吹き替えで観て面白いとは思えんけど、やっぱ日本語の字幕と一部解説あると有難いかな。
10
日本語学校(全日校)文化祭。四年生の劇「どろぼう学校」を観に、昼間数時間仕事を抜ける。準備3週間くらいだったのに、自作のセットも良く出来てるし台詞回しのテンポも良く、立派なもの。毎度のことながら、どの学年も独自の工夫が随所に見られて面白い。来年は観れないかと思うと、残念。

「フィースト」 ジョン・ギャラガー監督某所で絶賛されてたのを見て買ってみた。元は思いっきりコメディー路線だったという脚本に、今様な切れの良いスプラッター系化け物映画を掛け合わせた、なかなか痛快なB級アクションホラー。「プラネット・テラー」よりこっちの方が好き。ヘンリー・ロリンズが、のっけから主要キャラの一人で出てて驚いたよ。どうせならエンドタイトルもロリンズバンド使えば良かったのに。
09
戻ってきたシカゴの暑いこと。セーターなんか着てるからだと言われればそれまでだけど。事務所に戻るなり、社長不在をいいことに、Tシャツに着替え。
08
学会展示は昨日で終わり、今日は一日オフ...な訳はなくて、宿で仕事。それだけじゃツマランので、昼間に現代美術館に行ってきました。丁度「Sympathy for the Devil: Art and Rock and Roll Since 1967」つう展示の最中。クリスチャン・マークレーコラージュや、TGのレア盤・写真特集、ニューオーダーの「権力の美学」ジャケデザイン・スケッチ原画、ファンカデリックのジャケ原画など。加えて、入り口横では、レッド・クレイオラなんかのMV映写もあり。即興音楽家数名の演奏をそれぞれスクリーンに映して合奏させてるインスタレーションが一番よかった。調べてみたら、シカゴ現代美術館での去年後半の展示だったみたい(全然知りませんでした)。
06
クレジットカードを紛失。学会場で書籍買おうとしたら、財布の中に無い。ホテルに戻っても見つからず。すぐにカスタマーサービスに電話して、再発行手続き。届くまでに1週間一寸かかるらしい。番号変わっちゃうんだよねえ...面倒くさいなあ(自業自得)。

5日に緒形拳死去。驚いた。で、まだ71歳だったということに更に驚く。私にとっては、藤原純友だよね、この人は。かみさんの好きな加藤剛も出てるし、DVD箱買っちゃおうかなあ。
05
ロボティクスとジェンダーについて色々考えてるうちに脱線しまくって、高級ダッチワイフの世界にハマる(ウェブ検索の話)。"リアルドール"とかいうの、これ凄いねえ...100万円だよ。ここから義体に至る架空の技術開発史なんてのを考えてみるのも面白いかも。
04
「サイエンス・イマジネーション」 瀬名秀明 編(山田正紀、堀晃、円城塔、飛浩隆、小松左京/監修)「サイエンス・イマジネーション」瀬名秀明篇。昨年の世界SF大会で瀬名氏がキュレートしたシンポジウムのロボティクス周辺分野研究者からの発表/討論内容と、それを受けて書き下ろしネットで公開されたパネラーSF作家諸氏の短編を1冊にまとめたもの。先日読んだアレとの接点も幾つか感じるし、この辺("知性"というもの再定義)が、21世紀SFの潮流になっていく気がする。ところで、シンポ中はスルーされてしまった感もあるエイミー・トムスン氏の"ジェンダー"に関する発言(P332)。性差をロボティクスから厳密にサイエンスしてみるというのは面白いかも...という意味で、なかなか鋭い指摘じゃないかな(氏の意図は違うけど、多分)。繊細な問題だけど、ル・グインの次世代的な切り口として。
03
午後一寸時間ができたので、旧市街を散策。今回久々にKiss Digi.Nを持ってきたんだけど、こんなに軽くて小さかったっけ(日頃は40D使い)。シャッター音がまた好いのよね(ライヴ撮るには騒い)。蔵に戻さず、もう少し使ってみよう。
02
遅めの起床後、Nintendo DSi(GBカセット使えないならうちの娘は要らないと言うだろうな...でもこれでGメールとカレンダー使えたら理想的ネット端末かも)のニュースや待望Wii版「どうぶつの森」の発売日などチェックして、展示会場の確認へ。外に出るとやっぱ寒い(つか丁度いいくらい)。室内は既に暖房入ってるから、昨日は暑く感じたのね。組み立ては明日なので、Tim Hortons(カナダのミスド)でドーナツとコーヒー買って部屋に戻って更新中。午後から明日夕方まで会議。
01
モントリオール9日間、初日。思ったより寒くない...つか、厚着してきたので、むしろ暑いくらい。宿泊は、旧市街(Vieux-Montréal)。宿は良いんだけど(ネット接続は無料だし、朝食付き)、土産屋と観光客向けレストランの並ぶ通りに一寸興醒め。

2008年9月