This is POP!! | ©gaburu
2008年4月'08.03
31
3月後半。

「Song Songs Song」Jeff Parker & Scott Fields: イマイチ緊張感というか聴き所に欠けるんだよね。1「Sepheres Bush Welcomes the Wedding Present」The Wedding Present: 初期の名曲を大フィーチャー。興奮しました。2「Live at The Roxy/ Live at CBGB」Wire3「Beat Reader」 The Vandermark 5: 聴きこむ内に、Lonberg-Holm(チェロ)のノイズがしっくり来る。んでも、次のステップ...ってほどの進化は感じられんなあ。4「Kosmopolites」 Paolo Fresu: リラックスして聴ける。今回の中ではオアシス的1枚。5「The Dawn」 Erik Truffaz6「Just Like This」 Keefe Jackson Project Project7
学生時代に貪り聴いた所から出て行くのはもう諦めようかな...と思う昨今、(3)みたいなポストパンク系のラジオ用録音源がだらだら発掘されれば、それで良いやと居直り気味。で、たまにバトルズみたいなのが出てくれば事足りそう。ジャズ系は、シカゴの即興シーンが楽しいので、当分この辺、新譜がぼつぼつ出たら聴くって感じで緩く行きたい。かちっと構成したビッグバンドの中にフリーな音響空間を巧みに作る(7)とか、今回も面白かったです(逆に即興ノイズを掛け合う(1)みたいなのは最近辛い..)。それ以前に、数年分積んである奴を消化しないと...ヒップホップ・ジャズ(6)なんて、今さら聴くとまたカッコイイよね。
29
亀氏、久し振りの外出体調崩して以来(年齢もあるのか)日がな一日寝て過ごす日々..特にここ最近は1階に降りることすら稀...なわけで、外に出るのは、ほぼ1年振り? 出ては見たものの、久々で緊張したか寒かったのか(朝の気温はまだまだ0度C前後)10分足らずで回収
28
雪の日の翌朝、快晴の中通勤するのは愉しい。雪で覆われた並木の枝が白く光って、なかなか風情がある。この時期、日本だと桜並木に見えるところか。

「金森達SFアート原画集」大橋博之 編金森達SFアート原画集」(大橋博之 編)。光瀬龍作品の表紙・挿絵で構成された前半と、「宇宙大作戦」関係、SFマガジンの挿絵等からセレクトした後半に分かれる。特にモノクロ(鉛筆?木炭?)画による挿絵群は圧巻。もっともっと見たい。大判で、全SF画集みたいなの出してくれないかねえ...。値段? 幾らだって構いませんよ。
27
歯医者3回目。神経殺して埋めるため、今日は治療に1時間。最近はヘッドマウントディスプレイでDVD観ながら...なんてことができるんですね(観たのは、「どっちの料理ショー」オムハヤシvsカツカレー)。さて、数箇所ある懸案部位の治療代、2本抜けてる所の義歯代がやっぱりでかい。うーん、そこまで金は出せんなあ...。

朝から舞ってた雪が次第に勢いを増し、いつのまにやら本降りに。早めに会社を出て帰宅すると、実家経由で修理に出してたWiiが戻ってきてた。
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再びDC。宿に到着するや、先日購入したASUSの携帯WiFi AP「WL-330gE」を試してみる。WEP設定しとけばとりあえずセキュリティも安心だし、何よりベッドで寝転がって仕事出来るのはとっても快適。中継器や受信機(WiFi使えない社給PC持って来る出張者に貸す)にもなって実売価格$67なら、良い買い物だよね。
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帰宅。途中一寸だけ雪舞ってる所があったけど、概ね晴れの快適ドライブ...80マイル/時巡航で2時間ちょい。前回近所のホテルにあるインドアプール)と違って、届いたばかりのDSゲームのお陰(「こんなとこまで来てゲーム三昧かよ!?」とは言わない)、7時間流れるプールで浮かんでるって事はなかったけど、それでも2泊3日遊べば激疲れ。IXY10防水ケース忘れたのが失敗だったなあ...。

「超映画版ケロロ軍曹 深海のプリンセスであります!」豪華版DVD超劇場版ケロロ軍曹2」、前作よりもマトモに映画版クオリティへアップグレード...んでも、どっかで見聞きした話の寄せ集め。日常に宇宙人つう状況自体が十分面白いわけで、無理やりポケモン映画みたく派手にせずとも、その周辺から脱線転覆していく方が期待像なんだけどなあ。その点、押井守は偉かった。
 
21
深夜から降り出した雪はどんどん降り積もり、朝は再び一面真っ白(まだ降り止まず)。昼前に仕事切り上げそそくさと帰宅して、隣州ウィスコンシンは米国一のインドア・プールがあるカラハリ・リゾートに春季休暇旅行。雪は激しさ増し除雪も覚束無い中、一体何時間かかるんだろう...と心配するも、I90を北西に州境を越えると既に降雪も無く、比較的落ち着いたドライブ。約4時間で到着(雪無かったら3時間弱かな)。
20
お役所との会議終え、DCから戻り。雪の無いシカゴを上空から見るのは久し振りかも。枯れ草色の景色に春到来を...というのも一寸違う気がするけどね。帰宅するなりハードな電話会議で更にグッタリ。

遅い夕食のお供に「超劇場版ケロロ軍曹」DVD。全然面白く無かったす。グッタリしてる所にコレでは、何とも遣る瀬無いなあ。TVシリーズの1エピソードの方がよっぽど中身濃い...ってのはどうなのよ。は一寸マシになってるのか知らん。
18

Arthur C. Clarke
December 16, 1917 - March 19, 2008 (80)




A・C・クラーク死去。19日未明、スリランカはコロンボにて。

(追記)NASAの追悼メッセージ
14
先週末から気温が少しずつ上向いて、昨日・今日は日中10度Cを越える陽気。まだ安心はできないけど(例年3月後半に雪降ってるし)、春が来てるのは間違いない。

「The revolution will not be computerized」 菊地成孔Dub Sextet1「A Lazarus Taxon」 Tortoise2「The Unstable Molecule」 Isotope 2173「Isotope 217 Mixed By Commander Mindfuck And Designer」 Isotope 2174「Utonian Automatic」 Isotope 2175「Who Stole the I Walkman?」 Isotope 2176「Walking On The Tiger's Tail」 Nguyen Le Quartet7
「1st P」 ポリシックス8「Now Is The Time!」 ポリシックス9「Karate House」 ポリシックス10
(1)がツマンナかったんで、Isotope217陸亀箱を聴き込みつつ、音響系ジャズについて暫し考えた(ウソ)3月前半。この辺は、ハマると他聴くモチベーションが消散してしまう故、時差ボケ覚ましにポリシックスを突っ込んでみたんだけど、うーん...これ一寸駄目だわ。領域としては趣味範囲の筈なんだけど、イマイチ笑えないっつうか。んでも(10)は結構面白かったです、つかライヴ・バンドなのね基本的に、多分。(7)が、予想を超えた傑作。ピアノ入れて四重奏可したのが功奏したか、ギターの表現幅、エスニック風味の消化具合が前作までより抜群に拡がった印象。
13
歯医者2回目。ぐるりとレントゲン撮って状況確認...4箇所ほど治療した方が良いらしい。見積もりと合わせて、件の穴の本格治療は次回(所要1時間だそうな)。

20IS出たばかりなのに、25ISを4月発売の報。こっちの方が見た目も寸法も10に近そう...買うならこれかな。まあ、日本に出張でもあればの話だけど、今のところ。
12
3年生修了。2年生に続き、今年も良い先生に担任して貰えて好かった。そのT先生も、今回御帰国。在外日本人学校への派遣は、原則2年間(+2年延長可)とか。ここシカゴは通常3年の様です(まあ、2年は短過ぎるよね)。
11
「ナチュン(3)」 都留泰作時差呆けか早朝に目が覚めてしまったので、積読してた「ナチュン」を読む。2巻までのユルさ(そこがまた良い...ってのは3巻まとめて読んだから言えるのかも)から3巻で一気に話がでかくなってしまうところが圧巻というか、続き早く読みたいす。伝奇モノSFの傑作になりそうな予感。
 
10 09
DST始まる。朝起きるなり、家中の時計を1時間ずらして回る...のが面倒くさい。因みに省エネにはならない(つかむしろ悪化する)という研究結果が出てます。ホンと意味無いと思う。いい加減廃止してください。

ディスクドライブから異音がして読み込めない状態が、100%起きるようになってしまった我が家のWii。修理に出さなきゃ駄目だろうなあ...。これも面倒くさい。
08
広川太一郎氏逝去。ここんとこ「空飛ぶモンティ・パイソン」1日1話を日課にしているので、毎日声聞いてるのでした。山田康雄には一応栗貫が居るけど、広川さんの替えは...居ないよねえ。

「パフューム」トム・ティクヴァ監督休日は、朝娘が目覚める前に1本映画DVDを鑑賞という最近のパターン。んで、今朝は「パフューム」。"匂い"こそが現実認識を司る忘れられた鍵...というアイデア説明を端折ってるんで、原作読んでない人には、主人公の神出鬼没振りや クライマックスの光景が陳腐に見えるんじゃないかねえ。前半のマテリアルの質感をグロテスク寸前まで見せる手法、何より原作イメージにはまってるベン・ウィショウの演技が良かっただけに、脚本に不満。
07
重い腰上げ歯医者へ行く。ここ数週間は冷たい物に激痛走るし(アイス好きには死ぬほど辛い)、先週末からは息しても痛い状態。レントゲン撮ったら、奥歯に穴空いて神経剥き出し。今日のところは痛み止め埋めて、本格的な治療は来週からと言うことです。
06
iPhone SDKイベントの記事があちこち出てますね。CNET Japanの実況版が一番判り易いかも。要するに、専用のiPhoneアプリ(App Store)経由でアップル認可済みのものを開発者から購入可能、で、使えるようになるのは6月から...。6月?
03
遂についについに「ライフ・オブ・ブライアン」の日本語版DVDが出るんだって!! この勢いで「ジャバウォッキー」も出してください、お願い。
02
「モノノ怪巻之弐 海坊主」順番入れ替わってしまったモノノ怪其之弐「海坊主」。登場人物も仕掛けも賑やかなんだけど、何か焦点の定まらない話。"最後"も何だか取って付けた様で噛み合ってないし、一寸壁に当たってる感じ(コメンタリー聞くと、作り手は満足してる様子だけど...)。

日中の気温が10度Cを越える。こういうのを春の足音と言うのでしょうか...明日はまた氷点下らしい。
01
「プレステージ」クルストファー・ノーラン監督かみさんが突然「久し振りに"八つ墓村"観たい...」と仰る。「それは無いけど、これはどう?」ってことで「プレステージ」を観賞。原作に対する筋書きの絞込みが秀逸。あの話を、2時間強の中で、破綻無く辻褄合わせて見せる訳だから、見事と言うしかない。大道具小道具もイメージ通り。原作の持つメタフィクショナルな虚実崩壊は無いのは一寸残念だけど、そこを捨てる潔さが故のこの傑作ということかね。テスラ役のボウイ、実は一寸懸念してたんだけど、抑えた老け役演技でなかなかの好演。

2008年2月