This is POP!! | ©gaburu
'04.09
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amazonからCD。マイルスの新しい箱「Seven Steps」、カーネーションのベスト盤、メルドーの「Live in Tokyo」は勿論2枚組みの日本盤で、目玉は隊長のインタビューCD「The Classic Interviews」。

「サラマンダー」ロブ・ボウマン監督スターチャンネルでやってた「サラマンダー」を観てました。ロンドン地下に眠っていた火吹き竜が目覚めて地上にまたたくまに繁殖..人類ほぼ壊滅...なんつう荒唐無稽な話ですが、全編に渡る沈鬱なトーン、な癖してテンポの良い展開、無駄の無いストーリー、俳優陣のストイックな演技、ドラゴンの見せ方も巧いし..と、1時間40分弱ですが堪能しました。ラストもぶち壊さず納得のオチ。名画ですな。DVDに落として貰おう。(買う程ではないらしい)
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台風が昼前(11時くらい?)に直撃した模様。凄い雨足音が天井伝って会議室まで届いてました。でも1日会議だったんでよお判らんうちに通過してった様子。帰る時間には雨は上がって強風だけ。でもJRは運転見合わせ、家人に車で迎えに来て貰って無事帰還。 
そうそう、amazonで980円からの輸入盤セール。一昨日夜中に見てたらカートの中に何時の間にか18枚(減らしたんだけどね...)。イーノ関係にバップ系の定盤ジャズ(「アメイジング・バド・パウエル」とかそゆうの)。
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在りし日の姿 2週間ほど前縁日で掬って以来3ヶ月ほど飼っていた金魚がお亡くなりに。最近は亀蔵(♂猫 13歳)も全く相手してなかったし、やっぱり運動しないと駄目なんでしょうねえ。それとも気温が下がったのが堪えたのか... 何れにせよお椀の中で長寿は土台無理な話だったのでしょう。こういうサイトを見ると縁日金魚でも産卵までさせることもできるようで。

「狩撫麻礼作品集 side A」 大友克洋、かわぐちかいじ、谷口ジロー、守村大、泉晴紀、いましろたかし (エンターブレイン 2002年改定初版)「狩撫麻礼作品集 side A」 松本大洋、森園みるく、カネコアツシ、やまだないと (エンターブレイン 2002年改定初版)暇を見つけては「狩撫麻礼作品集 全二巻」を読んでました。大友克洋、かわぐちかいじ、谷口ジロー、守村大、泉晴紀、いましろたかし、松本大洋森園みるく、カネコアツシ、やまだないと。狩撫麻礼原作の短編を夫々一篇ずつ収録。大友克洋の「East of ...」がデビュー作だったとは知らなかったなあ..つか、これ狩撫麻礼原作だと言うのも気づいてなかった。そもそもワタシが"狩撫麻礼"という名前を意識するようになったのは松森正画の「ライブマシーン」(これがモンクを聴き始めた切欠だったり)で、それが高校生の頃。氏原作の頂点は、たなか亜希夫「ボーダー」だと思ってるんだけど、これには結構影響受けたかもなあ...とか思い出しつつ。収録作、どれも傑作です。
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amazonから3注文がまとめて届いてました。1)「スターウォーズ・トリロジー DVD-BOX」 2)「THX-1138」、「アイアンジャイアント 特別版」、「燃えよドラゴン 特別版」のDVD3セットに「SF大百科事典」3)「サラマンダー 無限の書」トマス・ウォートン、「エリアーデ幻想小説全集 第2巻」それから「Tribute to YMO」V.A.。早速「SF大百科事典」を眺めてますが、グラフィカルで頁捲ってくだけでも愉しいです。"名作"の項などパルプ時代から90年代半ばまでのSF名作選が初版カバーでズラリと並んでて壮観。CJ.チェリイが結構評価されてたりして、これまで意図して避けてた作家などもやっぱり読んでみたくなったりとか。
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帰って来てメールチェックしたら、amazonから商品発送の連絡が3件。ヒトツは「スターウォーズ・トリロジーDVD-BOX」。休み明けには届きそう。噂のエピソード6差し替えとか早く観てみたい。といいつつビデヲ版も棚の飾りで殆ど触りしか観てないんだよねえ..。別件では「THX-1138 ディレクターズカット 特別版」送付の連絡も。時間があればルーカス三昧なんだけど、土曜日出勤だしなあ。
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幼稚園の運動会。流石に年長組ともなると余裕と言うか、見てる方も昨年程はハラハラしないもんです。今年は父母の参加 プログラムが心なしか多かったような、ワタシも父母競技に出場する羽目になってたんで早起きで寝惚けたまま頑張ってしまいました。うちの組(黄組)は担任の先生がやたら元気の良い先生で子も親もつい乗せられて盛り上がってしまうんですよねえ.. 娘は最後に金メダル貰って大喜び。

 
「Beast of East/ 東方眩暈録 1」 山田章博 (幻灯舎 2002年初版)「Beast of East/ 東方眩暈録 2」 山田章博 (幻灯舎 2002年初版)山田章博ってああ見えてかなり仕事多いヒトで、ちょっともう全然フォローできてないんですが、店頭で見知らぬタイトルを見つけたら取り敢えず買うことにしてま す。短編集が多い中、久しぶりの長期連載物「Beast of East」を積読から解放。絵の凝り具合は極致と言っても良い位で、頁捲るのが毎回勿体無いほど。で、話も滅茶苦茶な平安舞台の伝奇モノで、考証マニアックな昨今の風潮とは別物の馬琴的オモシロさがなかなか凄いんですが、2002年に1-2巻が発売されて以来やっぱり先が続いてなさそう...
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オレンジシャーベットがお気に入り娘の散髪に美容院へ。"キュアブラック"こと美墨なぎさの様な髪にして欲しい..という注文で、出来上がりは写真の様に。気に入ってくれたようで一安心。本人は始めての美容院で緊張してましたが、父親も美容院など初めてでやはり緊張(笑)。菓子類など買い物して帰宅後、休憩してまたAEON系モールへ遊びに出かける。31でアイス喰ったり。

「奇術師」クリストファー・プリースト 古沢嘉通 訳 (ハヤカワ文庫FT, 2004年初版 ) 1996年世界幻想文学大賞作クリストファー・プリースト奇術師」 を読了。ポオ的世紀末ミステリの傑作。19世紀末から世紀明けの英国を舞台に対決した二人の奇術師の運命を綴った夫々の手記を読み ながら、次第に謎が明かされていく...という話。 読了後、何か騙されたというか、何か重大な点(奇術の種というか)を読み落としたような不思議な感じが付き纏ってます。因みに巻末解説にもありますが原題は「The Prestige」。この言葉自体が重要な鍵になってるんですよね。 クリストファー・ノーラン監督/ジュード・ロウ、ガイ・ピアース主演(どっちがどっち?)で映画化予定だとか。できればキューブリックに映画化して貰いたかったような。
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Head Off/ Moris Tepper (Candlebone, 2001)1Risky Business/ Der Rote Bereich (ACT, 2002)2A Guess At The Riddle/ David Grubbs (Fat Cat, 2004)3Swedish Folk/ Nils Landgren and Esbjörn Svensson (ACT, 1998)4
1.
Head Off/ Moris Tepper:
マジックバンドのギター弾きモリス・テッパーの新作。3ピースバンドでのラフでラウドな典型的オルタナロックで、むむ..これはやっぱり面白くないわ。勢いで作ったって感じ。そろそろギターソロアルバムなんてのも良いんじゃないだろうか。2. Risky Business/ Der Rote Bereich: ドイツのギター弾きフランク・メビウスを中心にしたトリオの2002年作。変わりませんな。Rudi Mahallのバスクラリネットがかなりフィーチャーされてます。ドイツで聴くとハマる音なんだが 蝉啼く晩夏の大分では一寸肌に合わない感じ。寒くなってまた聴き直してみよう。3. A Guess At The Riddle/ David Grubbs: 困照氏のブログサイト始めあちこちで好評に付き試し買い。初めて聴きます。Gastr del Solも聴いたことないし。で、これ大当たりですわ。ルー・リードにこんなアルバム作って欲しい...という感じでヴェルヴェッツ以降の総括的サイケデリック ロック。ここんとこ一番の愛聴盤4. Swedish Folk/ Nils Landgren and Esbjörn Svensson: トロンボーン奏者と気鋭ピアノ奏者のデュオ、1998年録音。タイトルはスエーデンのフォークだけど、トラッドな演奏でもなくまた緊張感あるインタープレイでもない。クラシカルだったりシンプルなバップチューンだったり軽く飄とした演奏。これは良いよ。
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「説経 小栗判官」近藤ようこ (ちくま文庫 2003年初版)台風の後秋雨続きが明けたと思ったら、今週はまた大層に蒸し暑い。 さて、近藤ようこ「説経 小栗判官」。歌舞伎でも有名な説経噺の漫画化。題は聞き知っていたものの噺を読んだのは始めて。近藤ようこの女性を描くその描線の艶やかさと、淡々とした画風がよく調和しています。脚色もなく説話に忠実に書かれているのも正解。「水鏡奇譚」同様この路線でもっと色々描いて欲しい気がしますが、どうでしょうか。ともに10年以上目の作品なので新作としては余り期待できないのかなあ...
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「Forget Me Not」鶴田謙二 (講談社 2003年初版)漫画ばっかり読んでいる。わけでもないんだけど今日は「Forget Me Not」鶴田謙二。折角だからカバーを見開きで掲載。2003年刊だから今のところ最新の単行本ですかね。イタリアはベネチア在住の美人探偵が活躍する..でもなく登場する一話完結話を7話収録。1巻と銘打ってあるけど多分これで終わりなのでしょう。Wikipediaでは「パワーダウンが否めない..」と書かれてしまった本作だけど、ワタシはこれかなり好きです。ただしモラトリアムな 空気は感染しそうで注意必要。
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「まんがアベノ橋魔法☆商店街」鶴田謙二 (講談社 2002年初版)先週届いた鶴田謙二一式の残りをロッカーから持ち帰り。駅で待ち時間があったので「まんがアベノ橋魔法☆商店街」を読み始め、電車の中で読み終わり。2002年刊てことはやっぱり続刊は無いってことですかね。月刊アフタヌーン連載だったそうですが。テレビシリーズ(元はガイナックス製作のアニメ番組をキャラクター設定した鶴田氏が漫画家連載したということらしい)の設定資料とか巻末のおまけは全く蛇足。
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「水鏡綺譚」近藤ようこ (青林工藝舎 2004年初版)近藤ようこ「水鏡綺譚」。書き下ろしの完結編を追加して極最近単行本化されたものです。 時は中世(多分)、狼に育てられた少年が野盗に浚われた少女"鏡子"と出会い彼女の家を探しながら旅する..という話。派手なアクションも大仕掛けなストーリーがある訳でもなく、淡々と日々の糧を得ながら魑魅魍魎を退治していく。その非現実と日常の境界の無さが独特の味わい。 それにこのヒトの描く線はとても艶っぽいのです。
11
秋雨が続いてます。さて最近買った/聴いてるCD。 
Split The Difference/ Gomez1It's All Around You/ Tortoise2The Name Of This Band Is/ Talking Heads3These Songs For You, Live!/ Donny Hathaway4Darkness, Darkness/ Phil Upchurch5Sketches & Notations/ Sketch Show6
1. Split The Difference/ Gomez: プロデュースにチャド・ブレイクを迎えた4枚目。初期の60年代末西海岸なサイケデリックぽさから随分英国っぽくなったなあ..という感想。チャド・ブレイク起用はイマイチ合ってない気がする。2. It's All Around You/ Tortoise: 何枚目かもう良くわかりません。しかし今回も素晴らしい。#9なんてマーチン・デニー+マジックバンドな感じで、このバンドでしか聴けない..としみじみ思います。3. The Name Of This Band Is/ Talking Heads: 既に話題になってる初CD化。ほぼ倍になった完全版でのリリース。デビュー時から82年"Remain in Light"ツアーまで。後者を収録したdisc2の方をやっぱり多く聴いてしまいますが。4. These Songs For You, Live!/ Donny Hathaway: 同じくRhinoから、これも話題のライブ盤。濃厚。聴き流せる気安さは無いので、時間をとってユックリ堪能したい。ウィリー・ウィークスのベースが少し篭り気味なのが残念ですが。5. Darkness, Darkness/ Phil Upchurch: そのハザウェイのライブ盤でもギターを弾いてるアップチャーチのソロ・アルバム。一寸信じられない面子ですね。チャック・レイニーのベースの添え物としてギターを聴くなんてのもありだと思う。LP2枚組み分で、これも腹一杯堪能できます。なるほど名盤。6. Sketches & Notations/ Sketch Show: スケッチショウのリミックス・ベスト盤。クオリティ高いけど原曲の方がやっぱり良いと感じてしまうのは、歌心の部分が琴線に触れてるからだと思うなあ。そういう意味で#09からの終盤は"判ってるねえ"って感じ。
09
iAUDIO M3日本語版ファームウエアver1.22が正式リリースされているので早速アップデート。ディスプレイの曲とアルバム表示、文字化けなくなりました。嬉しい。Win XPのSP2もこういう目に見える御利益があるともう少しありがた味があるんだけどね... 
かみさんが急病につき早退して急遽幼稚園PTAの代役に。21日予定の運動会の準備など。流石に父親は一人だけでやはり一寸居心地悪い。一方で今週は台風休業などもあって机の上には仕事の山が。忙しい時ほど重なるもの。
 
「SF名物」 鶴田謙二(講談社 1997年初版) やっぱり星野之宣氏の影響強いんだねえ...もろコピーしていた時期があるとはさて、山積みは仕事だけではなくて、amazonから届いた書籍もロッカーの中に積まれてます。今日届いたのは鶴田謙二一式。早速"初期短編集"と銘打たれた「SF名物」から。やや、これは初期と言っても同人誌時代じゃないか。こんなモンで金取るなよー、いくら寡作だと言っても... 帯は庵野秀明氏のコメントが付いてるそうで、じゃあ書店だったら絶対買ってないのに。通販に騙された気分...
07
9月7日5:00現在 気象庁HPから8:00 暴風域に入りました10:00 そろそろ本番12:00 苛烈. 公園の木が倒れてます18:00 夕焼けが紫色 
JR九州は始発から運転見合わせだそうです。ので、会社休み。工場どうするのかなあ... まだ(6:30)25m/s域には入ってないが、それでも風凄いよ。ここマンションの9Fだからってのもあるけど。
 
13:00 若干勢い弱まったか? ピークは11:30から12:00位だったような。まだ凄いですけど。家に居ても暇で、こうして気象庁サイトから進路図切り取ってスクラップしてる訳です。なんか不毛...
 
14:30頃には雨は上がって強風だけ。で、子供を英会話に送ったついでに本屋でまた漫画とか数冊購入。収穫は近藤ようこ「説経小栗判官」。
06
まだ来てませんが...
台風。来るよ.. また来るよ... (大滝詠一風に)
 
明日朝6時時点で大分市が風速25m/sの暴風圏に入ってたら工場止まるそうです。つか、電車が動かなければ休むよ。
05  
「ゴールデン・フリース」 ロバート・J・ソウヤー (内田昌之訳/ ハヤカワ文庫) ソウヤーの「ゴールデン・フリース」を読了。「シルトの岸辺」に較べるとあっという間。流石ソウヤー、300頁程度でさくさく読めます。でも読み応えあるところがこのヒト。これは出世作で、比較的初期の作品ですが、今まで読んだ中では一番面白いかも。人類初の恒星間探査有人宇宙船(千人超えるヒトを乗せてる)で起こった殺人事件の謎解きを軸に、異星からのメッセージ解読、AIと人間、なんつう定番的テーマが絡み合う。で、語り手は殺人犯のAI自身という ところがSFならではのミステリ。さてどんな落ちが待ってるのか。エピローグでまた最後の仕掛けが...
04
「Spirit of Wonder」 鶴田謙二 (講談社 1997年初版)親友Y氏のお薦めだった鶴田謙二。帰国したら読めと言われていた「Spirit of Wonder」を漸く読みました。なるほどニーヴン系のマッドサイエンスSF。古SFマニアとしてはこれこそ基本といいたい初期の作風からやたらサービスカット満載の最近/といっても収録作はH7年が最新/(チャイナさん可いんだど)ま。初の短編はう一冊るらいのそれんでみたいですねえ。
03
 
1ヶ月くらい前から娘が露店で掬った金魚が家に居るんですが、最近色が薄くなってきたんで窓際に置かれています(金魚蜂などという洒落たものは無くて、陶製のボールに入れてる)。で、うちの亀蔵氏(猫 13歳 ♂)がさっさと食っちまうか...と思ったところ、これが仲良くしているらしい。昔は近所のカナリア捕獲してきたりする悪戯野郎だったのに、また随分枯れたもんだ...。