This is POP!! | ©gaburu
2006年2月 '06.01
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Linux Zaurus用の画面デザイン・テーマを導入。Win XP風とかMacOS X風、W-Zero3風なんてのもある。そのSL-C760スクリーンセーバーで仕事場でのフォトスタンドにも使用。正直、このままの機能で液晶画面大きくキーボードもそれなりにしたノート型(B5程度)があったら、日頃はそれで十分じゃないのか...とさえ思う。随分薄く軽く作れそうじゃない?
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「幻の大戦機を探せ」カール・ホフマン(北澤和彦 訳)。
原題"Hunting Warbirds"。大戦直後の47年..グリーンランドに不時着したB-29を、40年以上経て"回収"しよう(飛ばそう)とする一大プロジェクトの顛末を中心に、大戦機蒐集ブームの背景を探ろうとしたノンフィクション。表紙と裏書の粗筋から"B-29再飛行"を描くドラマを想像してたけど、実際には大戦機に執り憑かれるヒトビトを描きだすのが著者の意図。前大戦に関する著者の認識の甘さは本土で民間人を殺戮されていない米国人ならでは..で、居心地の悪さを感じるものの、中盤の山場..B-29回収の劇的な顛末はじめ、著者自身の参加体験を元にした記述は 流石に迫真。一方で語り上手ではないので、"お話"としての盛り上がりには欠け、全体的には半端な印象。
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鑑賞後時間が経ってしまったけど、書いておかねば...ということで遅ればせながら。

7/ Supersilent: 04年オスロのライブを収録したDVD。音に聞くテンション高い即興演奏を映像でつぶさに堪能できるのは嬉しい限り(実際に見た人からすれば、何分の一..ってとこなんだろうけど)。なのだが、こうして映像で観てしまうと、CDでのワケノワカラナサみたいなものが"落ちて"しまった感あり一抹の寂しさがよぎる。ワタシがSupersilentに持つ映像イメージて、クリス・カニンガム監督「Come To Daddy」なんだけどなあ...ああいう訳判らん怖さみたいなモノが淡々としたライブ映像(ライブ映像としては秀逸だが)で謎解かれてしまったような... 生で体感すべきなんだろうなあ、やっぱり。
ところで、映画「バーバー」みたいにカラー版とのカップリングなんてあると嬉しい。ワタシはどちらかと言うと色付きで観たいと思った(70年代のライブ映像みたくコントラスト強い色調だと当時のマイルス・バンドみたいな雰囲気が出るんじゃないかなー..とか)。

実家経由でamazon購入品到着。"超じんせーエンジョイたまごっちプラス"(ガッツイエロー)と攻略本。かみさんの漫画は、「Loveless (6)」、「Death Note (9)」、「テニスの王子様 (31)」に「XXXHOLiC (7)」。DVD「巌窟王」 7~10巻。ワタシの書籍で、グラック「アルゴールの城にて」、ジム・クレイス「死んでいる」、マイケル・マーシャル(・スミス)の長編を2冊「スペアーズ」、「死影」、それから川端裕人「竜とわれらの時代」。
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交流学習(現地校と行き来して、お互いの文化交流を図る)の最終回。今回はCOME(現地校が遊びに来る)で、娘は剣玉を教える班。先週から自主トレしてた甲斐あって、上首尾だったらしい。パートナーのセラちゃんの英語が「 この前から間ができたから判らなくなってたー」と残念がる姿は親より前向き。
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色々見て廻って、結局ヤマハこれに決めた。

Johnの奥方からカメレオンズのCD一式(5枚)を頂く。CDラベルも綺麗にプリント。
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娘が昨日からピアノを習い始めたので、自宅練習用のピアノ探しをしている。週末に近くにあるヤマハ取扱店で触ったClavinovaCLPシリーズに惹かれてたんだけど、一方でピアノの先生曰く「鍵盤のタッチの点から電子ピアノは薦めない」。プロからすると電子ピアノってのは邪道なんだろうなあ。 

RGからCD2枚。Moha!「Raus Aus Stavanger」、Thomas Strønen「Pohlitz」。
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昨晩から一寸吹雪きながらの降雪..で、今朝は一面白。亀蔵氏、早速散歩を所望。が、雪の中、足を出せずに1mで退散。昔は元気に歩き回ってたのにねえ。
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1.
Tiki/ Richard Bona
: ポップになったなー..というのが全体の印象。前作と聴き比べると、楽曲の訴求力が落ちてるのを感じる。期待大きかっただけに正直ガッカリ。2. Requiem/ Karl Jenkins: こっちは期待してなかったのに意外に良かった1枚。ソフトマシーン中期以降の実質的リーダーだったジェンキンス爺の新作。オラトリオ風の混声合唱音楽。歌詞がいきなり俳句(らしい)/日本語だったりしてコケそうになりながら、元合唱部の神経結線に灯が燈ったか..これがやたら気持ち良い。ソフツ時代にスコア重視で独特のヒプノティックなサウンドを構築した人らしいと言えばそうかもしれない(ジャズロック的要素は皆無です)。重厚なバロック風から静謐なオリエンタル風まで、緩急付けた叙事詩的構成が実に巧み。3. Charles River Fragments/ Graham Collier: 94年のビッグバンド録音2曲を収録。特に50分に及ぶ2曲目は、各ソロイストをフィーチャーした小曲で構成された組曲風。キュレーターとしてのコリアー師の面目躍如。デイヴ・ホランドとは別の形でモダンなビッグバンドを聴かせてくれる。4. Portrait/ Graham Collier: 72年作。個々の演奏に切れ味が無い。プレイヤー次第では違ったモノになっただろうと思うが..。5. Egg/ Egg: デイヴ・スチュアート(ユーリズミックスの髭男じゃなくて、バーバラ・ガスキンと後年傑作モノにする鍵盤奏者)含むトリオによる、サイケデリックなアートロック。当時は面白かったのかも知れないが、今聴くと肝心な所で時代を感じさせてしまうなあ。6. Greggery Peccary & Other Persuasions/ Ensemble Modern: 「Yellow Shark」の現代音楽室内楽団が再度ザッパに挑戦。彼の"G-Spot Tornado"の様なインパクトのある演奏は無いが、綿密なアンサンブルで、ザッパがスコア上に描いていたであろう音姿が巧く浮かび上がっていると思う(フツーにドラムを入れてしまった所は賛否あるかもしれないが)。ジャズロックとしてのザッパ音楽に親しんでいるヒトには「Yellow..」より聴き易いかも。
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先週一寸嫌なことがあって捌け口に注文したポータブルDVDプレイヤーが届く。COBYTF-DVD7050。思ったより大きいが思ったより軽い。ヘッドホン(2個)、車載キットなど付いて$140は安いでしょ。これで自室で寝ながら/出張機内・宿泊先でDVD鑑賞できそう。 早速「The Doors Collection」を再生してみる。画質のクオリティも悪くない。
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「バッド・チリ」ジョー・R・ランズデール(鎌田三平 訳)。 ちょいと軌道修正..で、ランズデールを読む。ハップ&レナードの4作目(翻訳としては..何故か1冊目が未訳につき..3作目)、「罪深き..」の後になる。話としては独立してるが、出来れば2作目から読んで貰うと主人公達の魅力によりハマレる筈。さて、今回の特徴は、ハップ自身が大きく事件に巻き込まれていくろう。そし、第の"間"とし、女キャラ場。展開もより加速してアクション要素が強い。その分、筋の作り方が映画的で、セメント・ハードボイルドな部分が少し薄くなった感は否めない。とは云え、コイツら自身は相変わらず。会話を聞いてるだけでも面白過ぎ。

初回限定の2枚組み妻子はドラクエやってるし、一寸読書も休みたい感じ..なので暇潰しにDVD鑑賞。「AVP」ポール・アンダーソン監督。 アッサリし過ぎじゃないの?というのが印象。90分程度で抑えるなら、これだけ大所帯にする必要は無かったんじゃないか..という気もするが、パロディ映画という見方をすれば、この面子揃えたかったのねー..と納得できなくも無い(監督はもっと色々仕掛けたかったんじゃないかと思わせる所は随所にあるけど)。特撮のクオリティはハイレベルで、ペーパーバック・コミックの実写化と考えれば良いんじゃないかと。(追記: USでは14分長い監督編集版も出ている)
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「トリポッド(4) 凱歌」ジョン・クリストファー(中原尚哉 訳)。
完結編。敵地から帰還した主人公達がいよいよ本格的なパルチザン活動を始める。前作で釈然としなかった主人公の位置付けが本巻で明快に描かれていて、そういう意味でも大団円に相応しい。脇役達の描き込みが話の展開をグッと盛り上げている。単純なハッピーエンドでないところも◎。小学校の図書室に是非置いて欲しい成る程名作ジュブナイル。でも1冊620円で大人に買わせるのはどうかと思うなあ..(2,500円はちと高過ぎ..古本屋で揃えましょう)
表紙・挿絵の西島大介氏が本シリーズについて大いに語っている。要参照。
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「トリポッド(3) 潜入」ジョン・クリストファー(中原尚哉 訳)。
邦題の通り、主人公がトリポッド都市に潜入..脱出するまでの顛末を描く本編第二巻。 趣が変わって、"死"のモチーフが前面に出てくるヘヴィなエピソードが中心。主人公の行動に傍目に納得いかないところが目立つのも特徴。逆にリアリティあるという見方もあるかもしれないが、穿って見れば、WWIIで刷り込まれた"自由と正義"..御都合主義倫理感を判りやすく反映しているとも思える。"敵"(侵略者)の描き方など見てると、アンビバレンツな視点を読者に求めてるような気もするが... この巻だけ取れば、好悪分かれるだろうなあ。
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重い腰を上げて自宅の音聴環境をセットアップ中。基本的にはMP3アーカイブをミニコンポで聴ける様にする計画。Tera Stationルーター経由-有線LANでBiBio wGateに繋ぐ..更にアンプに繋いでステレオスピーカー出し。接続はOK。問題は、BiBioが認識できるファイル数が1階層99個ということで、しょうがないからアルファベット毎のフォルダを作ってアーティスト毎になっていたフォルダ群を仕分け整理。基本共有フォルダ→アルファベット・フォルダ→アーティスト・フォルダ→アルバム・フォルダ..という階層構成。アルファベット跨いで連続或いはランダム再生する場合は、プレイリスト作って対応必要..なので、まず子供用プレイリストを作成予定(童謡系、アニメ関係音楽とゴダイゴ他)。
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「トリポッド(2) 脱出」ジョン・クリストファー(中原尚哉 訳)。
第1巻と同じくイギリスのとある村から始まる。ただし時代は約百年後(多分..1世代くらい後という記述があったりするが)、世界は既にトリポッドに征服されている。基本的にはここから3巻で完結するストーリーの導入部分で、主要登場人物の紹介、いくつかの伏線張りといった所か。前巻同様、簡潔な情景と心象の描写が見事。ディズニー映画化、確かに絵にしやすいかもしれないね。
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「トリポッド(1) 襲来」ジョン・クリストファー(中原尚哉 訳)。
60年代の著名なジュブナイルSFシリーズの88年に書かれた前日譚。2巻目以降の3作が本編(70年代に学研から一度翻訳が出ているらしい)。トリポッドとは3本足の異星からの侵略機械のこと (ウェルズ「宇宙戦争」で有名なアレ)。本作では、謎の侵略者に地球上が征服される様子を、一人の少年の目から綴る..という構成で、成長物語が骨格..即ち、王道児童文学。一方、話はシリアスな侵略モノとしても見事で読み応え 十分。(推定)百年後という次巻が愉しみ。   買い物ついでに、Sports Authorityに寄ってヒーリーズを探す。1年前にはサイズが無かったのに、今回は最小サイズ(1)でOK。
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「みんな行ってしまう」マイケル・マーシャル・スミス(嶋田洋一 訳)。 英国作家の日本独自編纂ホラー短編集。主要長編の翻訳がソニー・マガジンズからに出ている人らしいが、寡聞にして今回が初読。途中混沌とした筋を結構強引にオトす作風(?)が多いためか、短編の名手..という感じではないが、オトシが決まると面白い(訳者が巻末解説でも指摘している)。ワタシが好きなのは、表題作(これは名作)に「地獄はみずから大きくなった」(出来が秀逸という意味では「猫を描いた男」も)。特にSF趣向の「地獄は...」は、読みながら映画「オメガ・マン」(チャールトン・ヘストン主演の元祖ゾンビ映画)を想い出してしまった。「バックアップ」もディックぽくてなかなか良い。ストーリー自体に面白さが在る訳ではないので、雰囲気にじっくり浸って読む が吉。

かみさんが、ドラゴンクエストで苦戦中(ドルマゲスを倒すことが出来ない)。ネットで攻略法を調べる休日の午後。マインドストームを引っ張り出してきて娘と一緒に組み立てて過ごす。Robotics Invention System ver.2.0日本語版。ドイツに駐在してる時に遊んでたから、もう3年程触ってもいなかったことになる。久しぶりに弄ると、説明書に従って組むだけでも愉しいねえ。取り合えずインベンタボットを作ってみた。"首振り"にも挑戦..できれば腕振りに改造したい。電池が切れてるので、プログラムは明日。
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レゴの次世代マインドストーム、今年8月に出るんだって!! 楽しみ。18歳以上選抜100人対象に製品版のモニタ・プログラムあり。応募締め切りは2月5日。
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年末の積み残しを3枚短評。
 
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1. Day Is Done/ Brad Mehldu Trio: 以前東京でのソロコンサート盤について"やっぱりジャズで聴きたい"と書いたんだけど、この新作 、3曲目のソロ演奏を聴いてwベース・ドラムスのトリオ編成ジャズ演奏を物足りなく感じた。これがアンサンブル で表現できたら(表現できるバンドがあれば)凄いことになるんじゃないか...と漠然と思う。良質なプロダクションより実験的なアルバムを聴いてみたい。もっと先へ。2. Live at Berliner Jazztage/ Jaco Pastorius: 79年ベルリンでのライブ。1曲トゥーツ・シールマンスがハープで参加。WDRの蔵出し音源らしいが、音が良くない。ずっとノイズが入ってて、これは努力の甲斐虚しく入ってしまってるのか、それとも手を加えていないのか。歴史的に貴重な演奏のは判るが、この音質だとそれ以上の意味を汲むにはちと辛い。3. Deep Dark Blue Centre/ Graham Collier Septet: 去年末に良く聴いてた盤。67年、英国は若手ジャズメンによる傑作。和風メロディーを主題にクールに聴かせる秀逸な#3など 、リーダーのビジョンとキュレーターとしての非凡さが伺える。バース・オブ・ブリティッシュ・クール!   日帰りでカリフォルニアへ。往復8時間飛行機に乗ると流石に腰が痛い(読書も進むが...)。つーか、真夏のように暑かった。仕事先の方々によれば、今日は異常に暑かったそうです。
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「蟻の革命」ベルナール・ウェルベル(永田千奈 訳)。
完結篇。前巻「蟻の時代」の1年後(出版としては96年だから4年後になるが)。今回はヒト側にもかなり力点を置いた内容。高校生達(ロックバンド!)が起こす革命騒動と蟻側の冒険譚(103号のベル・オ・カンへの帰還)が並行すると言う構成だが、スラップスティック振りは少し落ち着き、両者の思考・行動に作者の意図がかなり明快に反映されている様子。カバー裏に書かれているのでネタばらしてしまうが、最後に蟻がヒトの法廷に立つ..なんてとこまで行ってしまうから荒唐無稽な展開は相変わらず で、七百頁強もアッと言う間に読まされてしまう。終局も綺麗にまとめて、読後の充足感も高し。色々出てくるアイデアが未消化な部分はいくつかあるが、それは別シリーズで発展させるのでしょう(その辺一寸匂わせている)。これ読んでしまうと、ソウヤーのネアンデルタール3部作も影薄くなるねー。傑作。
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冬休みは終わり、小学校第三学期が始まる。
02


亀蔵猫、帰還。帰宅後、貪る様に水を呑み缶餌を食べる。 
ワンダと巨像」を始めた。
01
フロリダはオーランドのディズニーワールドから帰宅。新年をマジックキングダムの花火で迎えようと言う計画は、大晦日に娘が熱出してしまったんで脆くも崩れてしまったが、TV Japan(がAll Star Resort.."Movies"に宿泊)でやってたNHK紅白歌合戦を観ながらホテルの部屋で明かすのも悪くなかったかも。面白かったよ、紅白。みのもんたはあの位が丁度良いのではないかと思った。



数時間前迄、気温20℃のフロリダに居たなんて、ホンとに夢のようだ(シカゴが寒いかというと..5℃前後だから此処なりには暖かいんだけどね)。次回はもう少し策を練って臨みたい。宿泊は、特に食事を考えると、少なくともDolphinにするべき..とか、日程と日間行動ににもう少し余裕を持たせるべき/1週間は欲しい..とか。何時の日か是非再戦を。

2005年12月