This is POP!! | ©gaburu
'04.10
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幼稚園が所属する学校法人(医療福祉関係の専門学校を色々やってて、うちの幼稚園はそれらに隣接してる)の文化祭で、園児が出演するため親出動。今年は最前列で鍵盤ハーモニカ演奏。朝まで雨だったのが、天気予報を無視した晴天で良いステージでした。年中年少さんと較べるとやっぱり大きくなったんだなあ...。

「クラシックロックジャケット」 マイケル・オクス編 (Taschen Japan 2002年初版)終了後、ひとしきり園内で遊んでから街中の百貨店へ遊びに。玩具売り場の横に書籍のディスカウントコーナーがあって、子供が遊んでる合間に覗いてました。Taschen社刊"ICONS"シリーズが積まれてて「クラシックロックジャケット」を購入。他に、北原尚彦SF万国博覧会」、北野勇作昔、火星のあった場所」。何れも定価の半額以下。さらに駅横の駐車場へ戻る途中にパルコブックセンターに寄って(かみさんが「テニスの王子様」を買いに)、ストレンジデイズの12月号増刊「カンタベリー・ミュージック」。定価2,500円もするのかあ...ってこの内容ならしょうがないか。
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「西武新宿戦線異状なし(完全版)」 押井守作 大野安之画 角川書店 2002年初版朝、大分戻りのJAL便搭乗まで2時間弱あったんで(出発時間を1時間間違えてた...)本屋で「西武新宿戦線異状なし(完全版)」を買ってカレー食いながら読む。大野"That'sイズミコ"安之氏の作画はこの話には合わんなあ...と思いながら、その待ち時間に読み終わってしまう引っ掛かりの無い押井守の原作にも問題ありか。この手は矢作/大友コンビの「気分はもう戦争」があるからなあ...。

昨夜は、P氏、困照氏とうさい師ritra女史らと月光茶房で歓談。愉しかったす。皆様(茶房様に奥方も)どうも有り難うございました。来年あたりは東京に転勤かもしれませんのでー。
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帰国。13時間近くエコノミー席は流石に疲れた。の一方で、「I, Robot」と「キング・アーサー」が観れたのは嬉しい。 NS-5ウィル・スミスの下手な寝起き演技で 始まる前者。筋やオチはありきたりのサスペンス仕立てだけどテンポ良い展開で観終わった後の充足感高し。ラストもこけずに巧く落としましたね。「マイノリティー・リポート」もこのくらい巧く作って欲しかった... 後者は、アーサー王/騎士伝説ものとしては 全く物足りないんだけど、えせ歴史&ファンタジーものとしては良いまとまり (あのラストはいただけないけどねー)。短いながら夫々のキャラクターも味出てるし。ランスロット にトリスタンと俳優がいい感じだっただけに、むしろ定番のサイドストーリーに焦点当てた方が面白かったかも。
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蟹三昧ボルチモアの名物料理は?といえば蟹(Blue Shell Crab)だそうで、学会はけた後ホテルで訊いたレストラン"Obrycki's"に蟹食いに行く。木槌で殻叩いて食うと聞いてたんだけど、実際にはナイフを木槌で叩くのね。勿論美味かったです。さて、明日は帰国。朝早い便なんで寝過ごさないようにとっとと寝よう。
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圧縮燃焼排気沖方丁マルドゥック スクランブル」を読了。とにかく勢いに圧倒されました。ご都合主義的な所も多々ある(というか言ってしまえば全てがそういう話ではある)けど巧く理屈付けてむしろストイックに仕上げてるところとか、展開もくどい様でテンポ良く進んでいくところとか..一気に読まされたという感じ。士朗正宗ばりのサイバーパンクものかとたか括ってたのになー。地に足着いた..つか現世的かつ普遍的なテーマというか"焦げ付き?"と格闘した力作で、SF小説と片付けてしまうには勿体無いと思いますね。まあ、誰にでも薦められる話ではないけど、"蒼穹のファフナー"にはまってるかみさんに薦めてみようかな。とかベタ褒めしてますが、実は丁寧に説明し過ぎなところは個人的好みに少し反する(その部分が今のこの人の味であるというのは承知の上で)。全体的に様々な小説映画からのベタな影響が面白くもあるんだけど、センスオブワンダーに欠けるところもあるし(2巻目巻末で鏡明氏書いてる様にイーガンではないよね)。
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旅行カバン、結局ファスナー壊して開けたので、しょうがなく(使ってたのはSamsoniteの奴で結構気に入ってたんだけど..)替わりのカバンを買いに行く。為替換算するとやっぱり安いなあ...で、Briggs & Rileyの若干大きめを購入(税込みで300ドル)。錠はナンバーロック式でした。
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ボルチモアといえば港、シーフードということらしい学会初日はゆるい内容の口演ばかり。などと言ってたせいなのか...旅行カバンの鍵が無くなってるのに部屋に戻って気づく。施錠して出たのが仇になってしまうとは。さて困った。
 
シカゴ駐在のI氏に、食事後CD屋に連行され、しばしブルーグラスのお薦め盤について教示を受ける。ワタシがBéla Fleck好きだと知っているので、New Grass Revival関係など数枚、バーコード試聴の結果3枚と、グラミー常連歌手Alison Kraussの現ラインナップ(Union Station)で1枚。それから、Jean Michel Pilcの新譜に、Tin Hat Trio(新譜?)、マーヴィン・ゲイの「Live In Montreux 1980」。「いつも一度にそんな買ってるの?」と目を丸くされてしまった。レート換算すると安く感じちゃうのもあるんだよねー。
 
...それより、錠壊さなきゃ...
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ニューヨークを出てボルチモア到着。郊外のシェラトンですが、無線LAN使えます。凄いー。 

ベルト外さないと見に行けないとは何とも不自由今日はNY在住のkeeさんに付き合ってもらって本屋など周ったんですが、最後に連れてって貰ったKim's Video & Musicつう店で"アナログ版Grow Fins"のvol.1と3を見つけて買ってしまいました。あるところにはあるんだあ... vol.2だけ入手できた後amazonから入荷できません御免なさいされてしまって揃えるのはもう無理かと諦めてたところ(しかも夫々19ドルだし)。嬉しくて若干興奮気味。いやー出張してきて良かった。
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成田は遠い... って7月の出張のときも書いたっけ。
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amazonから今日届いたのは、BIZことSimon Bisleyの画集「The Art of ...」、Mike Mignolaの画集「The Art of Hellboy」、クリストファー・プリースト「魔法」にCD2枚(「Apropa't」Savath & Savalath、「Kind of Porgy & Bess」Paoro Fresu:後者は月光茶房の茶坊主ことハラダさんに教えて貰ったもの。amazonにはジャケット出てなかったけど、見た目既にいい感じ)。アメリカンコミック系の画集は手出したらきり無いんだけどねえ。 さて、更新はいいから出張の準備しなきゃ。
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今週じゃないや先週聴いてたCD寸評。最近は買ったものをマメに消化してます。明後日から米国出張なので当分新譜は聴けないなあ..つか帰ってきたとき机の上にamazon箱が山積みになってる気がして一寸怖い。

Original Sound Kerock 1/ 鈴木さえ子 with TOMISHIRO (Victor, 2004)1The Art Of Being A Girl/ Julee Cruise (Water Music, 2002)2Spectrum Between/ David Grubbs (Drag City, 2000) 私が買ったのはUS盤3
1. Original Sound Kerock 1/ 鈴木さえ子 with TOMISHIRO, アニメ「ケロロ軍曹」のサントラ..といいつつ、内容は鈴木さえ子さんの復活アルバム。天神はビブレホールでのライブも観に行った(着ぐるみでドラム叩いて歌ってたっけ)ファンとしてはそれだけでも十分感激。その上、坂本龍一のサウンドストリート的な(アンディ叔父さん/当時は若者/のソロやB2ユニットなテイストが出てきたり)テクノポップ玄人なサウンドで、火曜日10時からのあの時間に形成された 右脳古皮質を未だ残すワタシには至福の音楽。準備中というソロアルバムが楽しみです。
2. The Art Of Being A Girl/ Julee Cruise, ジャケット写真じゃ松金よねこみたいになってしまった歌姫の3枚目。しかし声は相変わらず。アシッドジャズ・テイストな音との相性も良し。リン佳作
3. Spectrum Between/ David Grubbs, 悪くは無いんだけど(いや間違いなく佳作なんだが)最新作には及ばないかな。聴いた順番が悪かったか.. 私がよりルー・リード的なウタを期待して聴いてしまうからかも。
 
トド髭跳ぶイルカカレー食う娘11時過ぎに家を出て"海卵"。3度目か4度目になると結構余裕を持って見て回れますね。今日の目玉は展望レストラン"A-Zoo"。快晴の別府湾を一望しながらテラスで食べる昼食は何とも快適。食事も値が張るに見合った味だったと思います。そうそうトドの髭にも触れたし。
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矢野徹氏が13日にお亡くなりになったそうです。会社の先輩初老Y氏からは"矢野よ月の無慈悲な女王に抱かれて眠れ"なるメールが入ってました。ハインラインからパルプSF雑誌紹介者としての矢野氏に捧げられながら結局はパルプ誌の表紙の露出狂的美人画について切々と綴った文章、余りに名文過ぎてここではちと掲載できませんが。 
1/20 宇宙の戦士 パワードスーツ(スタジオぬえ版)少なくとも我々世代以上の海外SFマニアにとって、アシモフ、クラーク、ハインラインは絶対的御三家な訳で、ハインラインの翻訳で知られる矢野氏なければ2007年のワールドコン(世界SF大会)が日本で開かれることなど無かったでしょう。石森章太郎表紙の「デューン」シリーズの翻訳も氏でいらっしゃいました。自らも「折り紙宇宙船の伝説」や「カムイの剣」など傑作小説を残した日本SF界の巨人。ご冥福をお祈りいたします。ところで矢野氏の翻訳代表作のヒトツ「宇宙の戦士」のパワ-ドスーツって海洋堂からフィギュアが出てるのね。勿論スタジオヌエ版。欲しいなこれ。
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数日前に届いてたamazonカートンを開封。CD3枚(Pan Americanとか)と「海のトリトン」全3巻に江口 寿史「素顔-美少女のいる風景」。会社のコ達から「イナドメさんって美少女マニアなんですかー」と突っ込まれたり。つか、「ストップひばり君」も「すすめ!パイレーツ」も全く通じないのね。俺も爺になる訳だ。
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工場・研究所の昇進面接。朝から夕刻まで27人面接すると流石にぐったり。座りっ放しで腰は痛くなるし... ここ数日夜遅くまで部下の面接練習してきたけど、やっぱり付け焼刃が直ぐバレますねえ。デキる人というのは質問の受け答えで直ぐにレベルの違いが判るもんです。てな訳で、P様、mixiお誘いありがとうございます。登録までしましたが今日はもうぐったりです... 後日お邪魔します故。
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「何処かに行きたい」キティちゃんの家を見に行こうよ」という訳でハーモニーランドへ。しかしこの間行った時と較べると部屋の造りががらりと変わって何かイマイチ。そのせいか今回は1時間ちょい遊んで飽きてしまった様子(それでもフツーは10分程度しか時間潰しにならんと思うんだけど、うちの娘は軽く2時間は遊び倒します)。前はもう少し住環境ぽかったんだけどねえ...。

NHKで始まった「ななみ」に娘がはまった様子(まだ第一回のみ)。これ栗コーダーカルテットが音楽です。という訳で父親からも録画して貰うようお母さんにお願い。そのお母さんは最近深夜アニメマニア化。お薦めの「ファンタジックチルドレン」の初回さわりを見せて貰ったけどこれ面白そう。ちょっと注目。
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Iceman Is/ Terje Isungset (Jazzland, 2002)1Live In Tokyo/ Brad Mehldau (Nonesuch, 2004) 2枚組みは日本盤だけらしい2カーネーション・イズ・グレイト・ロックンロール・バンド! (徳間JP, 2004)3Act Five, Scene One/ David Grubbs (Blue Chopsticks, 2002)
今週聴いたCD。因みに今自宅で聴いてるのは先週寸評した「にじ」です。これやっぱり良いわー。
1. Iceman Is/ Terje Isungset, 以前MIZ.さんに"Jazzlandからソロアルバムも出てますよ"と教えて頂いてたもの。7月の出張時にドイツで発見。Jon Hassel風の熱帯エスニック風アンビエントジャズ...に聴こえて、実は全部(管楽器も)氷で作った楽器を氷洞穴内で演奏したもの。想像力を働かせるとまた違う音像が広がる。
2. Live In Tokyo/ Brad Mehldau, 昨年2月のトリフォニーホールでのライブ録音2枚組み。鼻水も啜れない様なホール演奏はそれだけで妙な緊張感があってあんまり好きな感じではありませんが、前半のガーシュイン曲あたりからノリが変わって行くような。ニック・ドレイク 、レディオヘッドなど多分マイベストな選曲なんだろうけど、私はそれよりもこの人のオリジナルが好き。更に言うと私はやっぱりジャズで聴きたい。
3. カーネーション・イズ・グレイト・ロックンロール・バンド!, 30+2曲で3,000円と随分お得なカーネーションのベスト盤。「Gong Show」しか持ってなくてそれも殆ど聴いてない私ですが、こんなバンドだったけ? という嬉しい誤算。こんな価格でなくとも十分購入価値ありな和製マニアックポップロックの集大成。ほぼ全経歴網羅してるのに整合性ある選曲にマスタリングも○。 前半殆どXTCだもんね(歌い方までそっくり)。
4. Act Five, Scene One/ David Grubbs, ギター、ベースに微ノイズな音響インスト。成る程、いつもはこういう事をやってるんだ... 特に個性は感じないけど、日頃は歌モノよりもこの手のほうが需要高い私には使える1枚。
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当直明けで眠くてしょうがない。勿論眠ってもいいんだけどよく眠れないんですわ。とにかく台風が直撃しなくて助かりましたが、東海以北は大変でしょうなあ... 工場の皆様お察しします。夜半から右背中が痛くて腕も首も動かせない状態に。折角の休みなのに動けず終わってしまうのか...
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注文してたCDが届く。困照氏に薦めてもらったDavid Grubbs関連、Julee Cruiseの3枚目にブルース・リー・トリビュート「Re-Enter The Dragon」。最近CD注文し過ぎ。未発送が何件も溜まってる状況。
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「ザ・コクピット」1 松本零士 (小学館文庫 1997年初版)松本零士「ザ・コクピット」。一日一話ペースと決めてたのが、最近読み出すと止まらなくなってて、危うく電車乗り過ごしそうなここ数日。高校卒業する頃だったか既に大学入った頃だったか、ボックスセットというか愛蔵本セットみたいな形で出てて欲しくてしょうがなかったのを覚えてます(今でも飾ってあった書店棚を想い出せる)。 それを親父になった今、漫画文庫でまとめ買いして読み返し。第一巻には名作「スタンレーの魔女」を収録。航空機プラモデルマニアだった中高生時代の血が...。

そうそう、Ozit Recordsから隊長&魔法楽団のライブ音源が出ます。amazonでも予約受付中
05
隊長サイトを更新。ゲイリー・ルーカスとエリック・フェルドマンが夫々新譜をリリースです。フェルドマンは初のフル・アルバムではないですかね。"Knife & Fork"というバンド(?)名義。うーむ、newsの項だけじゃなくてそろそろ中身も更新しないとなあ...。
03
先週始まった新番組「陰陽大戦記」に娘がいきなりハマってしまってるので、朝から厚紙を切って"神操機"の工作。気に入って貰えた様子だけど11月末に玩具出たらやっぱり買わされるんだろうなあ...。
昼からはワサダタウンへこれといった用事も無く。で、本屋へ寄って色々物色した挙句、飛浩隆「象られた力」だけ購入。
02
Happy Days of Dr.K/ 徳武弘文 (徳間JP, 1991) 2004年のCD再発1にじ/ 吉川忠英 & 井上鑑 (Vap, 1997)2Tribute To YMO./ VA. (Music Mine, 2004)3ToTo Bona Lokua/ Geraldo Toto, Richard Bona, Louka Kanza (Universal, 2004)4The Classic Interviews/ Captain Beefheart (Chrome Dreams, 2004)5
最近聴いてたCD寸評。
 
1. Happy Days of Dr.K/ 徳武弘文: スケッチショウのライブで見て「誰や、このギター弾きの渋いおっさんはは?」とチェックしたのが出会い。カントリーギター弾き徳武弘文氏の、これは何枚目?ナッシュビル録音で、ベラ・フレックやハワード・レヴィ(初代フレックトーンズ!)も参加。聴き覚えあるCM曲も収録の歌モノアルバム。高橋 幸宏も1曲提供でこれがまた良いのです
2. にじ/ 吉川英 & 上鑑: コラレーョンとうよは夫々のインスト曲/演奏をカップリングした..という感じ。良質のBGM.だけど、魔法は余り無い。
3. Tribute To YMO./ VA.: 一寸変わった面子を集めたYMOトリビュート。皆一様に考え過ぎないで好き勝手やってる感じが良いですねえ。評判あんまり良くないみたいだけど、ワタシはケン・イシイのピコピコが一番好きかな。高野寛の"Cue"もSEに凝ってて流石ですが。しかし名盤「Technodelic」からのカバーってのは1曲も無いのね。
4. ToTo Bona Lokua: アフリカン音楽家(皆欧米で活躍してる人ですが)3人のコラボレーションユニット。基本的にはボーカリスト共演で、リチャード・ボナも歌い手としての才を発揮する方向(ベースも1曲バリバリに弾いてますが)。直球だけじゃなく音響に懲りまくったり遊び心も随所に出てて、3人の拘りと意気が音から感じられるところもポイント高し(4曲目なんて60年代のジャマイカン・ポップスみたい!)。アフリカンポップスの名作と言えるのではないでしょうか。
5. The Classic Interviews/ Captain Beefheart: テレコで録音された70年代中頃と思われるインタビューをCD化したもの。無論音質も良くないし、カフェでの収録で背景雑音も結構きついんで、全くのマニア向けですが(そりゃ、隊長が喋ってるだけだし)、リラックスして喋り捲るあの声はワタシには十分BGMになります。デビュー前の話から始まって、哲学やら私生活(「最後は引退するつもりだ」なんて発言も)、バンドについて、気になるミュージシャンなどに話及んだ後、1枚目からアルバム解説が始まるんですが、世の中で傑作とされてる「Trout Mask Replica」のタイトルが思い出せなかったりするあたりが笑わせますな。「Safe As Milk」、「Mirror Man」、「Strictly Personal」の3枚が隊長にとってのマストだというのが良く判る。