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1. Bending New Corners/ Erik Truffaz: ドイツ駐在時に買ったまま未聴棚に...
新譜買ったのでこの機会に陽の目を(まだ「
The Dawn」が残ってるけど..)。所謂初期のフューチャー・ジャズ(99年)。ベタにヒップホップからドラムn'ベースを融合した生ジャズって訳で実にワカリ易くてソコがまた良い。
2. Dare To Be Surprised/ The Folk Implosion:
前に聴いた「
Take A Look Inside」の方が趣味丸出しで面白かったけど、ちらちら見えるアレっぽさコレっぽさがあって、これも悪くないなあ。
3. Dur Noyau Dur/ Lussier, T étreault: これも前駐在時にたしかフランスで購入。ギターとターンテーブルによる即興音楽デュオ。空間にポツポツと音を置いていくパフォーマンスを聴いてるという趣で、ユックリと視聴覚が刺激される。
4. Raus Aus Stavanger/ MoHa!:
MIZ.さん経由で知ったG.&Dr.デュオ。期待通り。ポストパンクな歪みからメタリックな音塊など..屈託無くギターノイズと戯れる様が愉快。まだ20代前半の二人、次はどう出てくるか楽しみ。
5. Pholitz/ Thomas Strønen: エスニック・テクノの佳作。80年代なアレンジ(井上鑑、福岡ユタカとか)から
Aphex Twin.。
David Sheaあたりを結んだ線上の何処か。もうヒトツ個性が...
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午前中は「Monty Python and The Holy Grail」(ギリアム&ジョーンズ監督)を娘と鑑賞。日本版が未だに出ない(何故??)「
Life Of Brian」と並ぶパイソン一座の傑作映画。DVD2枚組み、日本語吹き替え収録、パイソン全仕事ブックレット(72頁)付き。メイキングのギリアムの姿が妙にバカっぽくてウケる。LEGO版映像なんてのも入ってて内容充実。
午後は
収蔵箱で「マトリックス」三部作。...敗因は何だろうねえ。「リローデッド」までは辛うじて踏みとどまった感じなんだが、やっぱりザイオンを地下都市に設定した時点でそっち側のイマジネーション不足を露呈してしまったんだろうなあ。
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「死んでいる」
ジム・クレイス(渡辺佐智江 訳)まず学者夫妻の死体が登場する...という出だしに不条理モノか?と想像するんだけど、その後は死体と夫妻の出会いと死の当日の出来事を淡々と綴っていく。勿論作者により周到に用意された死であり人物配置である訳で、何気ない死を描写しているように装いながらも、全体に漂う印象は十分に計算されているある種の心地良さがある。堪能した。翻訳は他に2冊出ているらしい。何とか入手せねば。
帰宅して、
フレックトーンズのDVDを鑑賞。落ち込んでいる時にはコレに限る。
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うーん、落ち込むなあ。やっぱり英語勉強しよ。
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出張に出かける直前にamazonから荷物届く。まず音楽CD3枚。「ATP 1.1」Sonic Youth curated、「ATP 3.1」Matt Groening curated(今回の目玉)、「Return Of the Roughnecks」The Chamereons。それからDVD2枚。「Warp Vision The Video 1989-2004」と「Corporate Ghost」Sonic Youth。では、
Metraでダウンタウンへ。
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「
GOD*DIVA」限定版(エンキ・ビラル監督)BDの巨匠、三作目の映画作品DVD。自作のニコポル三部作を元に再構築したストーリー(青い涙の非人類女、革命詩人、エジプトの古代神が織り成す..)と、3DCGと実写の斬新な共演映像が見所。ファンなら、とにかく限定版 (特典ディスク2枚付き)で入手して、インタビュー、メイキング等を是非見てほしい。それからもう一度観直す...一度目はついストーリーを追って観てしまうけど、これはむしろ詩に近い。謎は解かれず映像と台詞の中に留め置かれる。リアリティーを出すための瑣末な会話やエピソードは殆ど排除されてるので、所在の無さに戸惑うヒトも多かろうけど (彼く云う私も一度目は物足りなさが残った)、ハリウッド的な近未来モノと狙いも心意気も別次元。その辺を資料映像で確認して欲しい。映像的にはCG人物の質感にもう一工夫あれば..というのが身勝手な注文。ビラルの画筆が再現できてるとまでは...
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久しぶりにマイナス20℃。快晴だと部屋の中からは良い日和にしか見えないんだけどね。家や車のドアが凍って開かなくなったりするので注意が必要。
エンたまのお手伝いロボット、早く
たまごっちタウンでも販売してください。切に希望。
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「スロー・リバー」
ニコラ・グリフィス(幹瑤子 訳)巨大バイオテクノロジー企業一族の三女が誘拐犯から逃れたところから話が始まる。(多分)英国のある都市の路上に早朝、全裸で致命傷を負いながら動けない彼女を拾ったのは
クラッカーのステラだった... ポストサイバーパンクな感じかと思って読んだら、むしろ舞台は下水処理場が中心(地味! でもワタシは好きだなあ)。主人公が下層社会に墜ちてまたアイデンティティーを取り戻すまでの顛末を、淡々とした日常描写を中心にカットアップと、巧みに織り込んだ"水"のイメージで表現...今まで読んだことのない不思議な味わい。それなのに..事件のオトシマエが全くもっていい加減で、折角の興が台無し。無理にまとめる必要があったのか??
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Live From Bonnaroo Music Festival 2002/ V.A.: テネシー州マンチェスターで2002年に始まった
ポピュラー音楽フェス。その初回のダイジェスト版。ヒトリ/バンド1曲ずつで全21曲収録のCD2枚組み。ゴスペル、ブルース、カントリー、フォーク、ジャズ、ヒップホップ、ラテンロック、ハードロック にアルタナティヴ..
収録面子はそれぞれ名うてのヒトビトばかり。
限定盤はブックレット一体綴じ込みのパッケージで写真集にもなってます。会場地図に時間割も収録。フェス自体はローカル・バンドもフィーチャーしているので、このCDはフェスのプロモーション的意味合いもあるのかもしれない。一見脈絡ないが、偏り無い分アメリカンポップ音楽の 上質な上澄み部分を巧く掬い取っ た好コンピになっててお薦めです(コンピ盤狙いではこの面子はありえんもんね)。
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昨晩降った雪で早朝は一面白景色。だけど昼には殆ど溶けてしまった。この間買ったソリ(正しくは"橇"ではない..軟質プラ製のスライドボード)の出番がなかなか来ない。
日本で録画してきた「
SDガンダム」を、最終回まで一気に観る。最後2-3話のテンションに父娘釘付け。今までの話は一体なんだったの..って気もするが。そういえば、
ブラッドベリ「雷のような音」の
映画化..MSNのウェブサイトで
予告編をやってたのを拝見。
こんなコトにしちゃったのね..酷過ぎて言葉も出ん。
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ピアノが届いた。娘の練習に付き合う。とにかく音楽って一番嫌いな科目だったのにねえ、こうしてピアノを弾く日が来るとは...
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「
スペアーズ」
マイケル・マーシャル・スミス(嶋田洋一 訳)。
短編集では物足りなかったんで早速amazonで手に入れた長編2冊のうちのヒトツ。巨大な高層ビルショッピングモールを中心に、妻子を惨殺された過去を持つ元刑事が挑む復讐劇。"スペアーズ"とは移植手術用に作られたクローン人間(飼っておいて、必要になったら当該部位を切除して使用する)で、劇中鍵のヒトツ。舞台設定は
バラード(「
ハイライズ」)、雰囲気は
ディック..でも、パズルの中味は、「
マイノリティー・リポート」?? ミステリとしても(作者は多分狙ってないが..)、ホラーとしても中途半端な印象。劇中出てくるいくつかのモチーフを使い込んで無い気が読後にどうしても残ってしまう。面白いんだけどねー、何か足りない..ってところで、スピルバーグが映画化予定..ってのも判るような。
02
最近暖かい(日中40°Fを越える)せいだろう、路上にアライグマの轢死体がゴロゴロ。
amazonからCD。マンチェスター(@テネシー州)で開催される
Bonnaroo Music Festival(今年のラインナップが発表されたばかり)から毎年リリースされるCD2枚組みを2002年から04年まで。02年のみブックレット付きの限定版で購入。
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1. New Features/ Him: シカゴ拠点(?)の音響ジャズバンド01年作。アフログルーヴからダヴまで練られたアレンジとアイデアで、独特の所在無さが何ともいえない個性。即興性を抑えてじっくり作り上げたサウンド。
2. Giblet Gravy/ George Benson: フュージョン・ソウル路線前..68年のジャズアルバム。
豪勢な布陣の中でファンキーなギターがこれまた快調 (ラスカルズの"Groovin'"とか演っている)。ジャケットも秀逸。
3. Snakes Alive!/ The Dreadful Snakes:
ベラ・フレック、
ジェリー・ダグラスのモダン・ブルーグラスを支えるスーパースター揃い踏み。クオリティ高いカントリー・ミュージックだが、うーん、それだけと言えばそれだけ。こっち向きの遊びは殆どないなあ。
4. It's Snowing On My Piano/ Bugge Wesseltoft: ピアノソロ(97年作)。実にゆったりと..それでいて寂びた感触が心地よい。サティをフェイバリットに挙げるこの人らしい..所謂"ジャズ"ではない..ピアノ弾き独特のイディオムがある。
5. Spiral/ 上原ひろみ: 疾走する打鍵以上に音間に流れる熱や勢いにやられた。"聴いている"というよりアスリートの動きを見ているようで、さらにバンドとしての一体感が拍車 かける。一方で気合の電子鍵盤モノ(#8)は、冗長で空回ってる印象。初回限定版のライヴDVD版で聴く/観るべし。
6. Why Call It Anything/ The Chameleons:
複製で入手。80年代中興のネオサイケバンド01年の復活作。何か随分力強くなって、メンバーのソングライティング成長振りが著しい(80年代とは別人のよう)一方、あのギターの音は変わらずに響いている(間違いなくカメレオンズだー)。逞しくなったなあ。
実家から「
AIBOが届いたー」との連絡。
撤退のアナウンスを見たその足で("足"でいいのか?)、父の ボケ(最近は"認知症"と言うのか)防止玩具(を理由)に購入(
ERS-7M3)した もの。早速説明書見てニヤニヤしているらしい。ワタシが帰国するまで壊れないといいんだけど。
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