27
ワイドナショーを見た(週課)後ぼちぼち出かけるライン川ハイク。ここのところの暴食で増した腹囲を減らすには足らないリューデスハイム周辺ちょい歩き。エーレンフェルス城(Burg
Ehrenfels)に行って湯沸かし昼飯食うのが目的。カーナビ女史に川向うまで誘導され(リューデスハイムから先が通行止めらしく、対岸から船で渡ったほうが早い...という判断だったみたい。今後のAI進化に期待したいところだ)Uターンして戻り大回りする羽目に(結局、特にリューデスハイム周辺混雑なく、ナビ女史の判断ミス)。11時半過ぎにリューデスハイム駅を出て、普通のライン川ハイク道よりずっと下にある城行きの道を歩く。40分弱で城に着き、
近影撮影(中には入れず)、
裏の広場で湯沸かし、どん兵衛。寒かった。
ニーダーヴァルト記念碑まで登り、リューデスハイムまで下る。食事の約30分込みで
2時間34分、7.83km、消費1020kcal。15時には帰宅。
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23
2004年頃の1年間部下だったT君、その後退社し某私立大学で教鞭を取ってると聞いてたんだけど、今朝未明に逝去したとの連絡が、先輩社員Y氏から入って言葉を失う。「あんなイイやつが...」なんて手垢の付いた台詞は吐きたくないが、しかし「あんなイイやつが...」としか言いようがない。
22
S氏と昼メシ晩メシの20日は食い過ぎ、21日は一緒にパリ出張、今日の午前の便でフランクフルトに戻り、夕刻、空港まで送る。ここのところの過食で、今日届いたNotifyのデニムがキツイ。うーん、体動かさないと。
19
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「ムーンウォーカーズ」アントワーヌ・バルドー=ジャケ監督
ロン・パールマン主演(?)のコメディ映画。ルパート・グリントが準主役(?)ってことの方で知られてるかも。アポロの月面着陸が失敗した時用のバックアップ映像をキューブリックに依頼しようとCIAエージェントが英国に向かうが...。詐欺ネタなのかと思いきや、件の有名な陰謀説をスラップスティックでサイケデリックに描いてて、たしかにアイスクリーム好きなら気に入るよね(笑)。伏線が活きてないところもあるし、1時間半ちょっとと尺が短めで、ちと物足りなくも思うけど...おっぱいいっぱいなので許す。エリカ・セントが綺麗だわ。ルパート・グリントの演技は嫌い。
18
社用車を冬タイヤに換装。朝会社まで取りに来てくれて、点検換装後、会社駐車場に戻してくれるサービス。楽。
17
正午前にフランクフルトを出て再びデュッセルドルフ日帰り出張...日本商工会議所主催の欧州個人情報保護法セミナー参加...のつもりが、「それは昨日でしたけど...」と商工会議所の入り口で言われる(恥)。カレンダーに1日間違えて書いていた...orz。しょうがないので
匠でラーメン食って帰る。会社ではとても言えないので、ここにこそっと書いておこう。
16
早起きして出社、机上に溜まってる書類処理、メールボックスを整理後、中央駅へ。部下K氏と待ち合わせデュッセルドルフで開催中の医療機器関連メッセに日帰り出張。ミーティング多数で疲弊。フランクフルトに戻る夕方のICEは一部車両キャンセルで折角の座席予約はフイに。流石のDBクオリティー。
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そういえば、今回の日本出張の行き帰りでノイズキャンセリング耳栓"
Quiet
On"を使ってみたんだけど、所謂ふつうの耳栓より一段階高い静音性で、かなり良かった。機内読書のための必需品。これ、
INDIEGOGOつうクラウドファンディングサービス経由で購入できる。私は立ち上げ時の初期投資グループだったので、初期ロットで割引入手。耳栓に200ドル払うか?っつう話はあるが、考え方ヒトツですな。
15
13日の夕方入りで東京、丸ビルのすき焼き屋に直行してWの再就職祝い。14日は予定されてた商事会社とのミーティングが流れたので、ちょい会社に顔出したりして、夕方はWと「ジャック・リーチャー」...うーん、フツーのアクションもので期待はずれ(前作はハードボイルドミステリな感じがまあまあ面白かったんだけど)。晩メシは水天宮で魚介。てことで、今日フランクフルトに戻ってきた。雨、気温3度C。
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「星群艦隊」アン・レッキー(赤尾秀子
訳)
原題「Ancillary Mercy」。三部作の完結編。
前巻で何とか掌握(?)したアソエク星域に、対立勢力の艦隊が侵攻、圧倒的な戦略の前にさて主人公達はどう立ち向かうのか...って書くと如何にもなスペオペ風だけど、人類とは異種の星間種族("蛮族"と呼ばれる)の"通訳士"の登場、対立する艦船AI諸々の虚実な駆け引きに、仲間内の内面的葛藤が独特の世界観の中でより濃く描かれてるうえでの、どんでん返し...読み甲斐はシリーズ中イチバン。大きく言えば、分裂と宥和、対立と友愛の話であり、昨今の世界を覆う情勢への予言めいたメッセージにも見えたりするのは、大袈裟かな。茶と歌で世界を救う話...という穿った見方も(ないない...でもちょっと「デューン」っぽい雰囲気がある)。
12
帰宅した長女と、昼食後に駅ビルへ出かける。彼女は勉強、父は読書@スターバックス。ちょこっと買い物後、駅南にできたショッピングモールにできたジェラート屋の二号店に寄って帰宅。
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「Visions」宮部みゆき、飛浩隆、長谷敏司
他/大森望 編
大森望責任編集の書下ろしアンソロジーといえば
河出書房の「NOVA」シリーズだけど、これは講談社から...2012年に「イブニング」の企画として先端SF作家に原作を書いてもらい漫画化するっつう企画が頓挫し、今回ようやく原作が陽の目を...ってことらしい。唯一成った漫画化1作を含む7編を収録。宮部みゆきはともかく、円城塔、神林長平って、漫画の原作書かせるかあ!?って人選。長谷敏司の中編が面白いんだけど(中央アフリカでの猿人実験)、こういう企画より
伊藤計劃トリビュート向きだよなあ。
11
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「亡霊星域」アン・レッキー(赤尾秀子
訳)
原題「Ancillary Sword」。
米英SF関連大賞9冠という前作の続編。話は、前作直後、主人公が艦隊司令になって今回の舞台になるアソエク星域に向かうところから始まる。新任士官、出向先星系での統治側との虚実駆け引き、現地人、移民との確執など、単身赴任先での怒涛の立ち上げ業務に、帝政ローマ期をモデルにしたような植民✕多文化融合社会を大きく描く背景が見え、この奥行きが一気に人気シリーズになった理由かと。大野万紀が巻末解説で書いてるように"価値観のゆさぶり"が面白くて、色々インスピレーションを受けるところもあり。赤尾秀子さんの訳も秀逸。
10
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「ラスト・ウェイ・アウト」フェデリコ・アシャット(村岡直子
訳)
ある男が自殺しようとするシーンから謎が始まり、妄想と現実とが綯い交ぜになる展開。様々な仄めかしで、読者に謎解きを迫る。徐々に妄想の霧が晴れていく中での謎解き自体は、さほど意外性あるものではないので、580ページ弱の厚さだけどテンポよく読める。オチが好く、たしかにTVシリーズを見てる感。「
ウェイワード・パインズ」に期待したのはこんな話だったんだよなあ...。
休暇。夜、英独伊日でウェブ会議。
09
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5日土曜日の夕方フランクフルト発で6日に東京入り。イタリア支店からのAScと宿で合流、晩飯は
神保町の居酒屋(スパゲッティーナポリタンをイタリア人に食べさせると、ケチャップ使うってアイデアに感心した様子)。7日はドイツ代理店と会議、晩は
新宿のショーパブで接待。8日朝5時半にAScと宿出て羽田へ向かう。ANA便の御一行と大分空港で落合い、市内の宿で荷物をおろし工場へ。午後、工場見学。晩は、若手社員と代理店御一行で
刺身天麩羅寿司(ココの寿司はほんとに美味い)。んで、今日は事業部長も入っての午後まで会議、迷走。夕方、メール確認しながら大統領選の結果を知る。横に居たASc評して「まさにベルルスコーニ現象」。帰宅して、録り溜めて貰ってた「
ハイキュー」と「
ヨシヒコ」。今回は攻めまくってるなあ「ヨシヒコ」。
04
また風邪をひいている。庶務のK女史に付き合ってもらって、移民局へ査証の更新に行く。日本旅券を期限切れ前更新したので、旅券有効日が期限の滞在許可も更新が必要。既に書類は提出済みで、時間も予約されているので、30分もかからず手続き終了。前回(カード発行)と違い、今回は旅券に貼るタイプ(申請が多すぎてカード発行間に合わず、手続き時にその場で貼る旧対応に戻したらしい)。2019年11月まで有効だけど、あと3年も居るつもりはないよ。
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「世紀の空売り」マイケル・ルイス(東江一紀
訳)
映画の進行が駆け足だったので、原作を読む(原題「Big
Short」)。サブプライム・ショックの舞台裏というか時系列に追う事の推移は、やっぱり文字のほうが判りやすい。株も債権のことも素人ですが、巨大な全体像を把握できない(もはや把握するのは不可能)な中で実態と計算のギャップにある落とし穴ってのは、何にでも通じる話で、身につまされる。つか、今の仕事もこういう経済の上に浮かんでるものなのね...という感慨。何を信じればいいの?って話でもあるなあ。
しかし、この原作を映画化しようとは、よくも考え実行したもんだなあ...。
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