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夏季休暇家族旅行(1)、ということでNYC。皆、ホテルで
DS三昧(娘は「
牧場物語」、かみさんは「
数独」)...って、それじゃ家に居るのと変わらないんですけど。
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
「SF画家
加藤直之」は、氏のデビュー当時の話から代表作の創作過程を自ら書き綴った、所謂"画集"というよりエッセイですな。特に"パワードスーツ"の項では、
スタジオぬえでの作業や逸話も語られてて読み応えあり。
プラモ版の箱絵のエピソード...艦内の通路を背景にする案について、「通路をデザインするためには..(中略)..艦内の配置図まで必要になってくる」なんてコメントに"SF画家"魂を感じてしまいます。続編を是非。例えばプリースト「
スペース・マシン」のカバー画とか古典が元になってるだけに色々逸話ありそうだし。
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井口、
ソックスから
フィリーズへ
トレード。先方チーム故障二塁手の救援...来年はFA、また戻って来れると良いけどね(家族はシカゴに置いていくような話だし...)。
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
"
とか"の1冊、届いたばかりの「幻詩狩り」
川又千秋..を一気読了。新書版で読んだのは、もう20年以上前。今回、文庫再刊の機会に再読の感想は...こんなにアッサリした話だったっけ?? 記憶の中ではNY/パリ/東京そしてあの場所が時間を越えて交錯しながら、最後には言語と共に人間世界が崩壊していく悪夢のような話だったんだけど...。当時、ディックや、シュルレアリスムの叢書を実際に耽読していた頃だったんで、その辺のイメージが混濁してたか。
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一便早いボストン発でオヘア着。帰宅して、出張中に自宅に届いてたamazon箱をチェック。目玉の「xxx HOLiC」
TVシリーズDVD全巻は、既に家族が絶賛鑑賞中。ワタシ用の書籍数冊(ムアコック、
プリースト、
ベスターとか)に音楽CD(「
笛社会」とロケッツの
ベスト盤)。
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1年振りに戻ってきました
ZPZ、今年は
Civicオペラハウス。グラントパークの駐車場から10分走って7時半開演予定ギリギリに飛び込んだら既に始まったところ。2曲目の途中で何とか席に辿り着く。バンドは基本的に去年と同じ...ってことは1年以上欧米回り続けてるわけで、音はよりタイトに、アンサンブルも、ドゥイージル君の指揮振りにも余裕..いや貫禄さえ感じられる程。豪華ゲストを迎えた昨年よりも、安心して観れたかもしんない。

選曲は、DVD「
Dub
Room Special」と被せたもの(実はライヴ映像から大ザッパその人のボーカルトラック/ギターソロを取り出して、それと
バンドが共演するという趣向...過去と現在のアンサンブルという...これもアーカイヴマニアのザッパならでは)、"拷問は果てしなく"、"What's
New in
Baltimore"など70年代後半から80年代中心...とくれば、今回のゲストはレイ・ホワイト、しかもシカゴですからねえ、当然演奏ってくれましたよ!!"
イリノイの浣腸泥棒"。去年はマーフィー・ブロックの健在振りに驚いたけど、レイ小父さんも声は全く衰えてない。ギターこそ控え目だったけど、ボーカル大活躍。いや、ドゥイージル君も立派にバンマス果たしていた。胸熱くなったのは、"Yo
Mama"の間に挟んだドゥイージル君入魂のギターソロ。ギター弾きとしては、既に親父の域に達してるのでは? そして会場総立ちで迎えたアンコール大取り1曲は、"
G-Spot
Tonado"!!
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
ようやく読んだ「
バビロニア・ウェーブ」、和製ハードSFの未だ揺らがぬ金字塔的
堀晃氏畢生(というと大げさ?)唯一の長編。太陽系近傍で発見された直系1200万kmのレーザー光束"バビロニア・ウェーブ"...そこからエネルギーを採取する基地の一つが突然沈黙した。一体何が起こったのか?折りしも基地に向かっていたマキタは、その原因調査に巻き込まれることに...。
緻密に考証されたサイエンスフィクションにして、話の骨格は正統ミステリ。地球を殆ど知らない主人公ならではの五感を巧みに織り交ぜながら、しかし何と言っても素晴らしいのは、宇宙空間の虚無と広大さの圧倒的なイメージではないか。
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
73-74年作のアルバム2枚を中心に
ザッパ音楽を関係者(+本人)インタビューにライブ映像を交えつつ描くというもの。「ザッパ式マリンバ編曲法講座」に特典映像での「電子マリンバが来た日」など
ルース小母さん(皺増えてるが相変わらずお美しい)のパートが充実していてファンとしては非常に嬉しい。
ZPZの公開リハーサル映像とか、50分と短いながら内容は濃い。
牛心者としては、"perfect
note"について隊長とザッパが語り合った...なんてエピソードが聴けたのも収穫。
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月曜日からフロリダはオーランド。今日の晩飯は、英国パブでビールと
フィシュ&チップス。ジョンによれば、フロリダの英国人観光者数はかなりのもので、パブには事欠かないらしい。確かに店頭のユニオンジャックを結構見かける。お薦めの
ボディントンズ(マンチェスターの定番ビールらしい)は、
クリーミーな泡に(黄色いギネス..って感じ)エールらしい味で悪くなかったス。
年末に
出るという噂のレゴAT-AT、
モーター駆動らしい。楽しみだねえ。
05


出張の度に1作読み終わる寸法...で、今日はトロント行きのフライト中に神林長平「
膚の下」を読了。上下二巻千頁を越える入魂の大作は、
火星三部作の末尾/時系列的には三部作の始まり...人造人間を主人公とした創世記..を、その内面と取り巻く群像とのディベートを通じて克明に描くというもの。「生きる」ということ..果ては「生命」とは..何処から来て何処へ...をシツコイまでに追及する"創られし者"の自問自答が、物語として最後に昇華する所は見事という他無いのだけど、作者の思索をそのまま書きとる人間達の饒舌振りへの違和感は終始消えること無かった。ある種のリアルさ/生々しさの欠落がもどかしい。
04
「独立記念日、どこかに連れてって」と強い要請があり、ダウンタウンは
テイスト・オブ・シカゴへ出かける。シカゴのレストラン、食料品店などが
グラントパークで屋台(?)出店するというイベントで、期間中は
フリーコンサ-トなどもある(土曜日は
チープ・トリック!)..シカゴの夏の名物行事。残念ながら子供が遊べる所と云うのがあまり無く、娘は
Wiiの体験デモ楽しんだ以外は早々に飽きてしまって、2時間弱散策..ピザやケイジャン料理など3つ4つ
抓まんで退散。
んで、一路、
去年も行ったヴィレッジホールの
地元フェスティバル会場へと。アトラクションは殆ど去年と同じ...イマイチ乗りの悪い娘を何とかその気にさせて、ちょっとだけ
乗り物で遊んだ後、ここもまたそそくさ退散。結局落ち着いたのは近所の公園。炎天下
嬉々として遊ぶ姿(最近雲悌にハマってるらしい)を木陰で眺めながら、お祭りってやっぱ夜じゃないと(んで
浴衣)盛り上がんないよね...と、しばし白昼夢。
03
9時くらいから近場でやってるらしい花火の音が煩い。外覗くと、雨の中、ご近所の印度人家族が集まって独立記念日イブの花火大会真っ最中。「見に行く!」と飛び出す娘を慌てて追いかける。二人で
眺めてると、男の子が「一緒にやる?」と娘を誘いに来た。フツーに
溶け込んで遊んでる姿に、逞しさを感じつつ、少し尊敬したりして。
01
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