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台湾(竹北市)→大分の2泊3日出張は、羽田での乗り換えを出発時刻勘違いで逃してしまうという痛恨ミス(溜まってたJALポイントで片道購入で自腹切らずに済んだ)。昨夜遅くの帰宅から、そのまま朝まで伊東氏の中四国侵攻。短い睡眠で、近所の内科を久しぶりに受診、高血圧は取り合えず薬使わず様子見ましょうということに。
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「NOVA
2019年秋号」大森望 責任編集
谷山浩子、高野史緒、
高山羽根子、田中啓文、
麦原遼、
アマサワトキオ、
藤井太洋、
草野原々、津原泰水。
季刊になって収録作家も今の日本SFを代表する人々で収録作のレベルが高い。とはいえ50代のロートルには叙述SF(造語)はそろそろ頭も気もついていけなくなってきているのを感じる(麦原遼、草野原々、高山羽根子...)。リアリティが感じられるものがいいなあ...。というわけで、そのバランスが絶妙なアマサワトキオの”赤羽二十四時”が好い。最後を飾る津原泰水の戯曲形式も、敢えて生身の人間が演じる様を想像させることで、空想とリアルを同時に成立させていて、巧い。
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1593年、復活の島津氏、伊東氏によって滅亡。九州は北部に長宗我部氏、南部・西部を伊東氏という二分割。1596年、伊東氏の今川氏との同盟締結に端を発して長宗我部氏が進行開始、すぐさま伊東氏が反撃、柳川をはじめ主要拠点を次々と陥落させ、97年秋にには攻防の末小倉城落ち、伊東氏の九州平定成る。勢いに任せて山口まで進軍図るも、長宗我部氏の武将"羽柴秀吉"に阻まれ、櫛崎城で停滞。いまここまで...って、明日から(つかもう今日だけど)、5時起きで台湾→大分出張なんで、はよ寝らんと。
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「信長の野望・創造」、パワーアップキット(PK)版というのが出ているというのを知って、
買いなおし、プレイしなおしの約1週間(夏休みから戻って始めた)。変わらず伊東氏で九州制覇を狙う。PK版は1534年から始められて(元の非PK版は1551年から)、現在1590年。始めた伊東義祐は1580年ごろに亡くなり、伊東祐兵が家督を継いでいる。島津氏領土は大友氏・伊東氏に平定されてしまい多くは伊東氏の軍門に下るが、延岡での対大友氏戦で捕縛された島津義弘が、大友宗麟の死去後跡を継ぎ島津氏再興という劇的な展開。てことで、九州の肥後・豊後以北を島津が、南九州は伊東氏という状況なう。全国的には、織田氏は随分先に滅んでしまい、畿内から中四国を制覇した長曾我部氏が最大勢力、これに隣接するは武田は東北から甲斐まで南下する伊達に押され挟まれているように見える。辛うじて三河から駿河に今川、関東までを北条。北陸は上杉、出羽・陸前以北は南部氏...そういう勢力図。1600年に関ヶ原の戦いは発生しない模様。
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「大日本帝国最後の四か月」迫水久常
副題"終戦内閣”懐刀”の証言"。終戦までの約4カ月、鈴木貫太郎内閣で内閣書記官長(今でいう内閣官房長官)を42歳で務めた迫水久常が28年後(昭和48年)に書いた回想録。内閣誕生から終戦・内閣解散まで(さらにその後も)を克明に綴ったもので、脚色を排した筆致は、むしろ迫力がある。原爆投下がポツダム宣言受諾の決め手になったことが明確に描かれているし、戦時通して和平派と主戦派(本土決戦派とでもいうか)の暗闘があったことも明示されている。ただただ戦地・内地で死んでいった人々が居た堪れない。また"国体の維持"というか天皇制がドグマであった様子は戦後生まれの自分からすると奇妙に思えるけど、それがあったからこその無条件降伏だったという流れも感慨深い。日本型組織論としても、学ぶことも多い一冊。"時運派"と"義命派"の件に、心を新たにす。
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13日から15日は夏休みを取り長女と福岡に。コメダで朝食、大名-天神方面で買い物。台風で飛行機飛ぶか懸念してたけど、15日午後3時発は定刻に飛ぶ。今日は出勤。
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PS4でこの休みのためにポチった「
信長の野望・創造」を一日やり込む。連休ってそういうことだよねー。現宮崎県(日向国)にある伊東氏で九州制覇を目指す。ゲームは1551年からスタートするんだけれど、62年まで何とか数回のやり直しの結果領土拡大続けることができている。
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「日本SF傑作選(5)光瀬龍」日下三蔵編
夏季休暇に入る。久しぶりの連休。数か月間ぼちぼち読んできた700頁超の光瀬龍のアンソロジーをようやく読了。三部構成で64年「無の障壁」から70年代の東キャナル文書連作まで、森望の解説にも書いてあるけど"宇宙年代記"モノを除いた代表作を収録。副題にもあるけど"スペース・マン"シリーズといっていいかも。よく言われる"無常観"。賑やかなスペースオペラとは対極に宇宙に拡がるヒトの様を描く。自分の世界観はこの影響を強烈にうけている。ゼロ年代のSF作家はいずれも戦後の無常観を纏っているいるけど、光瀬のそれはより宗教的というか東洋哲学的で、それは氏の出自に拠るところが大きいのだろうけど(理学部生物学科、文学部哲学科を卒業)、科学的な描写すら寂莫とした詩情を漂わせるところは無二。
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「11」津原泰水
11編の奇譚短編集(文庫版)。「五色の舟」を冒頭に収録。近藤ようこの漫画版は積読のダンボールの中。これを筆頭に、単なる奇譚ではなく、数十頁未満の中に拡がる時間と空間の奥行が凄い。そういう意味でも、「土の枕」で〆る短編集としての構成は巧い。「延長コード」とか何か凄いモノを読んだ気がして、それが未だつかめずにいる。
3月事変は大きな転換点を迎えつつあり。先が見えてきたが、これから数カ月の山場がくる。海外出張対応はまだ当分続きそう。
04
水曜日(7/31)から大分出張で、金曜日最終便で帰宅したまま時差ボケ回収なのか眠り続ける週末。午後、長女と我がiPhone6のバッテリー交換に新宿へ。長女のiPhoneケースをついでに買うつもりが、機種が古く(6)結局amazonで探すことに。ブックカバーが欲しいというので、高島屋横の紀伊国屋に行ってみたらニトリになっててビックリ。
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