This is POP!! | ©gaburu
Next Month06 '19
30
考えてもしょうがないので、週末は例によってCities Slylines、また同じマップ(トゥーリバー)で最初から。大学は作らず、一次二次産業に邁進(住民の教育レベルが上がると生産・製造業に従事しなくなる)。高架道路を無尽に設置したところ、なんだかよく分からない感じに...。合間に「SFマガジン 8月号」の特集(「三体」と中国SF)の中国作家短編4作を読む。イーガン風に見えて詩情が本筋な何夕「浮生」、現代的な小編の趙海虹「南島的天空」が好い。
「三体」リリースはいよいよ来週。積読も読みかけも置いて、まずこれ読まねば...という感じも久しぶりよね。
28
横浜の某学会年次大会から10時過ぎに帰宅し、ドイツからの連絡を待つ。日が変わる直前にようやく報告が入る。3月事変の結末は、最悪の結果になることが確定した。3カ月間の狂騒がこのオチとは。各所に報告。さて、月曜日から忙しくなる。
26
「ブレードランナー証言録」ハンプトン・フィンチャー、マイケル・グリーン、渡辺信一郎、ポール・M・サイモン(大野和基 訳)
「ブレードランナー」から「2049」を繋ぐ、脚本家、アニメ作家、研究家のインタビュー。どれも長いインタビューではないし、特に鋭く切り込む質問があるわけではないが、逆に構えずに応えている感じで結構深い回答が引き出せてるような(ハリソン・フォードの件とか)。渡辺氏を除く三人が特にディック好きというわけではない(むしろピンと来てない)ところが興味深い。アニメシリーズや仄めかされているスピンオフは、「2049」の奇跡的オマージュに到達できるだろうか。
23
二日間、ほぼPS4のコントローラー握って過ごした週末。Cities Skylinesは、5万人強で膠着。工業地区は上手く作れたものの、第一次産業特区はことごとく失敗し、人口と失業率のバランスを突破できず。ここまでやってきて結局リアルな都市シミュレーションには程遠く、無為な時間潰しが過ぎた気も。そろそろ読書に戻る頃合いかなあ。(ぼちぼち読んではいるのだけれど。)
14
翻訳家の小川隆氏の訃報がtwitterを駆ける朝。スターリング、スワンウィック、「フィリップ・K・ディックの世界」も、「イルミナティ」三部作も。翻訳SF愛好家にとっては、感謝してもしきれない。飛浩隆氏のこのつぶやきが国内のSF者の気持ちを代弁している。
link:出版翻訳データベースのインタビュー
link:「1984年」(NOVA Quarterlyの寄稿)
 
09
2日からフランクフルト出張。3月事変の山場を迎える。出張者5人と、会議室缶詰の一週間。7日の夜に200を越える資料を送り(終盤2日一寸はメシも抜く有様)、8日は大分組二人のリューデスハイム観光に添乗後、帰国便搭乗、本日到着。

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