This is POP!! | ©gaburu
'01.10
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Show-Biz Blues 1968 to 1970 volume 2/ Fleetwood Mac

買い溜め込んでしまってる新譜も聴かんと...てなわけで、新譜。フリートウッドマックの68年から70年までのレア音源集第2弾。て、1弾目は全然知らん。CDx2で、初期の未発表スタジオ録音を集めた1枚目と、未発表ライブ音源を集めた2枚目。
最初はMG'sばりのオルガンインスト・バンドだったんだー、とか、くさいプレスリースタイルのボーカル入ったりとか...disc1前半はバンド成長のドキュメンタリーみたいなもんで、60年代終わりの若者がブルースに傾倒して切磋してく雰囲気が面白い。で、実質ピーター・グリーンのバンドになる69-70年の先鋭ブルースロック時代。これはもう、鳥肌もんの凶暴なブルースギター炸裂。#18,19は完全に独自のサウンド確立してる(#18なんてFeltみたい)。disc2のライヴは、これもう文句無し。
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Oui/ The Sea And Cake

で、シーアンドケイク。80年代ネオアコ世代の中年音楽、極まれり...と云う所で、隙間の「青さ」が抜けてるところが、自分的には引っ掛かり無く聴けて気持ち良い('引っ掛かり無し=ツマラン'というヒトも多かろうなあ...)。ベースギターの"鳴り"が秀逸過ぎ。
 
昨日から冬時間。JST+8。今日の日経新聞文化欄コラムは、眉村卓氏。
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TOYの頁を更新。つか、今日はワンダーボーグで遊んでた。
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Pedals/ the Aluminum GroupBeth Hirsch

を聴いてる内に、もっと偏執的なAORが聴きたくて引っ張り出してきたアルミナム・グループの3rdアルバム. これって正にチェリーレッド世代の中年音楽(AOR)って気がする。というか、そういう風に聴いてしまう。2ndよりもジム・オルークが絡んだ分、エレクトロニクスとアコースティックに凝りまくり。の一方で、聴き流せる微低温。決め手はボーカルの声質ですかね。
 
Palm(正確にはWorkPad)も、また遊び始めようかな。これも隠し頁作ろうかしらん。あ、今日の日経の文化欄、矢野顕子女史。
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Titles & Idols/ Beth Hirsch

Airの"Moon Safari"で数曲歌っていた、ベス・ハーシュの2ndアルバム。ジョニ・ミッチェル・スタイルのボーカルだが、声はもっと艶あり. 曲自体はフォーキーなんだけど、打ち込みも比重大きめで、アコースティックとエレクトロニクスの混ざり具合もなかなか。その辺も70年代中盤型ミッチェルのモダンアレンジ版という感じ(詩世界は全然違いそうだけど)。まあ、乏しい語彙ではなかなか良さを説明できんが... 1st"Early Days"もかなりお薦め。
 
今日は、新人君とパキスタン飯を食いに行く。→美味かった。食べ過ぎ。
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Shri Camel/ Terry Riley

"Mercuric Dance"に続いてアンビエント・モード。で、ゴッズ・オブ・ミニマル音楽のひとり、テリー・ライリーの天球的法悦音楽。改造したヤマハの電子オルガンでのライヴ演奏を集めたもので、ディレイで多層に拡がり重なっていくラーガ。アンビエントと云いつつ、聴き流せる類の音楽ではなくて、聴覚から入り込んで半ば強引に擬似瞑想させるようなところも。感覚毎任せると気持ち良過ぎ。
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Mercuric Dance/ Hosono

Haruomi84年純国産アンビエント。細野氏のエキゾチック音楽嗜好の最左翼と思うのだけど。この後数枚続く"観光音楽"シリーズのエッセンス。鐘鈴の音と電子音で構成される音数少ないテクノ(テクノポップでは無く)だが、極北の音ではなく天球的で緩やかなパルスが飛び交う。
 
消化器系の調子が全体的に良くない..。最近驚いたことをメモ。「いないいないばあ」のワンワンは声も繰演も同じヒト..。アンパンマンの誕生時の顔は頬が赤くない。♪昔のヒトは~ぎっちらこ~お船をこ~いで...てあの曲は、冨田勲作曲。あと、「ジャングル大帝」は冨田氏公式ディスコグラフィからは削除されてるんだと。
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Ágætis Byriun/ Sigur Rós

ギターバンドだとずっと思ってた..。むむ.。'聴く'というより眼前の景色を言葉も無く'眺めてる'感じ。プレイヤーを止めれず、駐車場でずっと聴いてたりとか。だれるところが無いし。色んな音楽が頭の中を巡るけど、それを合わせたからと言ってこんなに美麗な風景にはならんよなあ.。ライブで再現できるとは俄かに信じられんが..どうだったんでしょう。(そう言えばHBOでライブの放映あったらしい。Bjorkと合わせた番組で約60分.)
アイスランド、やっぱり行くかなあ..。温泉あるし。
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What It Is/ Jacky Terrasson

結局過去作を探してしまったJacky Terrasson。98年のNY録音。これまたツボ。前回ネタの"A Paris..."は、一寸捻り入ったビバップ・ジャズだったのに対して、こっちは60-70年代クロスオーバー、フュージョン色濃厚。フェンダーローズのあの音好きな自分には堪えられん。ラベル「ボレロ」の秀逸カバー(#9)聴くと、'Weather Report'からQuincy Jones遡って、Les Baxterまで。フュージョンの源流は猥雑な50年代モンド・ジャズにあり..とかパッと頭の中に風呂敷広がった気がしたり。そんなこのヒトのアレンジの含蓄にも脱帽気味。そう言えば、これもまたハーモニカをフィーチャーした曲が2曲入ってて、これが良いんだ。ピンク・フロイドのカバー(#6)にもニヤリ。
今更だが(初ソロ作は1995年)、俄然追っ駆ける気がでてきた。
 
Bela Fleckの新譜が出てる-。"Perpetual Motion" 正調ブルーグラスなのかしらん。と思って調べてみたら、クラシック曲をバンジョーで演ってるらしい。探そう。
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A Paris.../ Jacky Terrasson

リニューアル前にも一寸前に取り上げてた、フランスのジャズピアニストの最新のリーダー作(の筈)。とにかく昨今一番聴いてるアルバムなんで再掲載。オーソドックスなビ・バップ・スタイルだし、先鋭的では全くないけど、洒落っ気と鯔背なセンスが丁度良い温度。聴く度に耳に引っ掛かるし、飽きがこない。ハーモニカとビレリ・ラグレーンのギターをフィーチャーした#4辺りは出色。次は、ジョン・ハッセルのアルバムで聴かせてた、静謐で寂びたトーンで1枚お願い。
 
隊長頁の更新に本気で取り掛かり中。
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ジョー・ロバーノが数年前フランクフルト・ジャズ・フェスに出た模様がTVで放映されてた(昼間)。パーカー曲のカバーとかかなり面白かった。ピアノとのデュオ。ドラムとかも叩いてて オジサン、一寸見直したなあ。
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Motherland Pulse/ Steve Coleman Group

M-Base一派の頭領、コールマン85年録音の1st。黒い紙ケースに糊貼りラベルという姿形で、ドイツのレーベルから再発。スリーブ写真のジェリ・アレンが若い/ 瑞々しい(コールマンも変な顔)。M-Baseに繋がるJPブレリーのカバー#1の演奏より、ファンクやらR&Bのの影響濃い、緩めの演奏に好感。#2のコールマンのアルト1本が抑えめなリズム隊に乗る感じはミーターズなんかに近かったりで、かなりカッコ良い。実は苦手なM-Base。これから入ると入り込めたかも。今更Five Elements聴き返す気にはならんけど..
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妻の手術も無事終わり、予後も順調。何となく、HPも装飾が鬱陶しく、また変更。色気も何も無い.。カウンターはやっぱり無くした。

2006年2月