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Next Month09 '18
30
土曜日(29日)からテント泊山歩きでツェルマット方面。朝6時過ぎに家出て、7時前のバーゼル行きICEからベルン→ヴィスプと乗り継いで山岳鉄道下車ザンクト・ニクラウス(St. Niklus)13時過ぎ。駅の食堂でオムレツを戴き、まずはランダ(Randa)まで川沿いをほぼ平地歩き(ランダまでのEuropawegは崩落で通行止めなので)...のつもりが、村を越えたところのブラット川でいきなり橋が無くなっていて通行止め。幸い降雨後ではなく増水してなかったので、無理やり渡りました(ホントはダメ)。そこから長閑な田舎道をてくてく炎天下を3時間弱歩いて4時半ごろにランダ駅着。そこから使っているものとしては世界最長(494m)というチャールズ・クオネン(Charles Kuonen)吊り橋へ。ランダから橋まで高度差670m、背後のヴァイスホルン(Weisshorn)と氷河の絶景を望みながら森の中をひたすら登る2時間半。長いわ。橋に着いたら日没直前。薄暗くなってる中、誰もいない吊り橋を渡る。暗くなってきた中もう少し先まで歩き、少し開けた森の中でテント泊(この日行程、5時間58分)。気温がどんどん下がる中、お湯を沸かしてフリーズドライのリゾットとカレー+素麺。外に出ると満天の星。ヴァイスホルンと氷河が月光を受けて白く光っている不思議な光景。寝袋に入るが、寒くてなかなか眠れない。ようやく微睡む明け方、6時の目覚ましで何とか起き、カップスープを飲んで、撤収開始。朝焼けるヴァイスホルンとシャリオルヌ(Schalihorn)が美しい。8時前に歩きだし、いきなりの登りに息が上がる。森を抜けると、居並ぶ峰々の左端にマッターホルンが顔を出す、快晴下の絶景。高度2200mくらいの結構高度感のある崖路を恐る恐る過ぎて谷奥にかかる橋を渡るなど、なかなか面白い。最初の峡谷越えから、300mほどとぼとぼ下りたところから、再び次の大きな峡谷越えの登りが始まる。何度か休憩しつつ苦労して登った先に、遠くリンプフィッシュホルン(Rimpfischhorn)を望む奥行きのある谷が広がる。ヒュッテの並ぶ奥の折り返しで、しばし休憩。ここで少し回復したのか、そこからの登りは少しマシに。右に雪山と氷河を、左には茶色い草原に岩肌がのぞく山肌を見ながら、延々と歩いているうち、雲のかかった(遠景で覗いていた朝は雲なかった)マッターホルンに近づきつつ。眺望の好い場所で再度休憩。休憩で荷物を下ろしたときの解放感よ。Europawegから別れ、Tufternからツェルマット(Zermatt)は下りる...がかなり長い松林に迂回路をてくてくと約1時間。駅に着いたのは15時40分過ぎ。今日中にフランクフルトに着く帰りの電車に間に合って、ホッとする。この日、8時間1分。1日半で合計13時間59分、33.87km、消費7,422kcal(3,590+3,832)。駅のキオスクでオレンジニュースとコーラ、スニッカーズ購入。16時40分過ぎの山岳鉄道乗車から逆旅程を辿って、フランクフルト駅着23時15分、帰宅45分。荷解きもそこそこにシャワー浴びて、家族と台風の様子をLINEして寝る。

テント泊用の荷物+行き帰りの暇つぶしや、取り合えず持って行った充電器など、バックパックの重量半端なく、これがなければもう少し歩みも早かったのでは...とか、まさか下道まで途中通行止めとは...なサンクト・ニクラウス、ならばランダ下車で良かったのでは...など、見直すべきところがいくつか。早速来週末にでも再挑戦したいくらい、きついけど面白いし、晴天での景色は堪らない。Europaweg出発点のグレッヘン(Grächen)からツェルマットまで、次の目標。
24
14日(金)Wを夕方空港で出迎え、15日(土)フランクフルト→ケルン→アーヘン泊、16日(日)→三国点→ベルゲン(オランダ)泊→ザーンダム→アルクマール、17日(月)→アムステルダム→マイデン→ベルゲン泊、18日(火)→ブルージュ→ブリュッセル泊、19日(水)→ハーグ→アントワープ→ブリュッセル泊、20日(木)→リエージュ→ナミュール→ディナン→ブリュッセル泊、21日(金)→ブリュッセル→ブルーシャイト(ルクセンブルク)泊、22日(土)→ルクセンブルク→ヴィアンデン→ブルーシャイト泊、23日(日)→メッス(フランス)→フランクフルト。9日間、18カ所、走行約3,000km。
本日業務復帰、終日仕事の後、Wを空港まで見送り、CROとの会食。

旅は独り、または共有したい誰か(家族)と一緒にすべきで、間違ってもガイドブック・ウォッチャーとはするべきではない。付き合えても3日がせいぜい。...と大いに反省。とはいえ、連続してオランダからベルギー、ルクセンブルグと車を走らせてみないと判らない、海上から河川経由で内地との物流/富の流れが形成された歴史の実感は得難い経験であったことも事実。ルクセンブルグは今度独りで散策に行きたい。
13
11日火曜日の正午過ぎに会社出てデュッセルドルフまで運転2時間半、VIP氏へのプレゼンと会食、一泊して12日朝7時前に出てフランクフルトに戻り10時から英国EU離脱関係の会議、午後2時半過ぎに会社出て物流マネージャ乗せオランダはティルブルグまで4時間半の運転。今日は朝から2社と会議が終了2時過ぎに出てフランクフルト戻りの運転4時間、会社着6時、帰宅7時前。疲労困憊。明後日からの旅行の荷造りに取り掛かる。
10
会社を二度ほど抜けて女子二人の入寮のお手伝い。
09
女子二人を9時にピックアップし、リューデスハイム→リーベンシュタイン城の当社定番のライン川観光コース。二人は車中爆睡、私は黙々と運転。帰宅後部屋の掃除(これから)。
08
東京転勤して半年在任した部長時代の部下A氏のお嬢さんがゲーテ大に友人と語学留学しに来るというので、フライトの早朝到着時間に空港へ迎えに行く。中央駅横の東横インに到着8時前...でチェックインはできず、荷物を預けて、市内散策へ。一通りの観光コースを歩き(2時間ほどで終了)、U線で大学へ。校舎を見学後、ギンハイムにある寮まで歩いてみる。トラムで中央駅に戻って昼食は駅のフードコート、午後1時過ぎに宿に戻りチェックイン..見届け、帰宅。今週は週末ハイクから回復できずずうっと眠かった(昨日は午後頭痛がするくらい)のに今朝の早起きで、昏睡しそう。
05
残り4カ月の駐在中に行けるとこには行っておこうと、ハイキングの計画。来月以降は難しくなるので今月中にツェルマット方面に行っておかねば、...と調べていたら一昨日大規模な崩落があってSt.NiklausからZermattを結ぶEuropawegの前半(GrächenとEuropa Hut小屋の間 )は通行止めらしい。てことで、St.NiklausからRandaまで(通行止めのEuropawegには上がらず)谷筋(Matter Vispa)を歩き、一泊して、Randa→Europa Hut小屋→Charles Kuonen吊り橋→EuropawegをZermattまで...のコースを考えてみる。
あとはウェールズ南西海岸も検討中。ここは秋でも大丈夫そうなので、10月か11月に。
02
よく眠れないまま7時前にベッドを出て、宿の朝食後、荷造り、チェックアウト。雨は降っていないが、やっぱり山々は全く見えない。一応アイブゼー湖(Eibsee)まで寄って、帰ることにする。Zugspitze行きの大きなケーブルカー駅があるんだけど、すぐ先でケーブルは霧の中に消え、最高峰の威容は皆無。湖の写真を撮って(湖周回のルートもあるらしい)、一路フランクフルトへ。途中事故渋滞などもあったけど、往路より短い4時間半。結局休憩なしだったので、着いたら足腰が動かない。もちろん早速洗濯。
天気の好い時期にAlpspitze、Zugspitze登頂やりたいな。帰任後、そのうち夏休みで来れるかしら。
01
宿で朝食をちゃんと戴き、 8時過ぎに出かける。登山道は宿の横(このホテルは無料の朝食バフェも充実してるし、登山道の入り口横という絶好のロケーション)。長雨を受け轟々と流れるハンマース川の横を、まずはヘレンタール(Höllental)峡谷へ山道を登っていく。峡谷入り口のゲート小屋(博物館らしい)の手前で来た道側の眺望が霧の中に開ける。5ユーロ払って峡谷へ。両側に聳える岩壁の霧に霞む上から滝が落ち、足元の川は飛沫を上げ怒涛の如く。川を跨ぐ橋を渡りながら右に左に壁沿いの道を歩いてると降り注ぐ滝水であっという間にずぶ濡れ。最後の洞窟を抜けて谷が開ける。霧の向こうには崖上から落ちる滝も見え、雨にけぶる中とはいえ景観やよし。晴れていたら、山々が見えそれは見事に違いないが...。谷を登っていくと、ヒュッテ(Höllentalangerhütte)に到着。大方は此処からドイツ最高峰ツークシュピッツェ(Zugspitze:2,962m)へ進むんだろうけど、私は左の谷へそのまま登りアルプスピッツェ(Alspspitze:2,628m/因みに今日は登らない)方面へ。霧の中を谷を見下ろし崖沿いに登っていくのも悪くない(天気が好ければ...は言わない)。 滝をいくつか越えて進んでいくと、営業止めた無人のヒュッテに到着(Knappenhäuser)。どうやら途中で分岐を間違ったらしい...小休止して崖路を戻り、すぐに分岐を発見。ここから森の中を登っていく、さらに長い低木地帯を過ぎ、森林限界越えたジグザグ岩道の登りに。霧の中、浮かび上がる岩場や峰...、雨天ハイクはそれはそれで面白い。けど、登りキツイわ。二峰の合間に漸く到着、ルート確認すると目的地のAlpspiXはここから少し下った先みたい(霧の中で見えない)。5時間45分でAlpspiX着。周辺の峰々は灰色の中全くの眺望無し。少し歩き回って、ケーブルカー駅のレストランで昼食休憩。グラッシュスープ、マフィンとコーヒー。暖かいスープの美味いこと!(山頂は3度Cくらい) 30分ほど休み、霧の中をHochalm方面へ下山開始、野生の山羊に出くわしたり、霧の中ぼおっと現れ消えていくケーブルカーを見たり、霧の中は面白い。途中でHochalm方向とは逆のHupfleitenjoch方面へ転身、下った谷底からさらにケーブルカーLangerfelder線駅。そこからひたすら森の中をGranauまで歩く歩く歩く、下る下る下る。途中地図に無い道が出来てて戻る羽目になったりしたものの、泣言を言い始める右膝を騙しつつ、宿横の登山口に戻ったのは18時半ごろ。10時間15分、25.21km、消費5,049kcal。部屋に入るなり、ぐっしょり濡れた服を脱ぎ、シャワー浴びて、ベッドに倒れる。
クレッタルムーセンのFjorgynジャケットをレインウエアに着ていったんだけど、使えないことが判明。一方で、ホグロフスの化繊ダウンジャケット(下山時に着替えた)が使えた。山と道MINIは終日の雨だと防水はやっぱり無理。

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