31
体が怠く悪寒がする。風邪を引いたらしい。夕方5時前に会社を後に。
30
7時過ぎの電車で高尾山。ぼちぼち桜も咲き始めなら、雨の雫に濡れる花でも撮ろうと思って、六号路を山頂へ。豪雪で荒れた山中、稀に雪跡。雨粒微かに降る中、人の姿も殆ど無い(高尾山口の駅も閑散としてた)。9時前には山頂。桜の枝に花無く、ならば、お湯を沸かしてスープで朝食、先に進む気も出ず久々の稲荷山コースで下山。10時過ぎの電車で帰る。雨風が強くなってきて、まあ、下りてきて正解だったかな。
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「ヒマラヤ
運命の山」ヨゼフ・ファルスマイヤー監督
原題"Nanga Prabat"。メスナーがドイツ隊の一員としてナンガ・パルバート/ルパール壁第一登を成し遂げた際の、事故と生還...弟との登頂後、下山でパートナーである弟を雪崩により喪った、その有名なエピソードを少年期の追想も交え2時間弱。
この数年後にメスナーが達成する単独行+この山の登山史を先日読んでたので、編集も長さも丁度良く感じたけど、知らない人には色々理解らないところがあるだろうなあ。ナンガ・パルバット登山史でドキュメンタリー映画...てのを観てみたい。かなり劇的な登山史だもの。
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自転車の具合を試したく、また会社まで通勤可能か見極めるため、都心へ向かって自転車を駆る。10時半に家出て会社着正午、途中新宿駅越えで右往左往したりで、通勤するとしたら正味1時間ちょいというところか。最短の道順を要検討。昼飯に会社近くで饂飩喰って、折角なので仕事を少し。その後、ループウイラーへ
取り置きのTシャツと、
もう入荷のポロシャツなど買いに。メールで教えてもらってた
別注品のB15ジャケット、サンプルをこそっと見せてもらった結果、注文。続いていつもの通り月光茶房。春の陽気、流石に暑く、アイスコーヒーで涼む。自転車自慢の後、16時半過ぎまでボンヤリさせてもらって、帰宅の途に。ロガー無いのでGマップ上で足し算しただけだけど、走行距離約38km。
自転車でうろうろしてみると、都内って何処彼処桜だらけだということがよく分かる。電車だと気づくこともない景観が色々で、結構愉しかったり。疲れたけどねー。スマートフォンをナビに使った時のバッテリーの減りが想像以上に早く、何か手を考えねば。
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M、K氏を誘って出張H君の晩飯。帰宅23時過ぎ。コンビニでピックアップした自転車工具で、ペダルの交換(
取り外しできるヤツ)と
スタンドの装着。
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納車の日...なので定時速攻で帰宅。なのに、届いたのは21時過ぎ。組み立てのコツを掴むのに難儀するも、慣れれば簡単。まあ所詮二つ折りにするだけだし。容易に半分になるとはいえ、その分厚みが...六畳一間にはちと厳しい。自転車屋が付けてくれた輪行バッグは、モンタギューじゃなくてマルト製。カバーにはなるけど、担ぐのは無理。
担げるやつが欲しいなあ。
ゆっくりイジる暇なく、風呂場を占拠してる大ダンボールの片付け。資源ごみの日は明後日。
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「ナンガ・パルバート単独行」ラインホルト・メスナー(横川文雄
訳)
78年エベレスト無酸素登頂後に行った
ナンガ・パルバート完全単独登攀を自ら著したメスナーの代表作。挫折(離婚)から山へ向かい単独山頂を極め生還するまで、ほぼ一人称で語られる心象。超人的登攀の記録...でないのがむしろ面白く、"単独"について改めて啓示を受けた気になっている。原著に付いていたのかは判らないが、300頁弱のメスナー著作のに続いて所収の"ナンガ・パルバートの25年"(約70頁に渡る)がまた興味深く、ヒマラヤ登山史関係を色々漁りたくなってきた。
東京に戻ってきてしまったよ。
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20
東京羽田→大分。車の鍵を忘れてしまったので、大分駅でバス下車し、日豊線下りで二駅。電車乗る前にミスタードーナツ寄って家族に手土産。
16
早起きしたんだけど、予定の山行(奥多摩駅から大岳山を考えていた)は止めて一日休み、恵比寿まで
大友克洋のポスター展を観に出かける。
この間画集開いた時には気づかなかったスイスでの原画展用ポスターを発見。展示自体はこじんまりしてて30分も居れば十分。ギャラリーを後に天気好く気温も上がる中目黒を駒沢通り沿いに学芸大方面へてくてく40分強歩いて、
気になってた折り畳み自転車を見に行く。
天麩羅自転車。気さくな店主に説明して貰って、ちょいと試乗。軍用だけにごつい外観、でも前輪外して折り畳む
ほぼ2アクションでコンパクトに。予想より重くないし。てことで、陽気にも背を押されて
購入決め(いや見に行く時点で買う気でしょ)、来週月曜日の配送納車をお願いする。因みに店主の奥方は延岡市出身らしいく、暫し延岡話で歓談。学芸大駅から渋谷経由で神保町。山モノ屋を周って小物や乾燥食など物色。テント売り場が年配のご夫婦数組で賑わってて、そろそろ春だねえ...(笑)。千歳烏山に戻ってきて駅前カフェで自転車関係物品チェック。泥除けとかスタンド、着脱式ペダルなど。愉しい(爆)。
15
7時起床、9時過ぎの高尾駅着、35分の北口バス停発で10時過ぎに陣馬高原下。
先週に較べると雪は随分減っている。陣馬山頂11時半。アイゼン履いたのが逆効果だったか、単なる不摂生?以前よりも何だかお疲れ。空は快晴だけど富士も見えんし、そのまま山頂を後にして正午過ぎには明王峠、堂所山12時半、いつにない人混み...と思ったら、学生と思しき団体と年配の紳士お二人。これから相模湖方面へ下山のお二人を見送った後、お湯を沸かしてカップヌードル+
生姜の鶏出汁風スープ(味濃くなって美味い)と紅茶。風まだ冷たいが、体は少し温まる。此処から北高尾山稜を駒木野へ下るのが今日のメイン。
先月雪に阻まれた行程を辿って、富士見台から向こうをもう一度歩いてみる...という趣向。山陵逆に辿るのは初めてなので、異なる景観はなかなか愉しい。雪はもう殆ど残っておらず、あの日の面影は皆無。不思議な感じ。午後ということもあり、すれ違ったのは単独歩きの5人程で静かな山行。富士見台15時半、少し休憩。地蔵峰16時20分、45分に駒木野バス停。バス通過は5分後のジャストなタイミングだったので、バスで高尾駅へ。サポーターのお蔭で、右膝の痛みは殆ど感じず、でも思ったより疲れた。
帰宅して、クリーニング屋。年配の女性お二人が店番なんだけど、「
昨日の地震、大分も揺れたってTVに出てたわよ」って。部屋に戻って家族とスカイプ。夜中に結構長く揺れたらしく、怖かったらしい。大事なくてよかった。
14
杭州→東京成田。
取り置きしてもらってたスエットを取りにループウイラー。月光茶房に寄ってサンドイッチと珈琲2杯。
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「NOVA8」大森望
編
飛浩隆の小編2本含む9人10短編を収録。面白かったのは北野勇作のパロディ"大卒ポンプ"、片瀬二郎のホラー"00:00:00:01pm"かな。東浩紀の連作は、これまでどうもノレなかったんだけど、最終はの今回はオチを綺麗に決めてて、まとめて1冊にする際に手を加えるなら続けて読んでみたい(毎回筋を思い出せず難儀してきたので)。200頁におよぶ山田正紀の中編は、やっぱり鬱陶しいというか好みでなかった。最近ダメなんだよなあ、この人。
13
東京成田→杭州。
09
9時過ぎの電車、10時前の高尾山口着。六号路に向かうと、これが結構な雪。いつもは頭の高さにある琵琶滝の目隠し固定梁が、膝の高さ。最初のベンチで、本日初投入の軽アイゼン(
グリベルのスパイダー)左が無いのに気づいて、探しに戻る羽目に(その琵琶滝目隠しの所に落ちてました)。稲荷山コースへの分岐から登る六号路の沢も雪の下に隠れてしまってる...
あの日にラッセルされた方々の苦闘を思う。沢を登り切ったらようやく雪は消え、しかし階段登り切った所で息上がる...不摂生を思い知る。山頂はまあまあの人出。晴天だけど富士山見えず。そのままもみじ台、一丁平方面へ。雪道と泥道が交互に出てくるので、アイゼン履いたまま。城山、正午過ぎ。少し休憩して先へ。ここから先は雪道の割合が増え、景信山午後1時過ぎ。お湯を沸かして、カップヌードル+食用辣油と生姜紅茶の昼食時間30分弱。さらに雪が深くなり、脚の疲労が少しずつ...今日の軽アイゼンはツマ先に爪ないので、上手くグリップが効かないのもエネルギーをロスしてると思われ。堂所山/陣馬山分岐でおやつ休憩、2時20分。明王峠着3時前、陣馬山頂3時40分。思いの外疲れてるのは雪のせい?? 堂所山分岐から先は踏み跡も減り、実際すれ違ったのはお一方だけだったような。独り静かな雪山ハイク。 さて、陣馬からの下山がまた一苦労。折しも右膝が痛みだして、庇いながらの急な雪道下り。コース入口近くには雪が崩れて道が無くなってる所も。舗装路に出たのは4時半過ぎ、高原下バス停着50分。30分ほどバス待ちして、6時過ぎの高尾駅発京王線で帰る。
スパイダーは着脱し易さと携帯性に優れる反面、靴前面のグリップが無いのがちと厳しい。やっぱりフツーのチェーンスパイクがいいのかなあ。
08
正午過ぎに新木場。スタジオコーストで
"BOOKED!"なるライヴイベント、Mouse
on the Keysにtoe出演その他諸々で前売り3,500円。3ステージ制2ステージでバンド演奏、1ステージDJ。
1) Mouse on the Keys: 体感すると、スゴさがわかる。映像とアンサンブルのシンクロ、バスドラ音圧。2) Ningen OK:んー。3)
OSRUM:As Meiasギター魚頭圭の新バンド初ライヴ...って知らんかった。音はサウンドガーデンみたいな。4) Collections of
Colonies of
Bees:1曲目で機材(ペダル)が壊れるアクシデントも一蹴のパフォーマンス。ひたすらアゲる音にポップさが好い塩梅に混じって、なんだかとても幸せな気分に。5)
グッドラック・ヘイワ:久々の活動再開2度目だとか。こんな音だったのかー、ドラムもキーボードも夫々締まった演奏でカッコ良い。6)
toe:いつもより短め。定番6曲40分弱、あれもう終わり?って感じ。今回2階から"引き"で観たけど、やっぱステージの傍で見たい。
一日立ちっ放しで疲れた。色んなバンドをまとめて見れたし、こういう機会じゃないと観ないバンドに会えるのは愉しいんだけど、オジサン、客層に馴染めず。年齢を省みるべし。
04
午過ぎの便で大分→東京。会社に寄らず帰宅。夕方から原宿方面。
娘用に取り置きお願いしてたジャケットその他を取りにループウイラー後、月光茶房でまったりまったり珈琲2杯。
山珈琲用に
ケトルを
買ったんだけど、届いたのを見てみると結構大きいのね...0.6L、まあ600mLだからこんなもんか。珈琲1杯分のお湯沸かせればいいんだけどなあ。
03
機器交換で充電できるようになって換えバッテリーパックが空いているので、
パック用充電器を購入。繋いだ機器を充電できるようにもなってて、モバイルバッテリーにもなる優れモノ。
02
昨晩注文した新しいGS4の
保護シートと
ケースが届く夕方。流通網に感謝。
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「POSTERS」大友克洋
副題"OTOMO KATSUHIRO X GRAPHIC DESIGN"、氏関連のポスター集。やはりアキラ関係が多いんだけど、
一昨年の原画展関連のコラージュ作品も収録されてて、やっぱり行っとくんだった...と後悔しきり。巻末の対談解説を追いながらページ捲ると、コミックアートへの並ならぬ拘りと意気を感じる(このカバーのグラフィックにも、込められてるねえ)。大友さんてスゲーわ。
01

「言語都市」チャイナ・ミエヴィル(内田昌之
訳)
さて設定をどう要約したものか...多元宇宙を利用した汎銀河移動が可能になりディアスポラ後、異星種族との共生をしている遠未来。汎銀河航宙士の女性主人公は、故郷である辺境の惑星アリエカに言語学者の夫と戻ってくる...この惑星の人類入植地は、特異な言語を持ち高度な生物工学技術を持つ原住種族との交易都市"エンバシータウン"、アリエカ人と会話できるのは特殊な"大使"と呼ばれる人々のみ。ル・グインやウルフ、ヴォクトを彷彿とさせる世界設定、ミエヴィル拘りの都市小説の趣と、"言葉/言語"への執着、時制を巧みに使った構成、クライマックスと回収の秀逸さ...挙げるときりがないが、現代SFの金字塔的稀代の傑作。密度の濃さと異形のイメージを堪能した。SF読みでよかったと心から思える一作。これまで読んできたミエヴィルには苦手感が残ってきたんだけど、完全に払拭。
先週日曜日から充電できなくなってしまったGalaxy S4、バッテリー不良かと
LHRで換えを購入すれど相変わらず充電不良、どうもハードウエアの故障らしいと。やっと時間の出来た今日、
近所のdocomoショップに持参。結局、機器交換と相成りました。約2週間ぶりに携帯インフラ復活。
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