This is POP!! | ©gaburu
9月 '05.08
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漸く銀行口座電話CATVにネット環境(日本から持ってきたAirStationで無事無線化)が整う。申し込んで実際に使えるまでが大変なんだよね。こっちから連絡しないと向こう側で滞ってても全然 連絡来ないから先に進まないし... そうそう、クレジットカードもJALプレミオカードが漸くできて無事現地化。因みに、日本人駐在が一番困るのが、この渡米後クレジットカードが作れない問題(USでのCredit History/支払い履歴ですかね/が無いので..)。宣伝するわけではないが、SS無いのに取得できたなんてのもJALプレミオならではかも(JALの現地会員にならないと申し込めないんですが)。
 
昨日の健康診断で打って貰った予防注射のせいだろうか、娘が学校で熱を出したという連絡で迎えに行く。昨日と同じ慶応クリニックに連れて行って診察。解熱の薬を教えてもらって(飲薬..店頭で買えるもの)TARGETで購入。帰宅したらTVが観れるようにんってるんで、ベッドに臥して、早速、英語吹き替え版「遊戯王」を観ている。
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家族が来て2週間。学校も気に入ってくれたみたいだし、かみさんも近所付き合い(此処、8家族も日本人が住んでることが判明) ぼちぼち始まり今のところは順調。うちの亀(⇒)も元気にしている。

最近のお気に入りは、Woodfieldモールに入ってる"Hanna Andersson"。スェーデンの子供服屋。色合いが綺麗なのと、細かいところの造作も結構気が利いてるのです。渡米後2回の週末何れも立ち寄っては買い物してる。
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1. Be/ Common: ヒップホップなんだか所謂ソウル・ヴォーカルなんだか。この位成熟した音楽ではむしろブレイクビーツがワザとらしく感じる。そういう意味で白眉は後半、特に最後を飾る"It's Your World"は畢生の名曲。 2. Mama Kangaroos/ V.A.: これは面白い! 女性ミュージシャンだけによる隊長&魔法楽団カバー集。NW風、パンクからカントリー、ブルースロック、ジャズロック..イカにもな正統前衛狙いから、衒いの無いフォーク調まで。全く知らない面子ばかりの全20曲。かなりのボリュームだけど飽きないねえ。隊長モノって皆頑張っちゃう雰囲気があるんだけど、 これはいい具合に抜けてます。意外なところで大当たりの幸せ。 3. Greens From The Garden/ Corey Harris: Dirty Dozen BBも参加の、ディープサウスなブルース。トリオ基調でシンプル朴訥な音。力の抜け具合が持ち味。新譜はもうブルースの枠から飛び出て行ってるけど、99年作のこれでも既に所謂ブルースからの逸脱が垣間見えて愉快。 4. Wayward Son/ John Doyle: マガジンのヒトではない、念のため。正統派英国フォーク、トラッド。面子も堅いところが集まってます(其の中でケイト・ラズビーが参加したりとか)。ボーカルも巧いがとにかくアコースティックギターが絶品。言うこと無いです。愛聴中。
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色々試みた挙句に昨日漸くSS番号貰えた。早速CATV(ネット接続も)電話の申し込み、銀行口座の開設など。やっと車が買えそう。免許も取らないといけないけどね...
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小学校新学期が始まる。
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この間買ってたLEGOの"ミレニアム・ファルコン"が昨晩完成。都合2日かかった。機体上部を開けるとキャビンが再現されてるという優れもの(出来上がりは結構大きい)で、ハン・ソロ、 チューイ、レーア姫、R2D2それに帝国兵1体付き。この位になるとパズル性も高くて作ってて面白いね。デザインする人も凄いと思う。
 
朝から、日本人学校の面接に出かけて、学校見学。昨夜は「アメリカなんて来たくなかった」と本音で大泣きした娘だけど、 学校を見て少し落ち着いた様子。図書室が広くて嬉しいんだとか。ところで、教頭先生はこのヒトにそっくりだった..
さて、色々と生活が始まってくると、SS(Social Security)がまだ貰えてないのが問題になってくる。銀行口座が作れない(小切手切れないと支払いができないものが多い)、電話が引けない(取り敢えず前任者からそのまま引き継いだ携帯電話でやりくり) 、CATVも駄目(なので自宅ネット接続も不可)... 「どうなってるの!?」と訊いても、「問題は無い。現在処理中。」と言われるばかり。
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Be Cool」は、トラボルタ+ユマ・サーマン(+カイテル)で、あの映画のキャスト(サム・ジャクソンは出てないが...)が音楽業界の裏話を軽妙におちょくる といった趣旨と思しきコメディで、エアロスミス全面協力。嗚呼しかし、これがちっとも面白くない。3流の自虐的パロディ映画..このキャストだけに一層救い様が無い。とにかく毒も無ければ、肝心の音楽ネタがこれまた全くしょうもない曲。駄作。 三題目は「Fever Pitch」。野球オタクの数学教師とキャリアウーマンの恋路や如何.. レッドソックスの劇的な昨年シーズンを一緒に辿りながらどうぞ..てな話 (で、それ以上でも以下でもない)。まあ、主眼は二人のギャップよりオタク男の恋愛成就。その主役ジミー・ファロンがいい感じなんで、有り勝ち過ぎで身も蓋も無いストーリ展開(ドリュー・バリモアがヒロインてとこからしてアリキタリ過ぎる) もまあ許してあげよう。。実は日本行きと帰りと2回観た。安心して時間潰せる映画だと思う。
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さて何から行こうか... まずは、ポール・アンダースン「折れた魔剣」から。 西欧(非地中海)の神話世界を舞台に悲劇的なヒーローの誕生から最期までを描く。様々な神話の神々が交錯するさらに大きな世界譚の一部という構成が良くできてて一度北欧神話に触れたこと (読書でも音楽でも..アニメでも)あるヒトならぐっと来る筈。最近の早川にしては珍しく巻末の解説(井辻朱美)も秀逸。殆どそこで言い尽くされてますので 、特に付け加えることも無いという...。

 続けて、機中で観た映画三題。其の一「Kingdom of Heaven」。親友であるY氏から"酷い"と聞いたたんだけど、確かに話は端折り過ぎ。まあ、スコット監督はスペクタクルな戦闘シーンが撮れれば良かっただけだろうね..。ストーリー部分補完した完全版DVDの予告編て所でしょう。一方で、主役のオーランド・ブルームの若悟り微苦笑はかなりいい味出してた。歴史モノなんて無理やりやらず(この辺ブラッカイマー趣味なんだろうねえ)に "永遠のチャンピオン"シリーズとか錬られたハイファンタジーでヒーロー演じればはまると思うなあ。駄作「グラディエーター」より全然マシだったと思う。 残り二題「Be Cool」、「Fever Pitch」はまた後日。
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大分からの荷物出しを終えて、家族帯同でシカゴに戻ってきた。オヘア空港の猫検疫は、滅茶簡単(担当/Public Healthが日曜日は開いてないらしく、入国審査の担当責任者の気の良いおじさんが猫一瞥後書類だけ見てOK出し。)。新居に到着後、無事開放。今は何処で寝てるやら。
 
帰国中、一寸だけ買い物する時間などあり。ざっと備忘録。
7日.. 娘との約束通り、映画「NARUTO」を観劇(AEON系モールの併設シネコン)。本屋に寄って以下を購入。アン・ハリス「フラクタルの女神」、ジュード・フィシャー「エルダ 混沌の市(上下)」、パトリシア・マキリップ「影のオンブリア」、ソウヤー「ヒューマン-人類」、北野勇作「どーなつ」に キャプテンフューチャー全集8
10日は.. 娘が渡米前に"でかたまごっち"で最後の買い物をしたいということで、地元百貨店系モールへ。シカゴでの同僚家族の強力な推奨(「アメリカを撮るにはコンパクトカメラじゃ無理です!!」だとか)に従い、K'sデンキでデジタル一眼レフカメラを購入。キヤノンのEOS kiss。望遠レンズの在庫が無く、こっちで探さないと... さらに、かみさんと娘用のゲームソフトなど数点。
 
戻りのフライトでポール・アンダースン「折れた魔剣」を読了。機中で観た映画もあわせて寸評後日。
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5日から引越しのため一時帰国するので、溜まってる音盤寸評など今のうちに。
 
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1. Soul Circus/ Victor Wooten: ライヴ盤「Live in America」路線のファンクアルバム。でも、このヒトの真骨頂はハーモニクスを自在に操る低中音弦音響師だと思ってるワタシは少し物足りなかった。#14には第一期Flecktonesの要..ハーモニカのHoward Levyが参加(懐かしい音に思わず誰?と確認)。嬉しかったす。 2. Bloom/ Jeff Coffin Mu'tet: 半分はFlecktones面子だったりする。で、そっちの方が正体不明のポップインストでやっぱり面白い..一方で半分のブラスファンクも結構イケる。「Left of Cool」以降の音にこのヒトの貢献大きいのを認識。 3. Daily Bread/ Corey Harris: ブルースのコーナーで買ったんだけど(確かにネットで検索してもブルース系サイトでヒットする)、ギターよりもボーカルを前面に出した音作り..に、訥々としたギター。硬質でザラリとした感触。レゲエからソウル、R&B。音楽性の柔軟さに潜む個性は只者ではない。 4. Defying Gravity/ Cheryl Wheeler: 小母さんSSWの新譜。カントリーのコーナーで見つけた。透明感のあるギターにフォーキーな歌。とても良質で正統派の女性ボーカルもの..かと思いきやこのヒトの真骨頂は#10、11なのだ..と突然気づかされる。"A woman my age, sittin' here cryin'♪"なんて歌詞で始まりながら湿っぽくならないのは強烈なユーモアのセンスがあるからなのよ。この2曲の為だけでも聴く価値ある。 5. Shout/ DEVO: どうやら再発されたばかりらしい。実質DEVO名義最後のアルバムだけど、何も変わってないんだよねー。"1枚目と2枚目でよい"なんて日和った奴に"何処が違う?"と問いたいね。待望のCD化。 6. Animal Serenade/ Lou Reed: 03年LAでのライヴ録音2枚組み。往年の面子でVU時代から新作までのレパートリーをじっくり聴かせる。古典の中に息づく反骨。アイデアに富むアレンジ。こんな歳の取り方できるとカッコえーねー。

6月