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'04.08
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「シルトの岸辺」ジュリアン・グラック ちくま文庫もう読み終えるのは無理か...なんて思ったこともある「シルトの岸辺」ジュリアン・グラック(安藤元雄 訳)ですが、ようやく読了。オルセンナという架空の帝国の崩壊直前を海を挟んで隣接する隣国との国境二赴任した監察将校の目から描いた話。原因と結果を叙事詩的に描く"物語"要素は一切なくてその間の粛々とした日々を描く。修辞的な表現の綴れ折で主人公の心象風景を言葉にしてるため、文章に移入できないとなかなか進みませんが、時間をかけて読み始めると入り込んでいきます。魔術的文学と言われる所以か。読み甲斐あります。
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「わだち」 松本零士 (小学館文庫)昼間の当直。暇なんで本読んだりCD聴いたり。松本零士「ワダチ」読了。四畳半は心の原点... などと言ってると、どうしても「男おいどん」読みたくなってくるんだよね。 しかし、この世界にはまってくると喋りがオカシクなりそう。「しむー」とか「いくどー」とか...。

プロバイダをぷららからOCNに変えるかもしれません。その場合は、ここのURLやメールアドレスなど変ります。ホットスポット使ってみたいというのも理由のひとつ(大分には無いんですが...)。
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ここんとこ、iAUDIO殆ど休止中でディスクマン使ってます。というのも、欧州出張前後から買い溜まってたCD、流石に放置しっ放しは問題なんで最近そちら優先で聴いてるから...な訳で、また最近買った/聴いてるCD寸評。

Live in Leeds/ John Etheridge - Zappatistas1EnRoute/ John Scofield Trio2high spirits/ Nils Wülker3"oh no! ... just another Frank Zappa Memorial Barbecue!"/ LeBocal4Purple/ Nguyên Lê5
まずは1. Live in Leeds/ John Etheridge - Zappatistas; 英国のジャズロックギター弾きジョン・エサリッジがビッグバンド率いてフランク・ザッパの曲に挑戦..てとこですかね。まあまあだけど、次に2. EnRoute/ John Scofield Trio; これ聴いてしまうと余りに緩い演奏で、ザッパも草葉の陰でブーイングしてそう。一方ジョンスコ、スティーヴ・スワロウ&ビル・スチュワートの演奏(@ブルーノート/NYC)は、余裕でハイテクかつタイトなアンサンブル。 ジョンスコ物としては久し振りに繰り返し聴けるアルバムかも。この面子でスタジオで作りこんだ奴も聴きたいなあ..。3. high spirits/ Nils Wülker; ドイツ人の若手トランペット吹き。元はクラシック畑らしいんですけど、このジャズデビューアルバムは、とにかく曲の良さとローズ/エレピを巧く使ったアレンジ、タイトなリズム隊でかなり良いです。60年代のマイルスに通じる部分も感じられ。不良っぽくは無いけどね。お薦め。4. "oh no! ... just another Frank Zappa Memorial Barbecue!"/ LeBocal; こっちは、フランスでザッパのディストリビューターやってるHarmonia Mundiつうレーベルが、ザッパ音楽を皆に聴いてもらおうと云わばプロモ目的で製作したCD。演奏はフランスの気鋭ジャズビッグバンド"LeBocal"にソロイストが客演。70年代のジャズロック時代から定番的選曲を中心に、結構斬新な..でもザッパ音楽の核心突いたアレンジが秀逸。"King Kong"の怒涛の電気バイオリンソロなど聴き所もあちこち。狙いとおりザッパ愛好家でなく初心者(でもジャズロックは好きだよねってな方)にも面白い内容。これ今月の大当たり。...で、またトリビュート物なんですが、5. Purple/ Nguyên Lê;  はベトナム系フランス人ギタリストのジミ・ヘンドリックス複製集。女性ボーカル2人をフィーチャーした りと結構これも大胆なアレンジ。最初は"よお判らん..."かったのですが、JBKみたいなオリエンタルファンクっぽい感じがじわじわと効いてきて結構気に入ってしまいました。ジミヘン信者には拒絶されそうですが。
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今日は一寸前に注文したものから最近のものまでamazonから届け物がどっさり。まずは松本零士「ザ・コクピット」全巻、坂口尚「石の花」愛蔵版全巻、「坂口尚短編集」1から4巻(5巻はamazonでは品切れ...)。CDが6枚..Jeff Moris Tepperのソロ新作も含む。最近堰切ったように漫画買い捲ってるなあ...古いのばっかり。

さて酔いが醒めたらシャワー浴びて寝よう。
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昨日は街で呑み(H研究所長、Y総括と問題社員の会)のついでにパルコブックセンターに寄って、懸案の松本零士"四畳半モノ"を購入。「大純情くん」上下と「ワダチ」。本家の「大四畳半物語」は絶版になってる様子が何とかして欲しいモンです。レコードコレクターズ誌が"ブリティッシュトラッド/フォーク特集"やってましたが、中覗いたもののピンと来ずに棚に戻してしまいました..。最近ストレンジデイズ誌にお株奪われてる気がします。そうそう、一昨日は「ピンクパンサー・フィルムコレクション」が到着。予約特典のタンブラー付き。これ結構いい感じです。会社で開封したら女性社員にウケてました。
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あっかんべェ一休(下) 坂口尚あっかんべェ一休(上) 坂口尚早朝まで「あっかんべェ一休」読んでたんで朝は遅めの起床。1300頁で一休の一生/足利幕府衰退を描いた大作。簡単に評するのは無理。ただCOM時代の短編から勿論師匠手塚治虫さらにBDの影響も感じることができて氏のエッセンスが凝縮された畢生の一作と言えるのでは。しかし、享年49歳だったわけで、一体この先どこまで行くことができたのか...作中の世阿弥の描き方を見るだにやはり早世が悔やまれてなりません。
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今日は朝から自家用車の12ヶ月点検で大分駅前のNetzまで。で、パルコ・ブックセンターで1時間ばかり暇潰し。ここは漫画文庫が結構充実してるので棚をチェック。松本零士の「大純情くん」など手に取るものの欲しくなってしまった「ザ・コックピット」とあわせてamazonで買っちゃおう...ということで見送り。で、帰ってきてamazonで検索したら、この辺は軒並み現在在庫なしだそうで、これは慌てて買いに走らねば... 結局、漫画文庫は坂口尚あっかんべェ 一休」上下のみ。後はハヤカワ棚で見つけたソウヤー「ゴールデン・フリース」(休憩用)、「カーリーの歌」シモンズにミルハウザーマーティン・ドレスラーの夢」(これはハードカバー)。

坂口尚さんて95年に亡くなってたと「...一休」の著者略歴で知ってショック。全然知らなかった...
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昨晩は所属課でビアガーデン。で、ちょっと早めに街に出てCD屋へ。最近 店頭では邦楽中心に買い付けることにしてる(輸入盤買えるモノはamazonで..)ので、ジャズで何枚か良さそうなのあったんだけどそれはamazonに輸入盤を頼むことにして(安いからね)一見のみ。だけどリチャード・ボナの新譜「トト・ボナ・ロクア」は購入 しました。あとは、井上鑑+吉川忠英「にじ」、南博3「three times one」、大村憲司のbest live tracks全2巻。呑みは一次会だけでさっさと退散。
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隊長サイトの更新など。魔法楽団DVDリリースは9月に延期の様子。
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世間様がお仕事しているときに休んでしまってますが、特に何することも無く、買い物に行ったり娘とゲームしたりしてひねもすのたりと過ごしております。折角だから、最近買った/聴いてるCDの寸評など。

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1. salt/ Arto Lindsay; 後半に行くにつれ捩れた音響度強いブラジル音楽に変わっていく流れ。でも、そっちの方が不自然な気もしてくる。次も買っちゃうのなあ...微妙とこ。2. Live/ プリズム; 傑作..つかこういう和製フュージョンって細胞に摺り込まれてるんだと思う。1979年のライブ盤。3. 111 Sullivan Street/ 増尾好秋; 1975年リリースのソロアルバム。紙ジャケにリマスタリング盤。音が格段に良くなってます。マイスタンダード。4. songs/ 南博3; ビートルズ始めカバーを中心にオリジナルも3曲。昨今ピアノトリオのアクロバチックな演奏だったりロックやエレクトロニカへの傾倒とは別次元でアコースティックジャズの可能性を垣間見せてくれます。何よりベースの安カ川大樹に唸る。次作はこの面子じゃないんだよねえ... ところで南さん、「スカボロウ・フェア」はアイルランド古曲じゃ無いんじゃないかと...
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ここのクラゲは一見の価値ありやっぱりクラゲが好き水族館に来たかったんじゃないの?水中で見るイルカショウゴマザラシが挨拶に来る最後は饂飩  

会社休んで夕方から"うみたまご"水族館へ。実質今日が連休最後だからか夕方でも凄いヒト。しかし6時過ぎくらいから閑散としてきて良い感じに。娘はずっとプレイルームで遊んでましたが...って基本的に水母とアザラシくらいしか興味ないのかも。今回の発見は、イルカショウを水中で見てるとスピード感抜群で結構面白いことでしょうか。これはお勧めです。帰る頃には暗くなってました。
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海岸を散歩 百道浜で泳ぐ盆休みなんつっても、たかだか3連休な訳で、あっと言う間に終わってしまうわけです、世間的には。ワタシは火曜日まで休んで5連休。明日までなら許されるのに、もう一日休むと非難轟々。 
金曜日から福岡に行ってました。帰省先傍の海岸で海水浴したり。娘は、海で泳ぐのは初めてなもんで、興奮しきり。やっぱり海に浮かぶというのはプールで泳ぐとは別物の心躍る体験ですよねえ。いや、ワタシも10年ぶり以上ではないかな。
 
"JOY" 山下達郎今回の帰省ドライブ音楽は、山下達郎の「JOY」。81年から89年までのライブ音源CD×2。因みにこの時期(特に大学通ってた/ 実際には通ってなかったけど.. 84-89年) 含めこれまで山下達郎ってラジオ聴いてたくらいで殆どまともに聴いてたつもりは無いんですが、何故か歌えてしまうんですねえ。さておき、ライブよりも (シュガーベイブ時代から)スタジオ録音版ベストCD>3とか欲しいかも。安易過ぎ?
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サイトデザインを変えようと思ったんですけどね、何ともパッとしないんで中止。

今日は午後から頭痛が酷くなってきたんで3時過ぎに退社。そのまま大分に出てレコード屋、本屋を廻って時間潰してました。結局、CDを何枚か(古い日本のフュージョンものとか...後ろ向き...だが良いのだ)と漫画数冊、テリー・ギリアムのインタビュー本(「Gilliam on Gilliam」フィルムアート社)とか。ついでにiAUDIO用のイヤホンにSONYのインナーイヤー型を購入。これで外界遮断度がますます向上。どうも頭痛の正体は鬱ではないか..と疑ってるんだけど、これはますますヤバイかも。鬱じゃなくて顎関節炎のせいとか、そもそもノートPCでの長時間の書き物作業に原因があるんじゃないかとか、いろいろ勘ぐってはみるんだけども。
そうそう本屋で「SF大百科事典」なるものを発見。作家が肖像写真入りで紹介されてて、立ち読みしてて愉しくなってしまう。明日にはamazonで注文してるでしょう。
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撮るのがなかなか難しい.一袋アッというまに終了大分川花火大会。マンション横の公園から良く観える。ここに住んでる利得のヒトツですね。車出さなくても良い。 
娘は夜空に上がる花火より、家族でやる花火の方が断然好き。花火大会中も「早く花火やろうよ」と煩いのなんの。で、大会お終わった後に、その公園でもう一度花火大会。やり始めるとアッという間に終わります。

今日は朝には"題名の無い音楽会"で栗コーダーカルテットは見れ たし、昼間買い物に出かける車中、山下達郎のFM番組(サンデーソングブック)で竹内まりやと掛け合いも聴けたし(番組のため?に竹内まりやが難波弘之と録音してきた1曲披露とかも)、何気に過ごした割には、いつになく濃い週末だった気が。
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系列3幼稚園合同の運動会。あれだけ練習嫌がってたマーチングをテキパキとこなしてる姿に少し感動...というか安心。両親とも集団行動苦手だからねー。そういうところは遺伝しないんだねえ。

リッピング週間。グレイトフル・デッドビル・エヴァンスの箱で締めといきましょう。って、何枚あるんだ??
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チャンガの復讐エジンバラのお土産渡すという口実でK嬢を誘って食事。パフェと餃子とワッフル...ってなんつう取り合わせだよ、って、でも全部ぺろりと食べちゃうんだよねえ。

さて、今日はフランク・ザッパのリッピング日。棚から出してきて積み上げる。こうしてみると、コンプリートには程遠いなあ...(最早その気も無いけど)
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夕暮れ 蜩帰り道、ヒグラシが鳴いてました。秋の気配がちらりと...。

The Whoの「Kids Are All Right」、「遊星からの物体X」、それに「ブルースブラザース」 がamazonから届いてます。後者2枚は"1枚買うと1枚タダ"セールで買ったもの。ソニーピクチャーズ版の同様セールもあるみたいですが、こっちはイマイチかな。早速ジョン・カーペンター版「南極物語」から。タロ、ジロともに凄い有様。高倉健と渡瀬恒彦の壮絶な最期...
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映画館でもらった3Dメガネ富士ロックフェスティバルとかやってるんですね。ワタシは一日ごろごろと過ごす。いくら眠っても眠り足りない。

webブラウザをDeepnet Explorerに変えました。こっちの方がSlepnirよりieから移行しやすいかも。日本語版は無いけど。

そうそう、"富士"じゃなくて"フジ"なのね。