This is POP!! | ©gaburu
'02.12
07
Have A Nice Trip!/ Pacific 231 (Transonic, 1995)
多分NHK-TVの深夜番組(何だったかは忘れた)で細野晴臣氏が、「凄いヒトなんですよー」とかなんとか紹介してたのが蓮見重臣氏で(なんて名前だ)、それから苦節1年ほど捜し回って漸く見つけた記憶がある(6-7年前?)蓮見氏 (と三宅剛正)のユニット"Pacific231"のシングル。3曲、約22分半の極楽電気音楽。 浮遊するというより水面下を漂いながら上界の出来事を聴いてる様な、独特のエコーかかったティンパニ的ベース音とサンプリング、SE、電子音。で3曲目"The Best Of Mineral Springs"のDX-7なシンセ音は、大好きな「Look At Life」(モーガン・フィッシャー)/「テクノデリック」(YMO)の狭間を漂う、アンビエントでモンドな南太平洋 漂流。スケッチショウの「夏の日の恋」聴きながら思い出してたのがこれ。
 
MIYASHIRO/ Pacific 231
(Daisyworld, 1998)
Pacific231の2ndアルバム。
06
Wild Sketch Show 追加公演(2)/ Sketch Show (渋谷AX, 2002.12.03)
えー、12月3日以来、スケッチショウばかり聴いてます。と、受けた霊感に浸りつつも、少し情報の整理を、個人的な備忘録ということで...。
 
【メンバー】
スケッチショウ(客席から見て右から): 徳武弘文(ギター、ベース/オープニングのYMOメドレー)、田中純子(アコーデオン、キーボード)、細野晴臣(ベース、ボーカル)、高橋幸宏(ドラムス、ボーカル) 、権藤知彦(トランペット、ホルン、電子音響など)、堀江博久(キーボード)、小山田圭吾(ギター、ターンテーブル、リコーダー、音響など)、高木正勝(映像/ステージ外)
客演:坂本龍一(キーボード/細野氏前に位置...「見えなくなるじゃないかー」と細野氏クレーム/出番は1部最終曲とアンコール2曲)
【舞台構成】
中央大スクリーン+左右に3つずつのスクリーン。映像は全て同じものが投影。(ところで、映像効果の為、非常灯は消灯します...ってなことでしたけど、これって良くあること?)
バンド後方に、段高くDJブース。第二部はバンド下がった後此処に移動し、コンピューター操作。(権藤氏は二部も参加)
【曲目】
1) 舞台挨拶 歓迎の言葉
2) バンドによるオープニング、YMOメドレー(東風、体操、ソリッドステイトサバイバー...だったと思う)
3) スケッチショウ(細野、高橋出てくる)、新曲、MC(「新曲もやります...」)、オーディオ・スポンジからほぼ全曲(「夏の 日の恋」にうっとり)、テクノデリックから「Graduated Grey」、田中嬢のアコーデオン、権藤氏の金管楽器をかなりフィーチャーしたアレンジ、途中MCで細野氏→小山田氏へ携帯電話「今度また中華食いに行こうね」など、メンバー紹介では高橋氏が小山田氏の紹介で「時節柄まずいかもしれませんが...、拉致しました」の発言。
4) バンド退場、細野、高橋、DJブースへ移動、権藤氏も残る
5) 4つ打ち系のトランステクノの時間、約30分、後半「Pure Jam」のイントロからYMOミックスの様相。細野/高橋、壇上で"振り"を始める。
6) 終了。壇上から降り、「今日はどうも有り難うございました」(高橋)の挨拶。
7) アンコール要請
8) バンド登場、おもむろに「Que」、続いて「中国女」、小山田氏のギターソロなど各メンバーのソロをフィーチャー(徳武氏は2回出番/御大はソロとらず)、教授"中国女"のメロディーをリコーダーや胡弓サンプリング音で弾いたりここは楽しそう、3人で顔見合わせる瞬間も
9) 終了。全員で舞台前に出てきて手繋ぎ一礼。
【その他】
ツアーパンフレット 3,000円(2万字インタビューや御大の推薦盤など、内容はかなり良い...と思う)
03
Wild Sketch Show 追加公演/ Sketch Show (渋谷AX, 2002.12.03)
高橋「12月3日は大変お得になっておりまして...。スペシャルゲスト、 坂本龍一。」(原文まま...多分)
てな訳でありまして、スケッチショウの追加公演に行って参りました。まずは、舞台挨拶...幕間から覗いてるあいつは...で、会場は盛り上がり...。一頻り涌いた後に皆一度舞台裏へ。 照明落ちて、まずはYMO曲の生バンド演奏(権藤知彦、田中純子、徳武弘文、堀江博久、小山田圭吾)から始まり、御大二人が出てきて新曲。アルバムからの曲や、テクノデリックから「Gradated Grey」などなど至福のバンド演奏。終わりにちょっと教授が参加。
で、2+1でトランスの時間、30分強。盛り上がったのは終盤YMO曲リミックスしたとこだったりするんですけど...。で、二人が降りてきて挨拶して一度終了。 などと言いながら、さて一頻り拍手と歓声の後に、またバンド登場。教授も最初から入ってます。で、「Que」と「中国女」のアンコール。
早速手厳しい声なども出てますが、そういった"未だYMO云々"より、スケッチショウの曲の良さ(一緒に行った友人によれば「テクノデリックでユキヒロのソロ作ったような...」)と今回のバンドの面白さ(アコーデオンと金管楽器に電子音響というのはかなりのモンでした)は期待を遥かに超えてました。至福の2時間 (-テクノアワー約20分?)。今日はこれまで。気が向いたら模様スケッチなど記憶残ってるうちに描くかも。

2006年2月